喧騒の前の静かなハノイ市内に響き渡るハノイ大教会の鐘の音、否が応でも6時には目がさめる巨大なモーニングコール。
夜とは違い厳かな雰囲気のハノイ大教会、滞在日数も少ないので朝から効率良くハノイ市内観光に出かけます。
ロビーに下りると一人の若者が私たちを待っていてくれました。
彼の名前はグエン君、ハノイ市内観光のガイドを務めてくれますが彼は旅行会社の人ではなく大学に通う学生さんです。
今回ハノイフリーツアーガイドと言う団体を見つけそちらにガイドさんの派遣をお願いしました。 この団体の最大の特徴はボランティア団体で、外国語が話せる人が無料でハノイ市内を案内してくれるんです。
今回彼は約束の時間に30分遅刻して来ました(事前に連絡あり)。 彼は申し訳なさそうにバッチャン焼きの茶碗をお詫びにプレゼントしてくれ、逆にこちらが恐縮してしまいました。
彼の紹介は後ほどはさむとして、とりあえず市内観光に出発です。
ガイド代は無料ですが交通費や入場料、食事代は実費です。
タクシーに乗り込んでメーターを見ると22.0、初乗り22ドン(約0.2円)と安~~うと唸りますが前に揚げドーナツの回でベトナムの数字の表し方で下二桁は省くとご案内しましたよね?
だからこのタクシーの初乗りは2200ドン(約15円)、それでもやっすう~~(゚o゚;;
ハノイ市内観光スタートは、1070年に建立されベトナムで最も古い大学が置かれていた「文廟」。 1076年には国内初の大学・国子監が敷地内におかれ、王族・貴族の子弟や官僚が学んでいましたが、これにより学問にご利益のある場所として観光客だけでなく多くのベトナム人が訪れています。
見学は左の文廟門から。
ベトナム人は無料ですが外国人観光客は30000ドン(約180円)の入場料が必要です。 ベトナム人ガイドのグエン君は「高いよ~、30000ドンならおいしい昼ご飯が食べられる~」と一言、ベトナムの物価が何となく把握できました(^^;
まっすぐ伸びるオレンジ色の道は、バッチャン焼の煉瓦が敷かれたもの。 この道をまっすぐ行くと、2つ目の門・大中門が見えてきます。
グエン君から片言の日本語で難しい説明を受けましたが、余計に頭が混乱して消化不良。 とりあえずは雰囲気だけでも感じ取っていただければ幸いです。