レンタカーを返却しやって来たのはJR丸亀駅、帰りはここから電車に乗るので丸亀で夕食とします。
丸亀グルメと言えば今や全国区の人気となった骨付き鳥、駅から歩いて3分の北新地にもお店がある「一鶴」さんに営業開始17時ピッタシに到着。
でも行列どころか電気さえ点いていない嫌な雰囲気、訪れた火曜日はまさかの定休日でジ・エンド(ノД`)・゜・。
糸の切れた凧のようにフラフラ観光案内所に泣きついて教えて貰ったのが一鶴のチョット先にある居酒屋「三太郎」さん、お店に電話すると「カウンター席しか空いてないですが」も二つ返事で予約。
三連休明けの火曜日と言えば普通飲食店は暇が一般的ですが、ここは早い時間から満席とかなりの人気店のようです(;O;)
この日初めての乾杯は大好きなキリンの生、メニューすべてに目を通す前に速攻で骨付き鳥を注文(*^^)v
焼鳥に揚げ物や一品など定番居酒屋メニューの他、本日のおすすめ品のメニューがあります。
付き出しですがお互いかぶらないよう別々のアテを提供、肉じゃがにひじきと渋い付き出しです。
これは骨付き鳥用のキャベツだそうです。
スタッフおススメマゴチの刺身は関西人にはなじみの薄い魚ですが、関東では天ぷらのタネとしてメジャーな魚。
厚めに引かれた身は歯ごたえはありますが噛むとじんわり旨味が広がり、中国地方独特甘めの醤油がそれを引き立たせるのっけからパンチのあるお皿です(^.^)
待ちに待った骨付き鳥と初対面、歯ごたえはありますがうまみの強い親鳥と柔らかいひな鳥からどちらかをチョイス。
私は当然旨味の強い親鳥を注文。
一〇と違い店員さんが「食べやすいようにカットしましょう」と親切な調理、味は思ったよりあっさりでスパイシーでもなく程よい鶏脂で焼かれた身は旨味が凝縮。
後日相方(実は二週続けて琴平旅行で帰りに一鶴さんでお持ち帰り)のお土産を食べるも、三太郎さんの方が優しく鶏の旨味もダイレクトに伝わって来ました!(^^)!
讃岐コーチンのタタキは香ばしさと旨味のハーモニーがたまらなく、コーチンは鶏の種類で牛と同じくその土地で飼育された鳥だけが名乗れるそうです。
身が分厚い讃岐コーチンの皮、脂はあっさりですが鮮烈な旨味が襲ってくるマストオーダーな一串です。
骨付き鳥はいきましたが今日はとことん鶏攻め、讃岐コーチンの焼鳥は純粋に旨味を味わえ日本酒にも合います。
でもあまりの旨さに日本酒の写真はなし、それだけ鶏が旨いしそれに合う地元岡山のお酒も楽しむことができます(^^♪
牛も同じで鶏も正肉が旨けりゃ内臓も同じ、キモを注文しましたが甘いし濃厚だしこのお店の旨さを確信した串でした(^^)v
調味料も薬味も最低限に抑えたつくね、これは完全に肉で鶏肉のジュースが口の中にあふれ出します(^.^)/~~~
料理も文句なしですがいい味を出してたのがこちらの大将、テレビのMCみたく渋い声で着席するなりお客さんを取り込むトークには脱帽。
心配りからおもてなしまで完璧で、このお店が味だけでなく人気がある訳がよ~く分かりました。
一鶴が定休日で急遽訪れた「三太郎」さんでしたが明らかにこちらはローカルに絶大な人気の名店、もし丸亀に行かれるなら舌も心も満たされる三太郎さんを強くおススメします。
うどんにお寺に階段に鶏にとそれぞれ奥深い地を訪ねた香川県の旅、下調べせず真っ白な頭でそれぞれのポイントを訪れると新鮮な驚きと幸せが待ってますよ(^_-)-☆
追伸:岡山乗換え(それもスケジュールがタイトなのに・・・)でまさかの一枚、今回も満足されたようです(>_<)