4月15日中山競馬場で行われた第78回皐月賞(GI)。
結果は戸崎騎手鞍上のエポカドーロが見事な勝利、事前の予想で1着から3着まですべてを見切った眼力のなさに馬券はいつも通り粉砕。
しかし競馬は来週もあるので終わったことは気にしません(>_<) が、今日4月15日は競馬界に一つの歴史が終わりを告げた日でした。
競馬をされない方も、電車の中でこの新聞とにらめっこしているおっちゃんを見かけたことがあるでしょう(^^ゞ
これは競馬予想紙と言ってその日のレースのデーターや情報がぎっちり詰まった新聞、日経も驚く一部470円もする競馬ファンのバイブル。
たくさんある予想紙の中で最も歴史のあるのがこの「競馬ニホン」、愛読者も多く私の親父兄弟とも何十年もこの競馬ニホンで毎週予想をしてきました。
パナソニックも顔負けの創業86年を誇る老舗企業「前夜通信社」発行の競馬ニホン、それがこの日をもって休刊となる衝撃的な日だったのです(◎_◎;)
理由はどうであれ長年当たり前のようにあったものが姿を消す、競馬ファンにしたら「笑っていいとも」が終了した以上に喪失感のある出来事でした。
紙面を読むと「86年間ありがとうございました」の文字以外、普段通りの構成で各トラックマン(競馬予想記者)がおのおのコラムを書いています。
そこでとあるトラックマンのコラムに目が釘付けになりました。
請来軒のお客様でもあるそのトラックマンのコラムに、以下のような言葉が並んでいました。
「十三の焼肉屋のおっちゃんの激励を支えに25年。」
最後の予想コラムただでさえ字数が限られているのに、何十年も毎週欠かさず競馬ニホンを読んでいたうちの親父へ惜別メッセージ。
今日で一つの歴史の幕は閉じましたが、親父を筆頭に競馬ファンの記憶は消えることはありません。
ありがとう 競馬ニホン! 野中トラックマン、長い間ご苦労様でした(@^^)/~~~