大門を過ぎると先ほどまでの急階段とは打って変わってなだらかな石畳が続く「桜馬場」、桜の木が約800本あり春には桜咲き乱れる絶景に(^.^)
神様が乗る神馬に遭遇、当然お願いは「週末の菊花賞当たりますように」と健気なお願いも結果は”(-“”-)”
こちらは円山応挙の襖絵などが公開されている御書院、社務所が書院に付属していた名残で社務所門と呼ばれていますが拝観料がシビアなのでパス・・・
500段目にある資生堂パーラーが運営する「レストラン神椿」では食事利用に限りここまで自家用車の乗り入れが許可されますが、石畳にこのような派手なラッピングはいかがなものか( `ー´)ノ
ここから奥社までトイレはないので、ヤバい方はこちらで済まさないと大変な事が待ってますよ(-_-;)
628段目でやっと着いたとまたまたぬか喜びさせるのが32メートルの長い廻廊がある「旭社」、実はこの旭社は帰りに参拝するのが習わしなので上りではスルーしましょう。
「御本宮ご参拝の方はこちらへお進みください」と非常な通告(>_<)
「あと少し 御本宮まで133段 登って幸せ。 福が来る!」と一瞬励ましてるようにも思えますが、まだ残り133段の事実が白日の下に(ノД`)・゜・。
ここで聞こえるのは己の乱れた息づかいと、ヘビメタばりのリズムを刻む心臓の音のみ(´;ω;`)ウゥゥ
先を行く私をつまむ相方のいざすらに、苦しい中一服の清涼剤になるどころか疲れと共に怒りも頂点に(-_-メ)
再び前方にお社が見えましたが何度も痛い目に遭っているので辺りを凝視。
やった~☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
三度目の正直で785段目の「御本宮」に登頂成功(*^^)v
参拝を済ませ観光客最大の目的である「こんぴらさんのお守り」売り場へ、眩いばかりの黄色いお守りがまるで金箔に見えます。
中でも人気の黄色いお守りと可愛いミニこんぴら狗のセットを購入(^^♪
海抜251メートル象頭山の中腹から見えるのが讃岐平野、またその彼方には本州と四国をつなぐ瀬戸大橋の絶景が展開されています(*´ω`)
785段を登り切った者にだけ許されるその景色、涼しい風と相まって清々しい気分に。
御本宮横に建つ奥社への看板、これからまだ続く601段の階段を登るかどうかはあなた次第。
金刀比羅宮は航海安全祈願の神様でここは船の写真が絵馬や大漁旗であふれる「絵馬殿」。
巨大な船の模型に漁船・タンカー・旅客船の写真の中、なぜかカバちゃんの写真が・・・(・_・;)
奥社まで登る時間も気力もないので、サッサと下山。
ここではお水をいっぱい張った水瓶に一円玉を浮かすアトラクションが、私は一発で浮きましたが相方は3回チャレンジも(>_>)
さすがに下りは楽ちんで疲れた顔をした登る参拝者を横目に軽快に下りますが、この時点でふくらはぎが鉄アレイのようにカッチカチになっています(ノД`)・゜・。
あ~だこ~だと言いながら御本宮までの往復で1時間30分、健脚の持ち主なら1時間で行って帰って来れます。
参道の途中にあるマッサージ屋さん、足がボロボロになるのを予想して登る前に予約を入れてました☺️
それにしても10分間800円とは良心的なプライスで施術も良く満足、筋肉痛を最小限に食い止めるため事前に予約を入れてから登りましょう(o^^o)
何十年ぶりかに挑戦した金毘羅参り、前回と今回の最大の違いはお社で無の気持ちでお願いを捧げた精神力の成長でしょうかᕦ(ò_óˇ)ᕤ
追伸
11月11日から始まるこの一週間はご予約が極端に少ない静かな週(15日金曜日はほぼ満席です)、十三駅から785段の階段もなく快適なエレベーター完備。
こんぴら参りならぬ請来軒参り、美味しいお肉で開運アップを(^_-)-☆