写真うつりが悪くてすいません・・・
こちらが今回の旅で最も訪れたかった場所なんです。
昔の十三のしょんべん横丁に似た雰囲気の細いディープな路地の中にそのお店はあります。
焼肉屋台 呵呵(KAKA)さん。 住所は別府市元町5番13号 、 別府駅から海側に徒歩5分 の所にあります。 TEL0977-23-7399
営業時間は17:30~23:00(オーダーは22:30まで)、定休日は火曜日です。
何で焼肉屋がわざわざ別府まで行って焼肉? 訳は後ほど・・・
テーブル席を中心とした(カウンター席も4席あります)広々とした店内は収容人数は20名ほどだそうですが、天気の良い日や夏場は外のテラス席がありそこで焼肉が楽しめます。
街中にいてBBQ気分が味わえるなんてオツですよね。 呵呵さんはアルコール類も超充実、酒飲みに優しいお店です(^^)/
お肉からホルモン、野菜やごはん類と充実のお品書き。
和牛テール焼きやギアラなど珍しいメニューもスタンバイ。
お肉が出てくるまでは一品料理をいただきます。
オーダーしたのはクリームチーズの土佐醤油和え、他にチャンジャやエゴマの葉の醤油漬けといった韓国料理もあります。
七輪風の焼肉ロースター、外観は炊飯器みたいな初めて見る型。
塩タンの登場、根元の柔らかい部位です。
辛さ控えめのキムチ。
焼き方はお任せあれ、久しぶりに他所の焼肉屋さんのお肉を食します。
続いてはぶ厚くカットされたハラミ、見た目かなり状態の良いハラミです。
こちらはホルモン以外のお肉の皿には焼野菜がもれなくついています。
見覚えのあるトング、請来軒と同じです。
ハラミは見た目通りで噛むと肉汁が溢れてきますが、ハラミはホルモンなのでその脂はしつこくなくサラッと口の中に入っていきます。
写真では分かりずらいですが請来軒のタレにどこか似てません?
実はここのオーナー、お肉の勉強を請来軒でしたんです。 その時に請来軒のタレの作り方も伝授しました。
味は?と言うと、食べてみた感じは請来軒のそれより若干甘みが勝っていました。 同じ材料を同じ分量を使用しても同じ味になるとは限りません。
それをベースに別府のお客さんの舌に合わせたのかも知れません。
大阪と大分の人では味の好みも当然違いますからね。
続いて上ロースをオーダー。 リブロースが出てきました。
ポン酢で食べるのがこちらのオススメ。
やはり牛肉を生業にしているのでお肉は塩コショウでいただきます。
噛むと肉の香りが口の中に充満します。 これぞザ・牛肉の醍醐味(^-^)
請来軒でも脂が苦手なお客さんも多いですが、やはり牛肉は脂を一緒に食べてこそ赤身もその味が引き立つと思います。
脂があるお肉の次は赤身と交互に食べて頂ければ、お肉の味がより一層楽しんで貰えると思います。
何種類かあるホルモンの中から好物のシマ腸をオーダー。 しっかりプリプリの脂身が付いています。 先ほどのハラミと同じでホルモンの脂はサラッとして後を引きません。
請来軒でもご提供していますが、特に脂身が付いた心臓はアテにもなりますしごはんとの相性も抜群です。
炭酸ハイボールやレアな日本酒など、KAKAさんのオーナーはお酒に造詣が深い方なのでその日のオススメのお酒を尋ねるのも一興です。
私はこれまた好物のマッコリを一気飲み、何せ帰りの時間もあるので・・・
私のお隣がKAKAのオーナー河野(こうの)さん、 20年以上前から請来軒の常連さんでした。 脱サラで商売を始められ居酒屋もされた経験の持ち主で、東京で請来軒の味を出したいとの事でうちで勉強されました。
最初は東京の久我山で開業されたのですが、現在はご両親のふるさと別府で営業されています。
別府は温泉地なので旅館に宿泊してしまうと行けませんが、別府の夜を楽しみたい方は宿泊は駅前のホテルにしてお風呂は公衆の温泉もあるのでそこで済まして食事やお酒は街中で楽しむ。
こんな過ごし方もアリでしょう。 別府で急にお肉が食べたくなったらこちらのKAKAさんへどうぞm(_ _)m