モンゴル初めてのディナーはこちらの「モダンノマズ」さん、ホテルから歩いて5分もかからない至近距離にあるレストランです。
モンゴル料理を欧米人の口にも合い、かつモンゴル人にも美味しいと言われるようにアレンジしたレストラン。
ちなみにここを運営するグループはいくつものブランドを擁する、モンゴルでは一番のレストランチェーンです。
一階・中二階・二階と三つのフロアに分かれた店内、予約なしでお邪魔したら辛うじて一卓テーブルに空きがあり滑り込みセーフ(^^ゞ
こちらモダンノマズさんのメニューはモンゴル語と英語の併記、しかし写真付きなので旅行者には安心して注文できます。
またその料理には何の肉を使っているかがマークで示されていて、おもてなしあふれる親切なメニューです。
またメニューの名前がユニークで「馬飼い男の魂」とか「草原スープ」や「貴婦人ステーキ」などと、欧米人が食いつきそうなネーミングでつかみはOK(^^)/
大人数でシェアする破壊力抜群のメニューもあります。
モンゴルビールでカンパ~い(^^♪
今朝方到着で短い仮眠のあとウランバートル市内観光で疲れた体に流れる生ビール、ホテルは目と鼻の先なので今宵はシッカリ飲ませていただきます✌
ほら、ここでも羊の骨のゲーム「シャガイ」があるでしょ。
付きだしはこれまたモンゴルのレストランでは定番の揚げパン「ボールツォグ」、しかしここのは冷めていてウルムもかかっていないのが残念。
最初に運ばれてきたのがモンゴルの代表的な料理の良いとこどりセット、一度にたくさんの種類が食べれる請来軒の「おまかせ6種盛」をまねた初心者にピッタリのメニュー。
まずはモンゴル料理の定番「ホーショル」、は小麦粉を練って作った皮に挽肉と野菜を大判位の大きさに包み油で揚げた料理で別名「揚げ餃子」です。
続いてはモンゴル料理の代表的なボーズ、は羊・牛・馬・ラクダ・やぎの肉が材料で、小麦粉を練って作った挽肉と野菜をシウマイ位の大きさに包みセイロで蒸した料理で別名「蒸し饅頭」です。
モンゴル料理ツートップのホーシュルとポーズは材料は同じで形状と調理方法が異なります。
肉はもちのろん羊ですが臭みは一切なく意外に過度なスパイシー感もナシ、モンゴル料理はシンプルな味付けと調理法で素材ありのままの味を生かしています。
ホーシュルとポーズの具材は肉だけではなく野菜の餡も、甘みが強く隠し味のセロリが全体の味を調えています。
野菜と肉ミックスのホーシュルとポーズ、野性味と畑の味のコラボは立派な料理です。
沖縄のにんじんしりしりみたいなやつは凡庸、おそらく箸休め的な惣菜でしょう。
次は黒ビールにスイッチですがクラフトビールほど癖がなく香りも十分、モンゴルは隠れたビール天国です(^.^)
メインの「ホルホグ」は羊1頭を丸ごと解体し野菜を一緒に焼いた石と共に牛乳缶に詰め、蓋を閉めた後外から強火で焼き蒸し煮しするモンゴルで一番のおもてなし料理です。
ここはレストランなので調理法はスマート、外国人観光客用で羊の正肉は入ってますが内臓は入っていません。
見た目ほど柔らかくはありませんが、一緒に煮た野菜の味もちゃんと染み込んでいます。
テーブルにはソイソース(ヤマサの醤油)が置いてありますが、基本モンゴル料理に醤油は合わないと思います(._.)
やっぱりモンゴルの羊は味が野性的で重みの中に旨味が濃縮、青臭くないモンゴルネギとの相性も抜群(^^♪
野菜を多用したモンゴル料理ですが、その野菜もメインに負けないくらいの濃厚さ。
生ビールに謎の液体を飲んでご満悦の相方、ホテルは目と鼻の先なので今晩はたくさん飲んでも大丈夫だよ(^.^)/~~~
一品の量が多いのであえなく二品で満腹となりましたがソースもなくただ素材を楽しむ、ランチもそうでしたが日本人の味覚にとても合うのがモンゴル料理です(^^♪
レストランから千鳥足で3分ホテルの向かいにあるスーパー「ORGIL CENTER」、中は日本のスーパーと同じなんですが・・・
ソフトクリームはそのままでてんぺんにシールが貼ってあるだけ、カップアイスは初めからスプーンがささっています。
スイーツやビールはこちらで調達できますが、ビールはぬるいのでくれぐれもご注意を。
テレビの日本語番組「WAKUWAKU JAPAN」で放映されているキムタク主演のドラマ、懐かしいドラマが毎日流れています。
ライトアップされた政府宮殿とスフバートル広場の夜景、ほぼ一日中動いたのでもうおねむです。
明日は早くも最終日、モンゴルらしい場所への日帰りツアーが待っています。