大阪・十三 焼肉の請来軒 ブログ


大阪・十三 焼肉の請来軒のブログです。

みなさまのご来店、楽しみにお待ちしております。

ご予約・お取り置きはブログでの受付はできませんので、あらかじめご了承ください。

この日は三連休最終日で天川村にも大勢の観光客が、残りの観光は明日にしてやって来たのは「天の川温泉センター」。

天河大辨財天社から車で3分、お社から徒歩でも10分。

天川村でもお約束の1枚📸

吉野杉・桧・松・楓などをふんだんに使った館内、入湯料は大人700円で貸しタオルは200円。

しっとりとした泉質ですが内風呂は大人6人入ればいっぱいになります💦

山の木々を見ながら入浴できる露天風呂、湯上りどころ共々やはり小さいです。

☆ お風呂の写真は天の川温泉センター㏋からの転載です。

天の川にかかる橋から川を眺めながら、天川村の名水を使った「ごろごろサイダー」で涼を取ります。

天川村の間伐材を「薪」にして活用したり、木の温もりを感じる天の川温泉センターでした♨

☆ 本日8月17日は台風7号の影響によりホルモンの入荷がありません。
  また仕入れ業者からホルモンが揃うのが18日の夜になるかもとの連絡が。

  17日のホルモンはハラミ・タン・上ミノ・ツラミ・シマ腸のみのご提供となりますので、予めご了承くださいませ。


初めての天川村なのでゆっくりと観光、かどや食堂さんから車を走らせること10分🚙

やって来たのは日本三大弁天の宗家で水の精と弁財天女を祀る「天河大辨財天社」、音楽や芸能の神様としても有名です🎤

談笑する山伏を見かけましたが本物か、それともコスプレ?

神前での能の奉納が毎年行われ世阿弥も用いたとされる阿古父尉の面、能楽草創期からの価値の高い能面や能装束が多数奉納されています。

大峯修行の要の行場とされ古来高僧や修験者たちが集まり、特に弘法大師空海の参籠後は大峯参りに高野詣とあわせて多くの人々が訪れるところとなりました。

訪れた日がたまたま例大祭当日、朝から採燈護摩厳修がありましたが間に合わず💦

本殿に向かう参道を上がる途中から、歌舞伎みたいなセリフと鼓の音が聞こえてきました👂

13時から神事能が奉納されていて途中での入退席はNGですが、僧侶のご好意で見学させて頂けることに。

右も左も分からない人生初の能楽でしたが、厳かさと台詞回しは迫力がありました。

神楽殿(能舞台)の向かいにある本殿にお参り。

参道である石段途中に五社殿があり、石段手前より

龍神大神

大将軍大神

大日靈貴神  

天神大神   

大地主大神

天河大辨財天社には4つの神が天降る石が存在すると言われ「天石」と呼ばれているそうです。

夜のお祭りに向けて露店が設営中、10円パンなど流行りの屋台に隔世の感が・・・

新築の棟上げ以来数十年ぶりの福餅まきに参加。

いい大人が必死で餅を奪い合うシュールなイベント、足元に転がってきた争奪戦のおこぼれを難なくゲット✌

神様に呼ばれないと辿り着けない、縁がなければたどり着けない、時期が来ないと辿り着けない聖地とも言われている「天河大辨財天社(てんかわだいべんざいてんしゃ)」。

家族のこれからと天川村滞在の無事をお祈りし、清々しい気持ちでお社を後にしました⛩


当初の予定では洞川温泉にあるお蕎麦屋さんで昼食を、でも一時間待ちと聞きあえなく断念。

飛び込んだのは川合交差点にある「かどや食堂」さん。

まさに食堂といった趣の店内はテーブル席と小上がり、渓谷側のテーブル席からは美景が楽しめます。

メニューは定番の丼物や麺類がメインですが・・・

やはり天川村と言えば名物のアマゴで塩焼きか甘露煮が選べますが、この日は三連休最終日でお目当ての塩焼きは売り切れ😢

アマゴは旅館の夕食で食べられるので、注文したのは「大和肉鶏すき焼き風丼」。

親子丼と違い割り下の効いた甘めの味付け、でもくどくないのには理由が。

おかずは天川村の名水で作られた冷奴。

歯応えある食感は地鶏の特徴で嚙めば嚙むほど旨味が広がり、肉肉しい香りが割り下を突破し鼻腔を突き抜けていきます🐓

冷奴にかかった梅ともろみの酸味とコクが割り下の甘味を中和し、地鶏の味がますます際立ちます。

もう一方はゆばあんかけうどん。

うどんは大峯山系の滑らかな水と小麦、伝統製法吉野晒しで作った吉野葛を使用した岡下製麵所の「手延べ葛うどん」。

五島うどんより細麺でなめらかな舌触りに抜群の喉越し、何より細麺ながらもシッカリ感じるコシが最高にうまいです😋

生姜の効いた優しい餡に湯葉の食感と三つ葉の香り、一瞬ですが暑さを忘れるほっこりとしたお味でした。

老夫婦二人で切り盛りされバタバタホールを担当する主人に料理担当の奥さん、でもそのやり取りや主人のキャラクターが微笑ましいかどや食堂さんでした。

🌀 このブログをアップした8月15日9時現在十三付近雨は弱いですが強風、どなた様も被害が出ませんように・・・


 いざ 天川村へ

  2023年08月14日 (月)

