大阪・十三 焼肉の請来軒 ブログ


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 和をもって輪となす

  2017年12月21日 (木)

お刺身は鰆にボタンエビ、それと今が旬のカワハギ。

鰆は直前藁で炙り香ばしさをプラス、それと鰆の繊細な脂が得も言われぬ美味しさ。

ボタンエビの身は相方に譲って私は濃厚なカシラの味噌をチューチュー。

これでもかと肝を贅沢にぶち込んだ肝ポン酢、淡白なカワハギの身にたっぷりまぶしたら身と肝の旨味ダブルパンチに速攻ノックアウト(^^;

ここで日本酒は静岡の初亀にスイッチ、研ぎ澄まされた米の旨味がお刺身の旨味を押し上げます。

「明日の方が美味しいんですけど・・・」と供されたヤリイカのお刺身、丁寧な包丁が入り身はネットリで甘みも感じます。

待ちに待った京甲屋さん名物「八寸」の登場、毎回これが楽しみで京甲屋さんに来てるようなもの(^^;

この八寸だけは丁寧にご案内します。

大ぶりの牡蠣フライは生臭さが一切なく、表現が悪いですが鶏南蛮みたいにジューシーな身が口の中に広がります。

銀杏にはからすみをまぶし大根はもろみを付けて頂きますが、素朴ですが左党にはたまらない(質の悪い)一品。

続いては小海老の唐揚げにブリの西京焼き。

サクッとした小海老の食感もさることながら、ブリの脂にはビックリ(◎_◎;)

西京焼きなので味噌を感じるのが普通ですが、強烈な脂を抑え込むので必死なぐらい脂ののったブリは絶品(^^♪

その脂をサラリと流すのは壬生菜のクルミ和えにナマコのみぞれ和え、牛肉同様脂身と赤身を交互に食べるとお互いの良さが引き立ちます。

穴子のお寿司に人参のカステラ、京甲屋さんの八寸の中にはその何倍もの旨味と驚きが凝縮しています。

とどめは今が旬のカニ、先付け同様ポン酢ジュレならカニの身をほぐせず余すところなく旨味を引き立てます。

それ以上に蟹のクオリティが凄すぎました・・・

大将がとっておきにとサーブされた「星自慢」、初めて飲みましたがしぼりたて特有の酸味もなく原酒の濃さもなくただただ米の旨味だけが主張。

年末にして今年出会ったなかで最も印象に残ったファイン日本酒でした(^^)v

お刺身で供されたボタンエビの頭を唐揚げ、キラーパスの連続に大将にすべてをお任せしたら肝臓がいくらあっても足りません(T_T)/~~~

しめはこのわた(ナマコの内臓の塩辛)の細巻、これはそんじょそこらのお寿司屋さんではあり得ない食べ方。

これまたシャリとこのわたのバランスが絶妙、大将の計算された世界に黙って身を委ねましょう(^^)v

美味しい物を食べると人は皆幸せになる、そんな飲食店の使命を実直に表す京甲屋さんのお料理。

素晴らしい料理の数々にやる気をチャージ、30日まで京甲屋さんに負けないお肉をお客様にご提供させて頂きます。

大将に女将さん、今年も本当にお世話になりました

【またまた追伸】

年内のご予約をたくさん頂戴していますが、どの日も20時以降なら当日でも余裕がございます。

20時以降なら時間制限なしにお肉をお楽しみいただけますので、お時間繰り合わせの上ご来店頂ければ幸いです。


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