大阪・十三 焼肉の請来軒 ブログ


大阪・十三 焼肉の請来軒のブログです。

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 清流が奏でるお蕎麦 清九郎

  2023年08月28日 (月)

昼食は面不動鍾乳洞の駐車場前にある「そば処 清九郎」さん、昨日一時間待ちだと聞いて断念したお店です。

名物のお蕎麦は温と冷がありますが、お品書きに「当店のそばは2分で伸びるので冷をお勧めします」の一文が💦

単品以外に柿の葉寿司やアマゴなど奈良の名品が付いたセットメニューもあります。

お蕎麦屋さんに来るといつもお品書きに悩みつつ、結局行きつく先は毎回天ざる天ぷら

一口目は何もつけずそのままで、意外にコシがありそば粉の香りは控えめ。

鰹節の効いたそばつゆもそばも、味わうと天川村の名水のキレを感じます。

天ぷらとそばって、ホント相性良いですよね😄

もう一方は山菜そば。

土の香りがする山菜はまさに山のごちそう。

自然のなかで食べるお蕎麦は格別だった「そば処清九郎」さん、天川村の飲食店はどこも従業員が少ないみたいなので気長に待ちましょうね。

旅の最後は洞川温泉センターで温泉を堪能、身も心もスッキリして大阪に戻ります。

大阪からわずか2時間なのにそこは別天地、天川村は自然と歴史を感じ和のリゾートでした。

            天川村の旅  ー 完 ー


次のポイントは関西地方では珍しく、かつ最大規模と言われている「面不動鍾乳洞」。

鍾乳洞まではキツイ勾配の山道を歩くこと15分、以前は歩きでしか行けませんでしたが分明の利器が登場👏

それは大人片道300円で鍾乳洞入口まで運んでくれる面不動モノレール「どろっこ」、乗りたきゃインターホンで呼ぶアナログ感ぷんぷんの乗り物🚝

木々の間をすり抜けるように走ること5分、モノレールは山上駅に到着。

どろっこを降りた先にある面不動茶屋で鍾乳洞の入場券を購入、面不動茶屋の前は展望台でベンチがあるので大峯山系の景色が楽しめます。

茶屋から少し上がるとそこは鍾乳洞入口、その手前からすでにヒンヤリした空気を感じます。

秋芳洞・玉泉洞・龍河洞に行った経験がありますが、そこらに比べるとかなりコンパクトな鍾乳洞。

鍾乳洞内の天井から垂れ下がっている鍾乳石は1cm伸びるのに約100年、洞内の床から伸びた石筍は1cm伸びるのに約200年かかるそうです😲

最初の「天の花園」には大小の鍾乳石が数十本から数百本集まっています。

この「獅子の窟」では大きな鍾乳石とその下に伸びている大きな石筍が接近、あと何年の年月が過ぎたら引っ付くんでしょうか?

岩肌にちりめんのようなシワが観られる「ちりめん天井」。

看板の少し右上に権現をかたどった石のようなものが見える「権現の窟」。

天井からぶら下がっといて分かりやすい「こうもり窟」、幻想的な青色は自然ではなくライトアップです💦

無数に発生した石筍が五百羅漢のような姿に見えたことから名付けられた「羅漢窟」。

中央付近に複数の行者が修行しているように見える「行者窟」。

時雨のように雲間から雨がしたたり落ちるようにも見える「しぐれ窟」。

その名の通り海底にいるような錯覚に陥る「珊瑚の壁」。

昭和10年この場所でてん・かわうそ・日本猿の化石となった白骨が発見され、それを展示している「化石社」⛩

狭い岩の間を無数の鍾乳石が伸びている「錦糸の窟」。

ご母堂窟(ごぼどういわや)は右側の石筍(せきじゅん)が母の姿のように見えているから名付けられたそうですが、私にはマリア様に見えるんですが・・・✝

摂氏8度の洞内で何万年もかけて造られた神秘の自然美、そして今も静かに生き続ける鍾乳石たち。

下界に出ると強烈な日差しと暑さ、あらゆる角度から自然を楽しめる面不動鍾乳洞でした。


 絶景 かりがね橋

  2023年08月26日 (土)

