今からHISさんの「済州島半日観光」ツアーに出発、参加者は我々だけなので幸運にもプライベートツアーと相成りました(*^^)v
ホテルから10分空港を横目に車は旧済州エリアに、新たに作られたソウルみたいな街並みの新済州エリアと違い昔ながらの町並みが残るエリアが旧済州です。
このエリアには地元住民や観光客に人気の「東門市場」があります。
車はさらに細い住宅道路を海沿いに下って行きます。
駐車場から観光地に向かう途中に見つけた石像、これはトルハルバンと言って済州島の方言で「石製の爺さん」の意味で済州島のそこかしこで見かけます。
大きい目・鼻・唇は閉じた顔で韓国伝統の帽子をかぶり両手を腹部で合わせるのが共通の特徴で、トルハルバンは済州島の象徴で街の入口などに立てられ守り神的な存在です。
本日一発目の観光地がここ「龍頭岩」、200万年程前に噴出して固まった溶岩塊が龍の頭に見えることからこの名前がついたそうで大きさは高さは10メートル長さは30メートルです。
上から見たらなんのこっちゃなので、ハッキリ見える海岸線まで降りていきます。
下から見ると確かに岩が龍の頭のように、これなら誰もが納得のクオリティー(^^;)
「龍を飲み込む相方」、何かしないと気がすまない朝からお〇カ全開の相方(T_T)
道中水先案内人となってくれたこの真っ白な猫ちゃん、おまけに最後はポーズまで決めてくれました(^^;)
展望台と海岸線を結ぶ階段にイス、韓流ドラマに出てきそうなシチュエーションです。
展望台右側には旧済州のホテルや街並みが一望。
駐車場から展望台に向かう道の両側には海鮮や名物の済州オレンジの露店がありますが、ここは石を売っていて写真の石がW50000(5000円)良かったらお土産にどうぞ(・・?
竜頭岩の観光を終え移動途中に出くわせた民族衣装の軍団、ガイドさんも「今日はお祭りなんです」と教えてくれましたが・・・
お祭りムードは一瞬でハングルが分からなくてもシュプレヒコールに聞こえる軍団、横断幕を見て「これは四・三事件【よんさんじけん】を風化させるなのデモです」と説明。
1948年4月に済州で起こった民衆の武装蜂起からその武力鎮圧にいたる一連の事件で、軍と警察や右翼団体による島民の大虐殺へと発展し3万人を超える島民が犠牲となったそうです。
でも本当は「政治家よ、もっと仕事をしろ」的な意味合いが強いデモだそうです。
新済州エリアでは見掛けなかった石垣に守られる旧済州、車で10分の距離なのにまるで別世界。
そんな旧済州では異質なオブジェ、次は済州島のお勉強をします。