石原さとみIN南禅寺・・・
そんなこんなで時計の針は13時過ぎにお腹のアラームは鳴りっぱなし、昼食時間ですが南禅寺であれはあまりにもベタで絶対食べないと心に誓ったものの・・・
しかし背に腹は代えられぬ状況に聴松院近くに一軒のお店を発見、看板にはシッカリ「ゆどうふ」の文字が(-_-;)
お邪魔したのは「奥丹 南禅寺店」さん、歴史を感じる堂々とした門構え。
並ぶのが大の苦手でお店の方に二人は入れますか?と尋ねると「どうぞどうぞ」の返事、請来軒もそうですがお客様が少ない時に発する言葉に同業者としてこの日はのんびりだと判断。
実際普段は予約客が多く(紅葉の季節は予約不可)有名店だそうですが、インバウンド客がいなくなった今が狙い目ですし日本人にしたら有難いです。
趣きのある室内は畳敷きで強制的に胡坐か正座での食事、それがダメな方と足の長い外国人用に座椅子もスタンバイ。
ここのお品書きは「ゆどうふ一通り」のみ、何ら迷うことはない潔いメニュー。
おなじみ胡麻豆腐なんですがこれがそんじょそこらの物とは違い味は京風、いたずらにゴマの風味は強調せずかすかに感じる程度。
山椒の効いた田楽はピリッとしつつ、爽やかな香りが鼻腔を突き抜けていきます。
とろろはそのままかご飯にかけるか、後者にするので後ほど。
大葉・かぼちゃ・しし唐・海苔の天ぷら「精進揚げ」、質素な内容ですがちゃんと湯葉を揚げた変わり種も。
この世に生を受けて52年、小さなころから耳にしていた南禅寺のゆどうふとご対面(^^)/
まず始めは何も付けずそのまま、想像していたより甘みも大豆の風味も感じません(・_・;)
鍋の中央で温められていた特製のタレ、これも先に味見をするとかなり辛く尖ったお味です。
しかし濃い目のタレとあっさりの豆腐が出会った瞬間あら不思議、タレは辛味が消え絶妙な濃さになり豆腐の甘みが浮き上がって来ました(;O;)
これも京都の名産である九条ネギと一味唐辛子、ゆどうふをワンランク上の味へと導いていきます。
やっぱりとろろとご飯の相性は抜群ですね(^-^)
何より京都の底力を感じたのがこのお新香、歯ごたえとじんわり広がる旨味がご飯を際立たせています。
所詮豆腐だと高を括っていましたが食べると驚きと納得の「ゆどうふ」、手入れされた庭を眺めながらの食事で久しぶりに日本の良さを感じた昼食でした(^-^)
追伸 またまた告知で、3月20日は祝日ですが日々静かなので臨時営業します。 6名様までのテーブル席が一卓空きがありカウンター席は余裕のよっちゃんです(^^)v
お肉もホルモンも上物を揃えて皆様のご来店お待ちしております(^.^)/~~~
なお3月22日の日曜日は18時から貸切営業になりますので、一般のお客様のご案内は12時から17時までとなりますので予めごめんなちゃい(^^ゞ