竜の口の先にあるのは洞川自然研究路、これから修験者バリの観光に向かいます。

天川村滞在二日目ですがこのような獣道ばかり、ここでバリアフリーな場所は皆無😲

歩くこと10分で前方に視界が開けてきました。

長さ約120m高さ約50mと天川村で最も長い吊り橋「かりがね橋」。

洞川には奈良県の天然記念物に指定されているイワツバメの越冬地があり、洞川で「かりがね」と呼ばれるその岩燕の飛ぶ姿の美しさから「かりがね吊橋」名づけられました。

山の緑に川の青さに目を奪われ、それほど高所の恐怖感は感じません。

橋を渡りきるとそこは大原山、左に進むと展望台へのハイキングコース。

しかし観光案内所スタッフが「あまり景色は良くないです」と正直なアドバイス、そのお言葉を信じて吊り橋をUターン💦

橋の上からはのどかな洞川温泉の街並みが一望🔭

龍泉寺に戻る途中で見つけたのは瀧行場で一般の方も体験することのできる瀧行、とてもじゃないですが遊びの気持ちでする雰囲気ではありません。

駐車場に戻り振り返るとかりがね橋の姿が、苦労して上った分だけ絶景が味わえます。


 修行僧の聖地 大峯山龍泉寺

  2023年08月25日 (金)

天川村の入口(川合交差点)から15分、大峯山の登山基地として栄えてきた洞川(どろかわ)にやって来ました。

山上川にはほたる橋から稲荷橋まで9本の橋が架かっています。

洞川温泉バス停前にある観光案内所で情報をゲット、スタッフの忌憚のないアドバイスが役に立ちます。

勧められた最初の観光地は駐車場が満杯でまず「大峯山龍泉寺」へ。

橋を渡って本堂に向かいます。

水が流れひしゃくが置かれた手水舎、コロナ禍では閉鎖されていたので日常の参拝風景が戻ってきました😌

今から千三百年の昔大峯山の開祖役行者によって草創された名刹で、全国修験道の根本道場として信者、登山者の必ず訪れる真言宗醍醐派大本山。

ここは竜の口より湧き出る清水をたたえた大峯山中第一の水行場で、全国信者の賢崇を集めています。

木枠の中にある石をなでると軽く、たたくと重く感じる「なで石」。

トライしましたが結果はご想像通りです💦

鮮やかな朱色が眩しい本堂。

本堂前に両脇を固めるのは狛犬さんではなく、角が生えお二方で左前鬼右後鬼👹

中央に鎮座されるのは御本尊弥勒菩薩、御真言を唱えながらお参りします。

鳥居の上がないこちらは修行者が通る修験門、龍泉寺が大峯山山上ヶ岳への最初の修行場としての重要な地であることが垣間見れます。

役の行者が発見したと伝えられる湧水の湧き口「竜の口」、湧き出る水を口にすると病気がなおるという言い伝えがあるそうです。

驚くほど透明な湧き水は口にしなくても、見てるだけで体がスッキリします😌

神社仏閣に限らずこれほど水のきれいな場所を訪れたのは初めて、癒しはここまでこれから自然との闘いが始まります💦


大満足の弥仙館を後にして二日目の観光へ。

10分車を走らせると天川村有数の見どころ「みたらい渓谷」に到着🚙

駐車場はいくつかありますが橋を渡った「みたらい休憩所」なら夏場大きな木陰が出来るのでおススメ、車を停めるや否やおばちゃんが駐車料金(500円)を徴収しに来ます。

駐車場からすぐ見えるエメラルドグリーンに輝く神秘的な淵。

ここが山歩きのスタート地点、すぐ山道に入るのでスニーカーじゃないと大変です👟

吊り橋には見えない吊り橋「哀伝橋」。

橋の上からみたらいの滝が一望できます。

この日は三連休明けで誰もいませんでしたが、この道で歩行者とすれ違うのが難しいポイントも多々あります💦

疲れを取ってくれる水しぶきが作り出す癒しの🌈

間近に見ると水のきれいさとは裏腹に、轟音を立てて落ちていく滝の迫力には圧倒されます。

かなり冷たい水が一服の清涼剤です🎐

大小様々な滝と巨岩を縫い底まで透けて見える清流が流れるみたらい渓谷、ハイキングコースになっていて弥仙館から徒歩で約3キロ・50分。

滝を超えて今から向かう洞川温泉までなら全長7.4キロで、所要時間は約2時間30分です。


 天川村 弥仙館(朝食編)

