一口目は韓国で人気のモクサル(首にお肉)、塩のみで豚肉をダイレクトに味わいます。
口に入れると肉汁が爆発し旨味が充満、それ以上に熟成された肉の香りが鼻腔をくすぐります(^^♪
岩のりは鉄板で軽く炙り風味を出し白菜の漬物とロール、一見バラバラに思えますが全ての食材が手をつなぎ主役の豚肉を引き立てています。
今まで餅で巻いたりきな粉に付けたり変わった食べ方のお店に行きましたが、初めての岩のりは日本人にはどこか懐かしい味がしました(^^;)
カレーパウダーも決して肉の風味を邪魔しなく、かつ食欲をドンドン突き上げていきます。
甘辛いお店特製ソース。
焼けたお肉が焦げず保温効果もある容器に入れる心配り、お肉もソースもベストな状態をキープ出来ます(^^)v
ここでベストな食べ方はやはりこのミョンイナムル(行者ニンニク醤油漬け)、これを食べに韓国に行ってるようなものでどんな言葉よりも行って食べてみて下さい(^^)/
パンチャンや薬味にソースや野菜の補充は、店内中央にあるコーナーでセルフサービスです。
しかし人気のミョンイナムル(行者ニンニク醤油漬け)はセルフコーナーになく、これだけはスタッフにお願いしたら持って来てくれます。
厨房横には7年間試行錯誤の末に韓国産豚を100%使用しドライエイジングの良いとこだけを肉の熟成に取り入れたキムイルドさんの熟成豚肉が鎮座、食べてみたら分かりますが特にサムギョプサルは他店と違い脂っぽさは全く感じません。
興奮して忘れていましたがアルコールは一通りスタンバイ、場所柄ワインなんて洒落た飲み物もありますがおっさんは焼酎をグイっと(^^;)
ワサビはピリッとして請来軒のお客様の中に「ワサビありますか?」とのリクエストもあるんですが、私個人的にはワサビは脂っぽさを和らげてくれますが鼻腔に結構残るので肉の香りを邪魔しそうで置いていません。
話しが脱線しましたが、要は良い個体の牛さんは脂身もあっさりしているのでその味も楽しんで頂きたいです(^.^)
ソーセージって本来プリッとした食感が特徴なんですが、キムイルドさんのはミンチを腸に詰めボイルせずそのまま焼くのでとってもジューシー(;O;)
ソーセージなんですがまるで豚肉のハンバーグを食べてるみたいで、コクが強く想像以上にパンチの効いた癖になる旨さ。
豚肉がなくなってもこれがあればお酒は飲めますよ(^^ゞ
豚肉の食べ方は十人十色、決まりはないので自分のインスピレーションで味わいましょう。
〆には名物「カニの雑炊」や冷麺もありますが、これから買い食いする予定なので今夜はこれにて終了。
ギッシリ詰まったこだわりが書かれている案内、韓国豚肉文化の進化には渡韓する度に感心させられます。
済州島の「トンサドン」さんとはまた違った美味しさの「キムイルド」さん、何よりどちらとも素材が圧倒的に素晴らしいのが一番のウリです(^^)/