今からランチに向かいますが一般的なツアーではビニャーレス渓谷を眺められる高台のレストランが定番、しかし今回のタビナカさんは一般家庭での食事と他社と差別化。
タバコ農園から10分、車は街中にあるごく普通の一軒家で停車。
玄関にはお世話になるホストファミリーがお出迎え。
緑に囲まれた中庭にあるテーブルが食事場所、一般家庭と言いましたがこちらはCASA(民宿)をされているご家庭です。
フルーツが実る緑の木々に覆われ、鳥の鳴き声だけの静寂にロングドライブの疲れも癒されます。
乾杯は自家製モヒートと、ラム酒をパイナップルジュースとココナッツミルクでシェイクした「ピニャコラーダ」。
十人十色ではないですが行く先々で味が違うモヒート、甘めのピニャコラーダが火照った体を鎮めてくれます。
付きだしは「マランガ」と呼ばれるポテトチップス、塩をかけず芋そのままの味を楽しみます。
キューバ人のソウルフォード「フリホーレス」、豆のスープはそのまま飲むのではなく・・・
正式な食べ方はカレーライスのようにご飯の上にかけて食べるスタイル、水分少な目のお米との相性も良く手が止まらなくなる美味しさです。
脇役は無農薬野菜にカッサベユカ(芋の一種)から作られるデュカ、キューバにはドレッシングがないのでお塩かビネガーを付けていただきます。
メインは初日の夕食と二日目の昼食に出てきた、キューバの鉄板メニューである牛肉のトマト煮。
安定の味ですが三食続くとさすがに食傷気味(*_*;
そんな雰囲気を吹っ飛ばしたのがこの蟹の炒め物「カングレホ」、早めの総括ですがキューバで食べた料理の中でこれがダントツに美味しかったです(≧◇≦)
日本では例えるものがない味で、タイ料理のプーパッポンカリーのスパイシー版ですが余計にイメージが湧かないでしょう(・_・;)
キューバ料理にしては珍しくスパイシーでカニ味噌のコクに唐辛子の辛味がカニの旨味を引き立てて、ビールにもご飯にも合うこれを食べるためだけにここに来たいと思わせる絶品(^^)/
大・大・大満足の食事とお酒でいい気分、出発までのひと時中庭でお昼寝。
ランチはガイドさんとドライバーさんも同席、キューバ人の日常を教えて貰ったりおススメのレストランを聞いたり有意義な時間でした。
砂糖をこれでもかと入れるキューバ人が日本人の平均の量を入れる私を見て、「調子が悪いのか?」と尋ねる二人。
こっちこそオタクらの体が気になるわ!と突っ込みたくなる文化の違い、コーヒーの飲み方一つとっても世界って広いですね(;_:)
アットホームな雰囲気ながら本格的な料理をご馳走になったホストファミリーに感謝、レストランでは味わえないキューバ人家庭での食事は貴重な体験でした(^^)/