おしゃれなビルの名は「ペルサ115」。
この日のランチはこちらのビル4階にある中華料理「過門香」さん。
エレベーターの扉が開くとそこは店内、どこかの焼肉屋に似た造りで正面には立派なフカヒレが客人を迎えます。
店員さんに通されたのはナント個室、さすがは花の都東京だけあって洗練された(お尻がムズムズする)空間です。
テーブルセットも中華料理なのにどこかフレンチみたい・・・
ネットから予約したコース料理の始まり、乾杯はスパークリングワイン(^.^)/~~~
コースとスタートは前菜三種盛、クラゲの冷菜にネギと冬瓜の酢の物と茄子のピリ辛煮。
店員さんが「これはオラゲです」とサーブしましたが初めて聞く単語に???
お互い意思の疎通が通っていないのを気付いた別のスタッフがやって来て「これはクラゲです」と助け舟、ウエイトレスが中国人だったので発音がイマイチだったのが原因。
以前から東京を訪れたら飲食店の多くで外国の方が働いていて、今回コンビニのレジ係がターバンを巻いた方には驚き(*_*)
続いてはふかひれスープ、フカヒレの味は分かりませんが上湯ベースのスープはコクがあり美味でした。
スパークリングが二口で飲み干したのでビールにチェンジ、ビールがぬるくならないタンブラーはさすがは花の都東京。
フカヒレがチョンと乗った焼売。
中華定番のエビチリは辛さ控えめでエビもまずまずのサイズ。
そんな中でもエビの横にはしっかり高級食材のロマネスコがさり気なく添えられています。
ゴジラのたてがみかサンゴ礁みたいな少しグロイ見た目のロマネスコは、イタリアの野菜で分類上はカリフラワーのお友達です。
「ジャーーーン(またまた銅鑼の音調で)」、中華料理の王様・北京ダックのお出ましです。
食べやすい形でサーブされるので本能のごとくガブリ、パリッとしたアヒルの皮に適度の脂と甘い味噌とねぎの苦みが渾然一体に!(^^)!
食べ進むにつれてオイリーになる口の中をリフレッシュさせてくれるのがこの中国茶(この日はバラとジャスミン)、サッパリするのはもちろん、何よりバラの香りが心を落ち着かせてくれます。
普段は安い烏龍茶しか飲みませんが専門店で飲む中国茶は格別、お茶にハマる方の気持ちがよ~く分かります。
最近中華料理屋さん以外でもよく見かける油淋鶏、こちらのソースはお酢が鼻にこずほんのり甘めがパリッとした唐揚げに良く合います。
食事のしめは二種類から選べ、私は好物の野菜あんかけかた焼きそば。
最初はパリパリで餡が絡んでくると柔らかくなる食感がたまりません(^^)/
相方はごはんバージョン、少し濃い目の餡にごはんも焼そばもススム君です。
上品な味付けの杏仁豆腐でコースは終了。
品数が多く食べきれるか不安でしたが、一皿のポーションが少なめなのでお腹にも丁度いい量でした。
大阪にはあまりない如何にも東京らしい洒落たお店でのランチは終了、王将の天津飯と餃子が恋しくなった昼下がりでした。