命からがら亀石から涙の帰還、平坦な道がこんなに有難いと思ったのは生まれて初めて(´;ω;`)ウゥゥ
「お腹空きましたか? ランチにしましょうか」とガイドさんのサジェスチョン、時計の針は15時を楽勝で過ぎています・・・
過酷なアトラクションと恐怖で空腹を忘れていましたが、ここで何か食べなければこのテレルジで力尽きます。
案内されたのは亀石の目と鼻の先なのにあるレストラン、ゲルの中での食事とやっと普通のモンゴル旅行に戻ります(>_<)
それにしてもモンゴルのレストランは良心的、ここでもメニューは英語表記に写真付きと亀石登頂で性根尽き果てた旅人を優しく迎えてくれます(^.^)/~~~
私がオーダーしたのは羊肉と野菜のスープ、ノゴートイ・ショル(ногоотой шөл)。
スープに浮かんでるワンタンの具材は泣く子も黙る羊、やはりこちらも臭みがなく肉の味を最大限に引き出した調理法。
それよりこのスープが旨いのなんの(◎_◎;)
羊肉のワンタンと野菜しか入っていないのに和食の出汁に負けない深い旨味、亀石で味覚も狂ったんかと言われそうですがモンゴル料理でこのスープが断然一番(*^^)v
飲むほどに旨味が広がり薄味ながら味の輪郭はどっしり、このスープなら麺やごはんを入れても間違いなく合います!(^^)!
このお店からは亀石がモアイ像のように見えるロケーションが人気らしいですが、忌まわしい記憶が蘇るので窓を背にしての食事です(ノД`)・゜・。
これは相方が旅行前から楽しみにしていたゴリヤシ(горияаси)、肉煮込みのワンプレート・ランチでモンゴルでは庶民の大人気メニューです。
お肉は言わずもがな羊肉で味付けはほんのり醤油味、スパイスも感じずほぼダイレクトには羊の旨味が伝わります。
モンゴル料理は素材を大切にした調理法が多く、過度な味付けをしないので日本人の口に合います。
美味しそうなごはんも実はべちゃべちゃ、一筋縄ではいかぬ亀石エリア(・_・;)
喉がカラカラでビールをと思い相方を偵察部隊として冷蔵庫に派遣、案の定ぬるくてテレルジで一杯は断念(/_;)
素朴な景色を楽しむはずがサスケばりの難所に挑んだテレルジ、振り返ってみると全てのトライが終わった後のランチにガイドさんの心配りが(^.^)
てな訳もなくなくただひたすら苦難に耐え忍んだテレルジ、訪れる際はヘルメット・軍手・トレッキングシューズ、それに優しいガイドさんをお忘れなく(^_-)-☆