アンニョンハセヨ~(おはようございます)、ソウル滞在二日目は快晴のスタート。
休みの日ぐらいは朝寝坊を楽しみたいのですが、目の前のソウル広場から流れてくるスピーカーの音が強制モーニングコール”(-“”-)”
先に言いますが滞在中部屋では冬眠のためホテル出発はお昼過ぎ、よって観光は通りすがりの景色のみなので期待しないでください。
降り立ったのは地下鉄2・4・5号線が交わるソウルでも有数の乗換駅東大門歴史文化公園、しかしここも市庁駅から一本とホント移動には便利なロケーションが宿泊しているプラザホテルです。
地上に上がって真っ先に飛び込んで来る宇宙船のような建物が東大門デザインプラザ。
この東大門デザインプラザは建物はくっついて大きく3つに分かれ一番北側のAゾーンはアートホール、こちらではファッションショーや国際フォーラム、制作発表会などのイベントを開催されます。真ん中のMゾーンにあるのは常設展示のデザイン博物館で一番南側にあるDゾーンはデザインラボ、デザイン&アートショップが入居し裏手には東大門歴史文化公園、ちなみに地下1Fのスペースにも遺跡があります。
実は約20年前ここは野球場だったんです。 初めてソウルに来た時球場前にあった巨大な露店で買い物をした記憶があります。
話しは逸れましたが、地下鉄東大門歴史文化公園駅14番出口から最の角を左折した右側にあるビルの二階が今日の昼食場所。
そのお店の名前は「トゥルケマウル・メットルスンドゥブ 東大門店」さん、今回の旅でどうしても来たかったお店なんです。
スンドゥブチゲ(おぼろ豆腐鍋)の専門チェーン店で、普通のスンドゥブから始まり海鮮入り・チョルミョン(太く弾力のある麺)入り・マンドゥ(餃子)入り・キムチ味などバリエーション豊富な味のスンドゥブが楽しめます。
こちらのお店は以前明洞の中心地にありソウルに着いたら真っ先に食べに行ってた馴染みのお店で、特にえごまのチゲが絶品だったのですがある日突然お店が閉店しその後調べる術もなしでした。
お店の名前も分かりませんでしたが渡韓前情報集でネットサーフィンしていて偶然発見、かすかに覚えていたお店のロゴマークが決め手になったんです。
それだけに今日この日をず~っと楽しみにしてました(^-^)
二階にあるお店はテーブル席のみのこじんまりとした店内と思いきや奥には広~いお座敷も完備、夕食はお酒とチゲを楽しむ人で賑わうんでしょうね。
パンチャンを見て涙が込み上げてきそうで、キムチにもやしナムルに甘いマヨネーズ味の謎のサラダに小魚ピーナッツとその当時のまんま。
ちなみに一緒に出てくる生卵と海苔はサービスではないのでご注意を。
チゲの前に運ばれてくる石焼ご飯、昔は白飯だったのでグレードアップしてましたが、パンチャンであった焼き魚は消えていたのでプラマイゼロかな。
雑穀米にお豆と体に優しいごはんです。
こちらのお店に限らず石焼ご飯の食べ方はまず八割方茶碗によそぎ、釜の中にお湯を注いでふたを閉めその時を待ちます。
その時お湯はご飯粒が浸るくらいの高さまで注ぐのがコツです。
そうこうしているうちにチゲが運ばれてきました(^.^)
が、ご覧の通り表面ぐつぐつ恐らく90度はあるであろう半ば沸騰状態、すぐ食べたら舌ものどち〇こ溶けますよ(;_;)/~~~
私のはコプチャン(豚ホルモン)チゲで豚の小腸と豆腐がゴロゴロ入って味はピリリと爽やかな辛さ、よって生卵を入れない方が最後まで純粋にチゲの味が楽しめます。
もちろんご飯をスープにひたして食べるもよし。
相方のは二人の大好物「えごまのチゲ」、こちらも負けず煮えたぎっています。
このチゲは辛くなく一口食べて確信、確かに依然食べていたチゲに間違いありません。
懐かしい味にほっこり、ただ以前の方がえごまの主張があったような感じで少しマイルドになってました。
相方も大喜びで何年かぶりにお褒めの言葉を頂きました(^^♪
お湯を入れてフタをしたままの石焼ご飯、チゲが食べ終わるころフタを開けるとヌルンジの出来上がり。
韓国ではド定番のヌルンジはおこげお粥みたいなのもでこちらは白湯なのでおこげの味がダイレクト、お茶で作るケースも多いです。
また辛い物を食べてすぐ冷たいお水を飲むとOPPになるので、ヌルンジのお湯を飲んだらお口サッパリお腹ホッコリと一石二鳥です。
久しぶりの懐かしい味に大満足、心も体も温まるチゲは寒さの厳しいソウルの冬には外せないグルメです(*^^)v