あっという間にソウル滞在最後の夜になりました。
最後の晩餐は明洞の繁華街にあるこちらの「明洞モソリ(명동모소리)」さん、ここは豚の特殊部位が食べられる焼肉屋さんです。
小さい店内ですがはっきり言ってテーブル上がかなり激狭、二人でもまあまあ狭いので3・4人で行けばかなり窮屈です(-_-;)
何度も渡韓していますがここはビールの種類が今までで最強、Cassビールばかりで食傷気味だったので喜びもひとしお(^^)/
一本目は昔韓国のド定番でしたが現在はあまり見かけなくなった濃い目の「OBビール」、二本目は軽いテイストが多い韓国ビールでは珍しくキレのある「Kloud」、とどめは去年新発売されオーストラリア産の麦芽を使用しのど越し抜群の「TERRA」とここ一軒で新旧人気のビールが味わえるビール天国です(*^^)v
カタクチイワシや玉ねぎのソースは焼肉用、他にパンチャンは見当たりませんが・・・
その中で唯一のパンチャンがこのキャベツ千切り、シンプルですがこいつがスゴイ奴だったんです( ゚Д゚)
特殊部位の豚焼肉店で聞き慣れない部位に迷いますが、困ったときは明洞店限定のセットメニューがお得。
注文したのは모소리살(モソリサル)・가로막살(カロマクサル)・꼬들살(コッドゥルサル)三種360グラムのセット。
모소리살(モソリサル)は首のお肉で日本では豚トロでおなじみの部位、焼けば香ばしくカリッとした食感でじんわりと爽やかな脂を感じます。
この가로막살(カロマクサル)は横隔膜近くで牛肉で言うハラミの部分、噛むほど旨味が広がり塩で食べると肉質をシッカリ楽しむことが出来ます。
この復刻版真露(ソジュ)は街中でたまに見かけましたが飲食店ではここが初めて、ビールと言い焼酎と言いこのお店のアルコールのリストはソウルナンバーワンです!(^^)!
今回の旅でどっぷりハマったのがカラマンシー、柑橘系のドリンクでこれを焼酎で割るのが大流行したそうです。
飲食店には置いていないのでお客さんがセルフで用意、焼酎を一杯だけ飲んで瓶にカラマンシ―を注ぎ込みシェイクすれば出来上がり(*^^)v
最後の꼬들살(コッドゥルサル)は定番モクサル(首周りのお肉)で淡白ながら肉の風味は最もよく、カタクチイワシのソースが肉の旨味を引き立てます。
パンチャンのキャベツは卵の黄身とごま油と甘めのドレッシングがかかっている感じですが、これがめちゃ美味しく食べ始めると止まりません(^^ゞ
ほとんどのテーブルで注文されてた済州テンジャンチゲ、始めは甘みを感じますがすぐにコクと辛さが追い越していきます。
豚肉もゴロゴロ入っていて済州島「トンサドン」さんで食べたチゲと双璧、これを白ごはんにかけて食いつけばヘブンな気持ちになること請け合い(^.^)/
最近サムギョプサルやモクサルの焼肉ばかりだったので一風変わった味と食感の特殊部位が新鮮な発見、でも食べ応えから言えばいつものサムギョプサルやモクサルの方が満足感も違います。
ソウル滞在も今夜が最後の晩、帰りはいつもの通り買い食いとアテを買って部屋飲み。
何日あっても食べきれない無数の料理、胃袋は名残惜しそうですが明日が早くも最終日です(T_T)/~~~