  2023年08月23日 (水)

おはようございます。

天川村滞在二日目の朝は快晴、熱帯夜の大阪と違いヒンヤリした空気が心地よいです。

お食事処は衝立があり間隔も広く取られていて、個室感覚で食事が楽しめます。

朝食も派手さはないですが、テーブルには山里のごちそうが並びます。

市販とは違いクセのない手づくりこんにゃく、優しい味付けと鰹節の香りに胃袋もお目覚め。

おこげがまた美味しいお揚げ焼き。

ゴボウを射込んだちくわとひろうすの煮物。

優しい出汁が染み込んだひろうすは絶品、ここまでのおかずだけどもはや満足😊

ニジマスの甘露煮は実は苦手な料理、甘露煮は硬いとしか思い出がありません😔

それが頭から尾びれまで全部が柔らかい、こんな甘露煮ならいくらでも食べれます。

メインは天の川とうふの湯豆腐。

ずっしりした豆腐は大豆の風味が濃く名水のおかげで後味も爽やか、酸味の強いポン酢が豆腐の甘みをより際立たせます。

地鶏の卵はもちろんTKGに、安定のお味🥚

これまた苦手な奈良漬けもこちらのは美味、何か魔法にかかったみたいに💦

なめこと豆腐のお味噌汁、最高に美味しかった・・・

夕食も朝食も体が喜ぶ料理ばかり、素材が料理の基本だと再認識させられた弥仙館さんのお食事。

天川村観光の起点となる素晴らしいお宿でした。

明日8月24日より通常営業、ご来店お待ちしてます😊


 天川村 弥仙館(夕食編)

  2023年08月22日 (火)

