プティポーさんのサラダはお店のシグニチャー料理で、この日先ずはチキンとポテサラ。
マヨネーズ控えめのポテサラはジャガイモの香りと旨味がダイレクトに伝わる一品。
シマアジのカルパッチョにスペイン産のハモンセラーノ、どちらとも素材の良さが際立ちます。
そこらへんの洋風居酒屋やなんちゃってバルと違い、鴨肉の燻製なる手の込んだ料理も存在感を発揮しています。
ここでは始めにサラダをオーダーしてから、その日のアラカルトメニューを決めるのが一番です(^^)v
憎いことにチーズもひっそり、このサラダでビールは早々と終了。
プティポーさんのワインラインナップは充実、おまけにシェフはソムリエなのでリクエストすればそれにあったワインをセレクトして下さいます。
おまけにリーズナボーな価格帯、安心してワインが楽しめる環境です(^.^)
メイン前にオーダーしたホタテのグラタン、パンチはないですがクリームのチーズもホタテも食べ進むうちに味がじんわり広がっていきます。
最近お気に入りのお店はどのお店の派手さはないですが素材に注力、それを引き立てる技こそお金を出しても食べにくる価値のあるお料理です(^^♪
ソースをバケットですくって食べるのがビストロやイタリアンの醍醐味、旨味の凝縮したソースがのっかったバケットはたまりません(*´ω`)
ワインはグラス売りもあるので、好みを伝えシェフに任せるのが一番。
羊が食べたいとシェフにリクエスト、供されたのがご覧の一品。
旨味と肉汁を上手く閉じ込めた焼き方、これなら羊の香りも逃さず食感も柔らかく完璧な火の入れ方です(^^)/
ソースはありませんが羊肉を引き立てるのがシェフ特製スパイス、これもパンチはないですが複雑な香りが相まってお肉を一段と昇華させています。
週何回かのプティポーさんのランチは知る人ぞ知る大人気のスパイスカレー、その時は「イデマツ」さんと屋号を変えて営業されています。
生まれて初めて食べた羊のリードボーは一般的に仔牛の胸腺(きょうせん)で仔牛にしかない部位で、味はタラの白子に近くまったりとした食感も楽しい珍味?です。
シメはパスタもありますがリゾットをチョイス、相方が苦手なブルーチーズ抜きとシェフは細かいリクエストに快く応えて下さいます。
チーズのコクと生クリームのミルキーさが相まり、またスパイスが全体の味を一つにまとめています。
骨まで愛してディナーは終了❤❤❤
ビストロのカジュアルな雰囲気とは裏腹にシェフが創り出す料理はまさに本格派、テーブルマナーを気にせず美味しい料理とワインを楽しむ。
天満の路地裏にひっそり佇む「ブラッスリー プティポー」さん、特別な時も普段使いでもいろんなシーンで重宝するファインダイニングです(^^♪