おはようございます。 時刻は午前4時前、決して時差ぼけで目が覚めたわけじゃありません。
外に出ると辺りは真っ暗。
ホテル前には一台のジープが止まっていますが、これからこのジープに乗って「サンライズハイキングツアー」に出掛けます。
夜空を照らすはお月様のみ。
草木もサボテンも眠る丑三つ時、夜明け前の静寂に包まれる中ジープは軽快に走っていきます。
ヒンヤリした空気の中ホテルから車を走らせること20分、目的地の駐車場に着きました。
しかし辺り一帯は街灯が一切ないのでここがどこだかサッパリ分かりません。
「さあ、今からこの山に登って朝日を見ましょう!」と、とても午前4時台とは思えないテンションの高いガイドさんの声に背中を押されてハイキングのスタートです。
ジープのドライバーさんの先導で片道約40分の山登りですが、光はガイドさんが照らす懐中電灯だけです。
雑音が一切ない暗い山道を登る人生初のシチュエーション、行きかう人もゼロと観光気分を吹き飛ばすには十分な周囲の不気味さ・・・
だんだんと夜が明けまわりの景色もうっすらと見えてきましたが、気が付けばかなり高い所まで上がって来たようです。
足元が確認できるくらいの明るくなり山道も目視出来ますが、当たり前ながら舗装も階段も手すりもないので慎重に登っていきます。
ここでガイドさんが「ここではヘビもたまには顔を出しますし、サボテンのトゲもささったら結構痛いですよ♡」と案内、不安が恐怖に変わった瞬間でした(>_<) (セドナあるある) 簡単なトレッキングに見えますが山道はかなりハードなので運動靴は滑りやすいからトレッキングシューズがベター、それに岩を支えに上がる場面もあるので軍手があった方がいいでしょう。
何とか山の頂上まで上がって来れ妙な達成感に浸っていると、ガイドさんが「日の出がキレイに見える所に行きましょう♡」。
ここからはほぼフラットな道を歩いて、朝陽が望めるそのポイントまでトボトボ歩きます。