本州ではあまり見かけない「動物注意」の標識ですが実はこの道東エリアが最も動物衝突事故が多発しているそうで、レンタカー手続きの時もスタッフから動物には特に注意して運転してねとのアドバイス。
ここから先が1市10町に跨る総面積9万1000ヘクタールの「阿寒国立公園」、そのほぼ9割以上が未開発地域として手つかずの自然保護地域として保全されています。
阿寒湖湖畔に到着しましたが阿寒湖には立ち寄らなかったので、阿寒湖の写真は一切ありません(._.)
昼食は阿寒湖近くにある「奈辺久(なべきゅう)」さん、ローカルから観光客まで幅広く人気を集める老舗食堂です。
北海道で見たらなぜかホッとする熊の置物が玄関に鎮座、観光客が喜ぶツボはしっかり押さえています。
郷土色あふれるコースメニューは夕食向き、旅館は一泊朝食付きにしてこちらで頂くのも一興です。
グランドメニューは丼と蕎麦なので老若男女どなたでも楽しめる構成、ここで肉類は鴨だけであとは魚か山菜です。
奈辺久さんを訪れるお客さんのお目当ては名物「ワカサギ天丼」、かなりのボリュームですが各種丼はハーフも選べるのでお蕎麦と一緒に注文される方も多かったです。
こんなに小さいのに身はギッシリ詰まりワタのほろ苦さが甘さを引き立て、まさにワカサギの生命力を感じるお味です。
程よく漬かった脇役がまた格別(^^)
もう一つの名物がこの「虹鱒とイクラ丼」、コントラストが鮮やかな見た目から食欲をそそられます。
サーモンよりも上品でキレの良い脂をまとった身にプチプチしたイクラの食感、これもワカサギ同様尊い生命への感謝を込めていただきます。
またこちらのイチオシは5月~7月のみ食べられる阿寒湖特産のヒメマスの刺身、鮮度の関係から阿寒湖でしか味わえない味覚なので時期が合えば必食です。
阿寒湖の恵みと地の野菜が楽しめる奈辺久さん、食で北海道を堪能できる素晴らしい食堂でした(^_-)-☆