ただいま走行中の道路は起点の京都市下京区の国道1号分岐(烏丸五条交差点)から、和歌山県庁前の県庁前交差点に至る延長約236kmの国道24号線。

ナビの案内は北海道以来、愛車では初めての「道なり」🚙

奈良県五條市付近を走行中、三連休を襲った猛暑の中車は南下を続けます。

名水の地奈良県だけあって川の流れも清らか。

約10年乗ってる愛車のナビは道案内が少し苦手、国道から距離優先で獣道へと誘導💦

離合するのも難しいポイントがたくさんある旧道、周辺に建物は何もありません。

約30分クロスカントリーばりの道からようやくセンターラインのある道路へ復帰🎉

村唯一の🚥がある川合交差点に到達、右は天河大辨財天社で左は洞川温泉。

今回は天川村一泊二日の小旅行です。

☆ 本日8月14日は17時から営業予定ですが、台風7号接近により営業時間を17時から20時までとさせて頂きます。

  


 お盆営業してます🥩

  2023年08月11日 (金)

世間は今日からお盆休みの様相も、請来軒は通常通り営業してます。

11日 17時~22時  テーブル席は残り1

12日 12時~22時  18時以降テーブル席は満席です。

13日 12時~21時

14日 17時~22時  テーブル席は残1

カウンター席はいつでもご案内が可能、ご来店お待ちしてます😊


 8月5日の営業について

  2023年08月04日 (金)

8月5日(土)は花火大会のため18時閉店となります

また請来軒が入居するビルエレベーターホールへの花火見物客進入を防ぐため、終日入口シャッターを閉めております。

シャッターを開けに行きますので、ご予約のお客様はご面倒ですが到着時ご一報ください。


 8月営業のお知らせ🌻

  2023年07月30日 (日)

もはや35度は当たり前だと感じる灼熱の毎日、もうすぐ夏本番8月がやって来ます。

請来軒の8月営業のお知らせです✅

5日(土) 花火大会のため12時~18時までの営業です。

カレンダーからすると11日~16日あたりがお盆期間ですが、通常通り平日は17時~22時、土曜は12時~22時、日曜は12時~21時までの営業です。

11日(金)山の日祝日ですが17時~22時までの営業です。

毎週火曜日は定休日で、あと20日(日)~23日(水)は連休します。

美味しくて元気が出るお肉とキンキンに冷えた🍺が、皆様のご来店を待ってますよ😋


 東大阪 勇雀(にぎり編)

  2023年07月29日 (土)

目にも鮮やかなガラスの寿司下駄。

握りのスタートは包丁細工したイカ、甘みと食感の良さ両方を際立たせる見事な職人技🔪

そこはかとない甘味がにじみ出る島根産生の穴子。

ふんわりとして皮目も柔らかく、今までの人生で一番かもしれない絶品太刀魚。

美味しい握りに上機嫌な私、となれば日本酒も上喜元です😁

縞エビの小どんぶり。

個体は小さいながらも甘みは強烈🦐

身も美味しいですが、やはりミソのコクはたまりません😋

肉厚な身から出る上質な脂に海苔の風味、舌の上で渾然一体となる鯵の棒寿司。

夏場は爽やかな酸味が特徴の本マグロ赤身。

間もなく旬が終わる丹後産鳥貝は歯応えと旨味が鮮烈。

脂乗りは冬場のそれには敵いませんが、この時期では十分な旨味と香りを持つ中トロ。

塩とツメ二種類で頂くふっくらと煮られた穴子、旨い以外の言葉は持ち合わせていません😊

芽ネギをエンガワで巻いた一貫は、エンガワの脂に芽ネギの風味を梅ソースがまとめています。

出汁の旨さが際立つしじみの味噌汁。

シャーベットでコースは終了。

全てにおいて丁寧な仕事がされた料理と握りの数々、大将のキャリアと信条がダイレクトに伝わった勇雀さんでした🍣


 東大阪 勇雀(アテ編)

  2023年07月28日 (金)

