父母ヶ浜に行く前にここに寄ってました。
順番が前後してごめんチャイ(^^ゞ
善通寺を後にして次に訪れたのが四国霊場第71番札所「弥谷寺(いやだにじ)」、今回の旅は行き当たりばったりのノープランですが最近このブログに神社仏閣のシーンが多いと思いませんか(・・?
数年前に相方が御朱印帳を授かってから神社仏閣巡りが増え、当初興味がなかった私も最近嫌ではなくなりました(^^ゞ
実はこの弥谷寺は山門から本堂まで540段の階段があり、道中何もない山道を登るまさに苦行が待ち受けています(ノД`)・゜・。
でも私のようなひ弱な人間用に、なんとシャトルバスが運行されています。
お客さんが来たら出発なので待ち時間はありません。
駐車場付近にあるバスの待合所の券売機で切符を購入、スタッフから「帰りは歩いて降りられた方が景色が楽しめますよ」とアドバイス通り上りのみバス利用(^^)v
日光いろは坂並みのくねくね道を上がること5分、ご覧のような倉庫前にバスは到着。
この門をくぐった先は本堂ではなくまだ400段、という事はあと140段も登らなければなりません((+_+))
少しヒンヤリした緑の木立の中のウォーキング、上には本堂らしき建物が。
いよいよ本堂や~~と喜んだのも束の間、最後にとどめの階段がウエルカム(;_;
バスを利用したにもかかわらず結構な時間をかけてたどり着いた本堂、ここはあの弘法大師が幼い頃に勉学に励んだ大師堂。
首から上の病におかげがあるといわれる洞地蔵尊(ほらぢぞうそん)、本堂から見上げると崖の上にお地蔵さんが辛うじて拝めます。
大師堂から本堂に向かう石段を上る途中右手あるのがに阿弥陀三尊磨、弘法大師が刻んだといわれこの仏像に念仏を唱えれば極楽浄土に行けると言い伝えられています。
圧巻の三尊像はまるでヨルダンにある「ペトラ遺跡」みたい、行ったことないけど・・・
これがペトラ遺跡です(^^)v
本当はこれを登って参拝に行くんですが、この階段の数は108段と煩悩の数と同じです。
順番が上りと逆の案内になりますがこれは江戸時代の元禄年間に建てられた金剛拳菩薩(こんごうけんぼさつ)、十六大菩薩のひとつで煩悩の苦しみから開放してくれるそうですが、江戸時代こんな山奥にそれも金属の仏像をどうやって作ったんですかね(・・?
車で向かい山上バスに乗り換えてと最も楽な行き方でしたが、ここは四国霊場八十八カ所でも屈指の難所と言われています。
私にはご利益はないでしょうがお遍路さんには格別なお寺であろう「弥谷寺」、日本でそして大阪から近い香川県に神秘的なスポットを知ったのはある意味幸運だったのかも(^-^)