キューバ最後のディナーはカテドラル広場すぐの所にあるレストラン「LA Moneda Cubana」。
このレストランはビニャーレス日帰りツアーでお世話になったガイドさんのおススメで、予約も彼がちゃんとしてくれました(^^)/
何かの賞でも取ったのかトロフィーらしきものが並ぶレセプション、ハバナのレストランは急こう配の階段が多く上がるのも一苦労。
屋上に上がるとテラス席では多くの人が楽しくお食事中、ここはかなりの人気店らしく予約必須だそうです。
案内されたテーブルは運河や前日に訪れたモロ要塞がもろに見えるナイスシート、最高のシチュエーションでキューバ最後のディナーが始まります。
こちらの英語表記メニューはセットメニューが中心、大まかにメインが牛肉・豚肉・鶏肉・魚から選べパンとスープが付いてきます。
残りの人生いつ飲めるか分からないので乾杯はキューバを代表するクリスタルビアー、軽い喉越しに南国を感じます。
キューバのレストランはスタッフよりも猫の方が早く注文を取りに来ます(^^;
スープは魚介の旨味がギュ~っと詰まった絶品、キューバは美味しい物がないという都市伝説はウソですよ(^.^)
パンはフォカッチャにグリッシーと本格的なイタリアン、メインの料理に期待も膨らみます(^^)/
キューバに来て食べてなかった久しぶりに鶏肉のグリル。
豚肉以外はその大部分を輸入に頼るキューバで鶏肉は贅沢品、弾力のある鶏肉はどこか懐かしいお味。
食事の最中いきなり轟いた号砲、毎夜9時に一発だけ発砲されるカバーニャ要塞大砲の儀式も体験できラッキー!(^^)!
ボリューム感もビジュアルも目を引くメキシコ湾のシーフードグリル、海の幸豊かなこれこそキューバの旨味が詰まった珠玉のお皿です。
そんなシーフードオールスターの中でも圧倒的な存在感を放つのがランゴスタ(ロブスター)、日本ではお財布の心配が必要なロブスターを塊りごと食らいつくブルジョア喰い。
キューバ最後の食事に相応しい夢のプレート、ここに来たら黙ってシーフードグリルをオーダーしましょう(^^)/
チェックを待っているとキューバ名物スコールの雨粒がテラス席を直撃、スタッフは慌てず慣れた手つきでシートを広げていきます。
しかしお客は忘れて作業を進めるスタッフ、微調整はお客さんがやるみたいです(+_+)
ロケーションも雰囲気もですが何より絶品のシーフードが味わえる「LA Moneda Cubana」、ランチではクラシックな街並みと運河そしてディナーではきれいな夜景を見ながら素敵な時間を過ごせるファインダイニングです。
夜遅くでも安心して歩けるハバナ旧市街、街角からは軽快なリズムと踊りを楽しむ人達の熱気を感じます。
いつもいっぱいで店内には入りませんでしたが、フロリディータにあるヘミングウェイの像。
カリブ海の宝石と呼ばれるキューバの幻想的な街並みの夜景、キューバ人のエネルギーと対照的クラシックな建物のギャップが魅力的です。
もう二度と見れないかもしれないハバナの夜景、お互い会話はしなくてもその良さが十分に伝わった最後の夜でした。