糸魚川観光のスタートは糸魚川駅日本海口(北口)にある「奴奈川姫(ぬなかわ)の像」。
奴奈川姫は糸魚川(高志の国)の賢く美しい姫で、出雲の大国主命が求愛しにくるほど美しかったと伝えられています。
「左手に宝珠をもつ奴奈川姫と握手すれば願いが叶う」と言われ早速手を握る相方、貴方の願いは何ですか、でも聞くのが怖~い😢
像から徒歩3分で見えてきたレトロな洋館は「旧高野写真館」、昭和3年(1928年)の建築で昭和29年の駅前大火により焼失しましたが外壁が残り復元されました。
旧糸魚川町以来の古い写真が保存され歴史資料館として有名で、その洋館は登録有形文化財に指定されています。
また駅を通り抜けて糸魚川駅アルプス口にある「C12 SLパーク」を見学、JR大糸線で活躍していたSLが展示されています。
SLの横が昨日訪れた「ジオパル」ですがそこに阪急電車のプラカーが展示、遠く離れた新潟で見る阪急電車の姿に思わず涙😂
古い町並みの糸魚川市内である一角だけが道路も建物も新しくまた整備中、このエリアは糸魚川市において2016年(平成28年)12月22日昼前に発生し翌日の夕方の鎮火まで約30時間続いた火災での中心であった同市大町および本町の一帯。
こちらの糸魚川五蔵の一つ「加賀の井酒造」さんは300年以上続く蔵元さんで、参勤交代が行われていた江戸時代に加賀藩の本陣として使用されました。
その当時前田利常公より「加賀の井」と命名され、本陣で醸造された日本酒「加賀の井」は加州三候へ献上された歴史がある蔵元さんです。
しかし復興半ばで日本酒の販売もされてますが売り場は出来ておらず倉庫での販売、復興へのお手伝いになればと有難く購入させて頂きました🍶
真新しい建物の間にひっそり佇むのが火災で被害に遭った昔の蔵、永久保存されるのかは定かではありませんが同じ大火に見舞われた人間には非常に大切なものなんです。
初めて訪れた街ですが、火災という共通点にどこか共感を覚える糸魚川です。
年末年始多くのお客様にご来店頂きありがとうございました。 本日1月4日は上肉・ホルモンの在庫がほとんどありませんので、誠に勝手ながら臨時休業させて頂きます。
1月6日からは通常営業となります。