機体は石垣島に向けて降下を開始、雲の切れ間から見えるはサンゴの石垣と赤瓦の家に白砂の道と沖縄の原風景が残る「竹富島」。
牛車に引かれて咲き乱れるハイビスカスを眺めながら聞く「安里屋ユンタ」、その心地よい響きの唄は今でも耳に残っています。
お日様の加減か那覇より濃い石垣島のエメラルドグリーンの海。
眼下には八重山諸島の船が発着する石垣港離島ターミナルに、人口約5万人石垣島の市街地が視界に入って来ました。
着陸寸前市街地からうっそうとした緑があふれる景色に。
那覇から50分、東シナ海がすぐそこまで迫る南ぬ(ぱいぬ)島石垣空港に到着。
島内の移動はレンタカーで今回の相棒はインプレッサ、一日借りて4200円とはお値打ち(^.^)
どこか亜熱帯の空気を感じる中、ヤシの木やさとうきび畑に南国ムードを感じながらのドライブ。
時計の針は14時、今から遅めのランチにお邪魔したのは真栄里地区にある「石垣島料理 丸八」さん。
実はこちらのお店は60有余年の老舗でしたが惜しまれつつ2006年に閉店、9年間のブランクを経て2015年に復活した島内きっての人気店です。
清潔感あふれるウッディーな店内はテーブル席のみ、卓上には石垣島の塩やコーレーグースなど沖縄独特の調味料がスタンバイ。
せっかく石垣島に来たなら「八重山そば」でしょう(^^♪
沖縄そばとの区別がつきにくいですが八重山そばは細めのストレート麺、のど越しがよくスルスル入っていきます。
具材に特徴があり沖縄そばはソーキや三枚肉がド~ンとのっかってますが、八重山そばの豚肉は細くカットされているので麺との絡みやすくなってます。
沖縄・八重山そばの命であるスープはコクのある豚骨ベースですが、後味はサッパリでコシのある麺と相性も抜群(^-^)
終盤にコーレーグースを投入して味に変化を、ピリッと爽やかな辛さが口の中をリセットしてそば本来の味が蘇ってきます。
沖縄に来る理由の半分はこの沖縄そばを食べること。
ゆったり流れる島時間に合わせてゆっくりそばを味わう、心も胃袋もすっかり穏やかになった石垣島の昼下がりでした( ◠‿◠ )