松山空港からレンタカーを西へ走らすこと1時間、やって来たのは愛媛県喜多郡は内子町。
内子という地名をご存知でしょうか?
内子盆地の高台にあり淡い黄色と漆喰の大壁の家並みが続く、まさに時間が止まったような静かな町です。
町並駐車場から一番近い「八日市・護国 町並保存センター」、ここに内子のジオラマがあるので地理を頭に入れておきましょう(^^)/
町並み入口から本町通りに交差する地点(伊予銀行内子支店あたり)まで原則車両は通行禁止、徒歩での観光になるので町全体を把握しておきます。
町家の中では内子の伝統工芸の制作やその作品を購入することも可能、作業の邪魔にならないように見学しましょう。
鮮やかな赤の鳥居があるお地蔵さん、手水舎には先客の猫ちゃんが水をがぶ飲み中・・・
どこをとっても昭和から時間が止まっている佇まい。
こんな内子ですが宿泊施設は以外と充実、こちらは古民家を利用した「御宿 月乃家」。
旅館から民宿にペンションやグリーンツーリズムの宿など、内子には多彩な宿泊施設が整っています。
一泊二食付きの施設なら問題ありませんが、素泊まりや朝食のみのゲストの夕食は?
本町通りに行けば食事処もあるので大丈夫、写真は重要伝統地区で月の家の斜め前にあるドイツ料理「ツム・シュバルツェン・カイラー」。
江戸時代からの街並みにドイツ人シェフが腕を振るう本格的なドイツ料理、このアンバランスは都会では体験できません。
通りの中ほどにあるのが重要文化財「本芳我家住宅(ほんはがけじゅうたく)」、木蠟生産で財を成した豪商のお屋敷です。
住宅内は非公開ですが、外観と庭園は見学可能。
住宅の外観を見ると漆喰を使った鏝絵に鬼瓦など手の込んだ意匠がたくさん、木蠟でさぞ儲け倒したんでしょうね(^_^;)
民家の軒先に吊るして乾燥中のトウモロコシ(田舎ではとうきびと呼んでました)、子供のころ田舎でおばあちゃんに焼いて食べさせてもらった思い出が蘇ります。
街歩きはさらに続きます。