高知滞在最後のイベントは高知城から至近距離の場所、道中にある「5年でつぶれる店」なる怪しげなお店。
ぼうしパン(甘いカステラ生地のご当地パン)からフォアグラまでの謳い文句、店員さんが準備をしていたのでまだ潰れてないみたい(・_・;)
ベタですが最後の観光地?は酔っぱらいの殿堂「ひろめ市場」、飲食店が40店にお土産屋さんが20店入る巨大な屋台村。
私の大好きなキリンビールと高知県はどうやら深いつながりがあるみたいですが、「たっすいがは、いかん。」ってどういう意味なんですかね(・・?
薄暗い店内には店舗がひしめき合いビールやスモークの匂いも漂い、どこか東南アジアの市場に迷い込んだような雑踏を感じます。
お酒からはじまりお菓子や生鮮食品に調味料から雑貨まで高知に関する商品の品ぞろえは圧倒的、一度でお土産が揃うので便利です(^^)/
お魚系の居酒屋が多い中鉄板料理に中華料理、インド料理にはたまたバーまで個性的なお店が密集しています。
お店に入って飲食も出来ますが、色んな物を食べたけりゃ各店舗でアテを購入しテイクアウト。
場内に数多くあるテーブルで買ったものを持ち寄って宴会をします。
お邪魔したのが16時と中途半端な時間帯なので人もまばら、しかし夜になると全テーブルが人で埋まり乾杯と喧騒が支配するカオス状態になるそうです(*_*;
どうやらテーブル席は予約が可能みたいですよ。
高知最後の乾杯(^^♪
場内のビールは500円均一、ビールの他に日本酒や焼酎にカクテルとひろめ市場にないアルコールはありません(◎_◎;)
まずは地元で大人気「ひろめで安兵衛」さんの屋台餃子、焼き上がりまで時間がかかるので店員さんにテーブルの場所を伝えれば持ってきてくれます。
王将とは真逆の薄い皮はパリパリに焼き上がり、野菜の甘みが強い手作りの美味しい餃子です(^^)
昨晩食べて美味しかった高知名物ウツボ、今回はタタキを注文しましたが・・・
その身はかなりクセが強くニンニクの助けを借りても完食ならず、ウツボのたたきは好みが分かれるお味です。
高知と言えば鯨、人生でも数回しか食べた事がない鯨のタタキを注文。
かなりたたかれ身はコンビーフ状態ですが、それでも野性的な香りに肉々しい味もシッカリ主張しています。
そんな魚に合わせるのは土佐の日本酒「亀泉」、豪快な県民性とは違い高知の日本酒は繊細で奥ゆかしい味わい(^.^)
貝好きな私の目に留まった珍しいこの貝は「チャンバラ貝(正式名マガキ貝)」、チョイ硬めの食感にお味はうっすらサザエっぽい風味で日本酒のアテにもってこい(^^;)
高知のメジャーなグルメを一通り食べれる「ひろめ市場」、気軽に楽しくそしてお安く飲むなら迷わず直行せよ(^_-)-☆
名残惜しい土佐の旅、ここで惜別の二連発(+_+)
もう一発、とどめははりまや橋(=_=)
1泊2日高知の旅も無事終了、また約4時間かけて大阪に戻ります。
長旅のお供はぼうしパンに満天の星。
カステラ生地に覆われたぼうし型のパンは、中のクリームは甘すぎず軽いのでパクっといけます。
津野町でとれるほうじ茶のほろ苦さにこしあんと生クリームの甘さが絶妙なバランスの「満天の星」、愛媛の「霧の森大福」のほうじ茶版でお土産に喜ばれるでしょう(#^^#)
肝臓のお供は馬路村のゆずを贅沢に搾った「馬路村ゆずチューハイ」、のど越し良く爽やかな酸味が干物のアテに良く合います(*^^)v
「南国土佐を後にして~♪」とメロディーが頭に流れる中、列車は夕暮れの高知から離れて行きます。
約25年ぶりでしたが大自然に歴史と見所がたくさんあった高知県、それに郷土色の濃いお酒やグルメも印象に残りました。
足摺岬・四万十川・室戸岬とまだまだたくさんの魅力があるので、次回はもうちょっと時間をかけて足を延ばしてみますか(^_-)-☆