最後の観光は糸魚川市役所近くにあるこちら、人気のない道に美しくも寂しく見える紅葉🍁
12代景行天皇の御代の創設とされる「天津神社」は古事記によると出雲の神様『大国主大神』が高志の国(現在の福井県敦賀市から山形県庄内地方の一部に相当する地域)に賢く美しい女性『奴奈川姫』がいると聞き、出雲の国から求婚にやって来て一夜置いて結婚したそうです。
また平安時代の「先代旧事本記」によると信州諏訪大社の祭神が大国主大神と奴奈川姫の御子と記しており、天津神社と出雲大社は夫婦関係にあり出雲大社と諏訪大社は父子関係に当たります。
全国的にも稀有な茅葺の優美な「天津神社拝殿」⛩
相方も御朱印を集めていますがこちらは別紙での発行も中止、コロナの影はここまで広がっています。
天津神社の末社「子聖社(ねのひじりしゃ)」、足腰など下半身の病に霊験があると言われています。
毎年春の大祭(けんか祭り)で奉納される舞楽は国の重要無形民俗文化財に指定、境内はヒッソリとはしていますが馴染みの大社の歴史がいっぱい詰まった天津神社でした。