大阪・十三 焼肉の請来軒 ブログ


大阪・十三 焼肉の請来軒のブログです。

みなさまのご来店、楽しみにお待ちしております。

ご予約・お取り置きはブログでの受付はできませんので、あらかじめご了承ください。

ホテルチェックアウト後は、名残惜しい台湾最後の食事に向かいます。

案内されたのが私のリクエストのお店「萬有全(南京店)」さん、涮羊肉の店で涮羊肉とは鍋料理のことで中国は東北とモンゴルの少数民族が生活する地区から始まり古くは「涮鍋」と呼ばれたそうです。

場所は大通りから一本入ってまだ曲がる複雑な立地、目印が少なくツーリストなら迷う事間違いなしのお店です。

お昼時間の入店ですがさすがに昼から鍋するめでたい人間は少なく、ゆっくりとした空間で自慢の鍋を頂きます(*^^*)

テーブルにセッティングされているのスープは鶏がらのほか12種類の野菜と4種類の果物が入り出来上がったスープはすっきりした澄んだ色、鍋にはそのスープのほかに酸白菜(酸味の強い白菜の漬物)と酸菜にトマトがあらかじめ鍋に入っています。

その中に入れる具材はお肉・魚貝・野菜・練り物から選べ、写真付きなのでオーダーも簡単です。

注文も終わり後は具材の登場を待つだけと思いきや、ここは具材を付けるタレを自分でブレンドしなくてはいけません(・_・;)

スタッフにアドバイスを受けながら選ぶのは芝麻醤(ごまペースト)・醤油・「鮮蝦油」(えび風味の油)、「韭菜花醤」(海塩で一年以上漬け込んだニラのペースト)・ラー油・にんにくペースト・ナンプラー・酢・ケチャップ・砂糖・ごま油・香菜・刻みねぎ・とうがらし。

もう一つ「沙茶醤」がありますがこれは入れない方が良いとのアドバイス、何でも濃厚で素材の味を消すらしいですがじゃあ何で置いてるのかが気になりました(・・?

具材が次々と運ばれてきますがスタッフが速攻で鍋にダイブ、辛うじてお肉だけが原形のままです。

お肉は数種類ありますが友人曰く「普通の豚肉が一番美味しい」とのこと、野菜も鍋に合いますが台湾の練り物は食感も味も良いので注文はマストです。

芝麻醤(ごまペースト)ベースのこのタレはやはりゴマの香りがきつく食材の風味を邪魔するのでイマイチ、他に醤油や薬味を足しましたがどうしてもゴマが口に残ってしまいます。

美味しかったのは醤油をベースにお酢と砂糖に唐辛子を入れた特製タレ、素材の味を損なわずその甘みも引き立てる自画自賛のブレンド(^^)v

特におすすめがこの魚の団子、餃子の皮に魚のすり身を入れたものでヌルヌルの食感と魚の旨味が凝縮した餡が絶妙(^^)/

数あるサイドメニューの中でローカル一押しがこの「牛肉焼餅」、サクサクのパイ生地の中には気持ち甘めの醤油味の焼肉。

サクッとした食感と甘旨い牛肉のコラボに温かいうちに頬張ると口の中に幸せが充満、鍋も美味しかったですが酒飲みの方は絶対オーダーすべし<`ヘ´>

でも鍋の具材で一番美味しかった酸白菜は日本の白菜の古漬けとは違い、酸味の中にも熟成したコクを感じるんです。

それを醬油ベースのタレに付け食べた日にゃ脳天を突き抜ける旨さ、これはすぐ食べずに置いておくとスープ自体にも旨味がにじみ出る影の主役です。

鍋の〆は台湾でも麺、ローカルが必ず注文する自家製手打ち麺。

トマトや酸白菜に投入した具材から出た旨味たっぷりのスープに細麺、のど越しが良くパスタみたいに麺が丸いのでスルスル入っていきます。

こちらでは鍋を食べるとデザートがもれなく付いていてプリント薬草ゼリーをチョイス、台湾人はこの二つが大好きみたいです(^^;)

とどめはこのアイスでまるでジェラート屋さんかと見間違うようなケースの中からアイスをチョイス、でも真冬に熱い鍋を食べてこれを食べたら確実にOPPです(>_<)

とどめのとどめがこの巨大なマンゴージュースは夏場にたくさんマンゴーを蓄えておき皮をむいて冷凍保存、注文がある都度作るのでシーズンオフでもマンゴージュースが楽しめるそうですがその量は優に2ℓはあるでしょう(・_・;)

鍋以上のデザート攻撃に相方も降参、爽やかで後を引く甘さのマンゴージュースも頼みたい逸品です。

これにて全日程(グルメの)終了、昨日から常に食べている状態でしたが不思議といくらでもお腹に入りました。

やはり中華料理は二人より大人数で行くといろんな種類が食べられ、会話を楽しみながら知らぬ間に胃袋へ流れていくんですね(^_-)-☆

大満足の一泊7食でした。


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