大阪・十三 焼肉の請来軒 ブログ


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 罰とは…

  2013年02月07日 (木)

最近TVで「体罰」のニュースを見かける事が多いですね。 そう言う私もクラブの顧問の先生に殴られた経験がありますが、あれを体罰と取るのか愛のムチと取るのかの解釈が違うんですね、現在と昔では。

中学で水泳部に所属してましたが、先生に殴られる時は練習をちんたらしてたのが見つかった以外は水泳の成績が悪いからと言って殴られた事は記憶にありません。 文字通り悪い事をしたので体で罰を受ける、私にとったら仕方のない事。

殴られると言ってもキツ〜イのを一発食らうだけでした。 ただ問題の高校の先生みたいに何十発も殴るのが体罰じゃないと思うのは現在も昔も同じじゃないでしょうか?

自殺した生徒はキャプテンだったそうですが、我々の時もキャプテンが一番先生に怒られていました。 キャプテンを通して部全体に気合を入れる為です。
キャプテンは先生と部員の間でかなりのストレスが溜まる役なので私には無理です。

私の父も先生に「命をとられたら困るけど、それ以外ならバンバン殴ってやって結構です」と我が子を谷底に突き落とす発言をしてました。でも、殴られた次の日は先生も我々も何事もなかった様にクラブ活動をしました。

その顧問の先生と昨年30年振りにクラブの同窓会で再会しました。 当時は怖くて話す事が出来なかった先生も定年されて好好爺になっていて昔話に花が咲きました。 みんなお酒が入っていたので無礼講の中胸に染みる言葉を頂きました。

「お前らを殴ったのはお前らが好きやからや。 間違った事を正すのが先生の仕事、親御さんから預かった大事なお子さんを守るのも先生の仕事や!」

少しの沈黙の後、全員で先生にお礼を言いました。 30年経っても殴られた記憶ははっきり残ってますが、それでお酒が呑めるのが「体罰」だと今では思えます。 私にとって体罰はクラブ活動を頑張った証しです。

先生、有難うございました。 でも「私を殴る時は他の奴より力入れてませんでした?」

まさと


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