夕食はフロントレベルにあるお食事処で。

乾杯は洞川醸造所のクラフトビールで、日本名水百選の水で仕込んだフルーティーな味わいのペールエール「山わらうエール」。

IPAならではの苦みとフルーティーさが見事にマッチ🍺

天川の味満喫プランのスタートは鹿肉のたたき。

クセがなく食べやすいです。

天川村と言えばアマゴ🐟

清流で育ったアマゴは鮮烈な野性味にあふれ、クリスピーな頭から尾びれまですべてが美味しい魚😋

山料理の代表格「ボタン鍋(一人鍋)」🐗

濃厚な旨味に負けない脂身、それ自体コクがあり赤身がより一層美味しく感じます。

チャッカマンは最新式😲

優しい味の餡がかかった、れんこんまんじゅうの吉野葛あんかけ。

いたんぼ(山菜いたどり)の炒め煮。

とにかく苦いらしく水で苦みを取り煮て、それから炒めと手の込んだいたどりは淡竹に似た食感。

山菜料理には日本酒ということで奈良県の地酒「大和の露 純米吟醸」を、奈良県旅館・ホテル生活衛生同業組合女性部が企画した日本酒です。

旨味も香りも淡い辛口ですが、スッキリとした飲み口に水の清らかさを感じます。

わら納豆みたいなこれは「鮎の俵巻き」で弥仙館の名物料理、天然鮎をソーメンで巻いて揚げた逸品。

鮎の旨味と香りに揚げたソーメンの香ばしさが絶妙、なにも味付けしてないのにいろんな味があふれ出ます。

柔らかいので頭から食らいつきワタの苦みにノックダウン、レンコン饅頭の餡をかけて味変😋

昼食で食べた葛うどんは冷やしで、のど越しと細麺ながらコシの強さがたまりません。

お椀の蓋にツユが入っている珍しいお椀。

「水の郷百選」にも選ばれた天川村のお米は粒がしっかりで甘みも強め🍚

ぼたん鍋の汁で雑炊にしても、鮎をのせて餡をかけてもお箸がすすむ君です。

豆乳のパンナコッタで夕食は終了。

どのお料理も天川村の清らかなお水の恵みを感じる品々ばかり、どんな高級素材にも負けない素朴という名のごちそうでした。

夕食後宿の主人が天川村の自然へ案内して頂きました。

目を凝らして見ていただくと二つ緑色の小さな点が、たくさんの蛍が飛ぶ幻想的な光景がそこにありました。

こちらは完全に真っ黒ですが北斗七星にアンドロメダ、それにうっすらですが天の川も肉眼で見えました🌌

味覚に視覚と最後の最後まで天川村を満喫、雑踏の大阪と違いまさにそこは別世界でした。


 天川村の母なる川 天の川

  2023年08月20日 (日)

夕食までの時間に散策にと、お宿の人のおすすめスポットへ。

昼食を食べたかどや食堂さんを100m進み左折すると、「定員5人」と書かれた吊り橋が。

前方に誰もいなかったので迷わず進行。

吊り橋のちょうど真ん中からが清流天の川の絶景ポイント。

吊り橋を渡り切ったすぐ左の細い道(里道)を進むと天の川に出られます。

清らかで透き通った清流の流れ、川辺では水遊びをする親子の姿も。

下から見上げる吊り橋。

清流に癒されますが、山肌に林立する木々の緑が目に眩しい風景です⛰

岩場に腰掛け川のせせらぎをBGMに山をぼんやり眺める、驚くほどリラックスし体の力が抜けていく。

会話はなくともその空間に身をゆだねる、心身の疲れが清流に流された素敵な時間でした。

8月20日~23日までお盆休みを頂きます、24日から通常通り営業いたします。


 天川村 弥仙館(風呂編)

  2023年08月19日 (土)

グランルームの宙(SORA)とせせらぎにはお部屋に露天風呂が付いてますが、ほかの客室は部屋にお風呂が付いていません。

お宿にはお部屋単位での時間貸切(45分程度)のお風呂があり(温泉ではありません)、先着順で受付をしています。

異様に広い洗面所。

🛀入り口のドアには鍵がありませんが、脱衣所に鍵付きの扉があります。

円形なのに真ん中に溝があるユニークな内風呂。

最近かわいい川床露天風呂が出来たそうです。

川のせせらぎを聞きながらの入浴は至福のひと時👼

でも温泉に入りたい方は先程訪れた約3キロの天河大辨財天社近く、村営「天の川温泉」まで送迎サービスもあります🚙

★ 20日より連休のため19日(土)ご提供する上肉の種類がかなり少なくなっております。

  予めご了承下さいませ。

  


 天川村 弥仙館(施設編)

  2023年08月18日 (金)

今回お世話になるのは天川村の入口で、村唯一の🚥がある川合交差点に位置する「弥仙館」さん。

玄関を入ると左手にフロント、右奥にはお食事処。

旅館ご主人のお話によると天川村は山肌に沿って建物があり、どうしても段差が激しくなるとのこと。

部屋に行く途中には岩がむき出しな場面も😲

1日に全4組までで今回予約したのはプレミアムルームの「かふう」、ほかに今年リニューアルした露天風呂付き客室(グランルームSORA・せせらぎ)があります。

8畳の和室で二人なら十分な広さ、この客室は川に最も近いのでせせらぎがBGMです。

水回りも清潔に保たれ、トイレはもちろんウォシュレット付きです🚽

この部屋は和室の奥に山小屋風ロフトがあり、最大6〜7名まで宿泊可能です。

この部屋最大の売りは大きな川床デッキ。

夏でも涼しく渓谷の緑からのマイナスイオンに、清らかな流れの川のせせらぎとまさに天川村的な風景が広がります。

強いて言えばフロント階からお部屋までは二階分ありエレベーターはなし、また部屋の電波が弱くWi-Fiも途切れがちなのでここでは自然と戯れるのが一番の過ごし方です😊


請来軒   大阪市淀川区十三本町1−2−6     電話:06−6390−1739
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