町の旅行屋さんの渋~い看板、時が止まったようですが営業中かな?
大正5年に商家の旦那衆が建てた劇場で、一時老朽化による取り壊しの危機を乗り越え2016年2月に創建100周年を迎えました。
諸事情により私は不在のため、親戚のカメラでご覧ください(._.)
舞台から吹き出て客席を貫通した通路、観客と役者が最接近できるいわゆる「花道」。
舞台中央を円形にくり抜き回転させる「回り舞台」、芝居を彩る内子座の顔です。
一階はお値段お高めの桟敷席で現代版アリーナ、二階のリーズナボーな大向(おおむこう)は常連さんや通が陣取る席だそうです。
「奈落入口」の看板、奈落ってもしや(・.・;)
あまり良いイメージがありませんが、舞台や花道の床下の総称です。
奈落では人力で舞台を回す仕掛けが見れます。
木蠟や生糸で栄えていた時代に芸能を愛してやまない町の旦那衆や庶民の熱意で作られた内子座、現在は大物歌舞伎役者や落語家の公演もある芸能の聖地になっています。
白壁の街並みと内子座、江戸・明治時代にタイムスリップできる町、それが内子町です(*^^*)