家屋の表札みたいな板に書かれた電話番号、その昔電話が普及してない時代近所の方が電話を借りに来ていたそうです。
こちらも立派な蔵ですが注目は屋根で瓦には家紋ならぬ名前が彫られ、特徴のある波を打ったようなデザインの瓦は大火に見舞われたので火の用心の意味が込められているそうです。
川越が舞台になったNHK朝の連続テレビ小説『つばさ』でこの「陶鋪やまわ」の外観がヒロイン玉木つばさの実家という設定で和菓子屋「甘玉堂」となっていました。
蔵通りから一本裏道に入りますが白い建物が昔の川越百貨店社員寮で、京都の町家と同じ間口が狭く奥に長い川越の蔵では運搬車用にレールが敷地内に敷かれていました。
遠くに見えるは川越のランドマーク「時の鐘」。
あまりの暑さに涼を求める行動は動物も人間もいっしょ・・・
わずか20分でも効率よく回る人力車、時の鐘をバックにした一枚は良い記念に(^^)/
夢見心地の時間もあっと言う間に終了、降車場所も指定できこの「小江戸横丁」が終点。
真夏に限らず川越を見学するなら楽ちんでガイド付きの人力車、これに乗れば旅の思い出も倍増するので強くお勧めします(^_-)
川越名物と言えばさつま芋、ここ芋太郎さんはそのさつま芋をおにぎりの形に成形して焼く人気のお店です。
焼きたてなので外はカリッとして中身はホクホク、これ一個でけっこうお腹にたまるおやつには最適です。
札の辻交差点を左折するとそこはかおり風景100選に選ばれた「菓子屋横丁」、小さな通りには和菓子屋さんが密集し中には懐かしい飴細工のお店もあるノスタルジックなエリアです。
一本50円の焼き団子は素朴なお味、混雑している飲食店が多い川越ではいろんなフードを食べ歩きするのも一興です。
約400年前時の城主・酒井忠勝によって建てられたという「時の鐘」、現在の鐘楼は四代目で奈良の大仏さんとほぼ同じ高さだそうです。
江戸時代に時を告げていた鐘は現在も日に四回鳴り響き、その音色は「残したい日本の音風景百選」に選ばれています。
鐘楼はそれなりの趣きがありますが、やはり鐘の音を聞かなければ有難みも半減です(._.)
時の鐘より目を引いたのが蔵造りの町並に合わせた外観のスタバ、美しい庭を眺めながらの一杯はさぞかし美味しいでしょうが人口密度は川越一(・_・;)
漬物も名産の川越でイチオシは地元の野菜「しゃくし菜」、乳酸菌で漬けられほんのり酸味が効いたしゃくし菜はごはんにピッタシ。
ただ持ち歩き時間に制限があるため、手土産に出来ず残念(T_T)
狭山茶コーラなるインパクト大の飲料、とある地元の方は・・・とおっしゃってました(;_;
炎天下の中オアシスのように見えたソフトクリーム、さつま芋ソフトは甘みが強いですが早く食べないと日差しに持って行かれます(/_;)
地元グルメに人力車と蔵造りと埼玉県下随一の観光地「川越」は楽しくそして美しい町、なんとこの川越からわざわざ請来軒に来られるおなじみ様もいらっしゃらるので有難い限りです<(_ _)>
春夏秋冬季節を問わず楽しめる小江戸・川越、また訪れる機会があれば時の鐘の音色を楽しんでみたいです(^^)/