2020年もはや一ヶ月が経ち暖冬のせいか日本酒だけは順調、今回も一癖ある日本酒を仕入れてきました(*^^)v
トップバッターは愛知県岡崎市は柴田酒造場さんの「众(ぎん) 生酛純米 生原酒うすにごり」。
メロンを思わせる甘い香りの後にくる生酛ならではの酸を伴ったキレ、しっかり余韻を切りきりっとした辛口がサシの入ったお肉に合いそうです。
二本目は埼玉県飯能市は五十嵐酒造さんの「天覧山 純米吟醸無濾過生原酒。
新酒ならではフレッシュ感とフルーティーな吟醸香がふくらみ軽やかな口当たりですが、その柔らかさとは裏腹に米の旨味をずっしり感じる骨っぽい日本酒です。
三本目は福島県南会津郡は花泉酒造さんの「花泉 純米無濾過生原酒 上げ桶直詰め」。
花泉酒造では「ヤブタ搾り」と呼ばれる搾り機でお酒を搾りそこから出てきた日本酒を一旦受け取る小さなタンクの事を“上げ桶”と呼び、そこでお酒を貯めつつ貯蔵するタンクへとお酒がホースで運ばれます独特の手法。
上げ桶の中のフレッシュ感がしっかり残る上澄み部分の日本酒を直に瓶詰め、飲み口の優しい味わいの中にフレッシュ感が強くインパクトのある旨味と溌剌さが弾け飛ぶ飲み応えのある味わいの日本酒です。
最後は長野県大町市は薄井酒造さんの「信屋 shinya 生酛純米 2016」。
全量地元大町市産の米と長野県内発祥の協会7号酵母を使用し信州の爽やかな空気と清廉な水でじっくり醸造、深みのある味わいになるまでじっくりと成熟させた日本酒です。
今回の4銘柄は一杯700円(税別)にてのご提供となります。