とある夏の夕暮れ降り立ったのは近鉄若江岩田駅、大阪に生まれ育って55年初めて東大阪の地を踏みました🚉

見どころが何もない街を歩くこと駅から10分強、お目当てのお店は普通の住宅街にあります。

今宵お邪魔したのは今年6月にオープンしたばかりのお寿司屋「勇雀」さん。

大阪すしの老舗「すし萬」で30年総括料理長を務めた大将が、満を持してここ東大阪で開業されました。

私が心酔する千鳥橋のお寿司屋さん「月山 祐寿司」の大将が、数十年苦楽を共にした職人とのお話を聞き訪問。

食欲のそそられる単品メニューの他にお任せ(5000・8000・10000円)もあります。

立地条件もあるでしょうが左党には嬉しいドリンクプライス🍺

奮発して頼んだ10000円コースの前菜は平目の昆布締め。

程よい締め加減の平目に梅のソースが甘みを引き立て、極細の山芋短冊に海ブドウの食感とこれからへの期待が否が応でもふくらみます🎈

続いてはウナギとナスの茶碗蒸し。

肉厚のウナギはもちろんのこと、一本芯の通った出汁は絶品。

焼物は鮎の塩焼き、付け合わせはミョウガ・フルーツトマト・チーズのいぶりがっこ巻き。

鮎自身の味もサイズも塩振りも文句なし、特製蓼酢とワタの相性も抜群🐟

ここで日本酒にシフトチェンジ、大好きな相方の故郷広島県呉市の「宝剣 純米酒」をチョイス。

米の香りと旨味がしっかりだけどキレのある飲み口、これで一合600円は飲まなきゃ損🍶

椀物は土瓶蒸し。

ソフトシェルのエビは殻の香ばしさと身の甘味が抜群、それを良質の昆布と鰹節から取った出汁が引き立てます。

旬を感じる鱧は土瓶蒸しには欠かせない存在、お腹もひと段落していよいよ握りへと移ります。

7月29日土曜日夜は29(ニク)の日なのにナント一件もご予約なし、お好きなお時間にお席がご用意できます😲

毎年大不振の土用丑の日30日は17~19時までカウンターは満席でテーブルは残り一卓、怪奇現象が起こっている週末の請来軒です💦


FBお友達の投稿を見てやって来たのが西天満にある「idematsu」さん。

初訪問ですが以前天満でビストロ「プティポー」を営業されてたシェフが、移転してジビエを扱うフレンチにモデルチェンジ🇫🇷

店内はカウンター6席と4名掛けのテーブルが一卓、こちらでもワンオペで営業されています。

メニューは全6皿でメインは熟成エゾ鹿・熟成九州鹿・熟成猪いずれかのジビエコース(9350円)のみですが、事前に予約すれば珍しいジビエが楽しめます。

この日は34度を超える猛暑、まずはキリン一番搾りで乾杯🍻

最初の料理は猪のベーコンとジビエスープ。

50日熟成した猪のベーコンは旨味が凝縮されていますが、軽くてコクのある脂身が秀逸🐗

熊・猪・豚・鹿・カラスなどその日あるジビエを使ったスープ、クセはなく滋味深い味わいが広がっていきます。

このスープをベースにソースなどを作っているそうで、ある意味このスープがidematsuさんのベースになります。

続いては鰹のタタキ。

サーブする寸前に炙った鰹は爽やかな酸味、ここで魚料理とは不意を食らいました。

ただのタタキだと思っていたら大違い、鰹の下に敷かれていたのは塩だけで乳酸発酵させた白菜が。

繊維が崩れてなく食感が良いですが、白菜が驚くほど甘くそれも自然な甘みなんです🥬

アライグマのコンフィ。

初めて食べるアライグマは野性味にあふれてますが味を例えるものが浮かばない、しかしそれがジビエ料理の特徴でもあります🦝

ジビエスープがベースのソースにはカラスも骨ごと砕いているそうで、街中ではなく自然界にいるカラスも立派なジビエだそうです。

ソースは一般的なフレンチのそれとは違い軽くあくまで素材を引き立てるもの、ソースをまとわせた自家製パンはフレンチの醍醐味です🥖

のどの渇きも納まったところでワインに、好みだけ伝えてお任せするのが一番👆

抜栓されたスペインの「Garnacha de Fuego」は締まった酸にベリーの香り、アルコール度数15度と高めですが決して重たくなくスッキリとした飲み口です🍷

銀鮭。

火入れが完璧で中身は見事にレア状態、香ばしい皮目の脂がそれを引き立てます。

豚足や穴子から出汁を取ったスープがコクをプラス。

何やら美味しそうなお肉が焼きあがりました。

この日のメインは14日熟成させた3歳雌の蝦夷鹿のシンタマ(もも)。

ももでも比較的旨味の強いシンタマはまさに肉肉しい風味、焼き方も素晴らしいの一言👏

低温調理が嫌いなシェフ渾身の火入れ、何から何までこだわりを感じるお皿ばかり。

これで終わりと思いきやシェフが出したのはキーマカレー😲

プティポー時代にランチでスパイスカレーを出したらマニアの間で大人気に、最後までシェフの引き出しの多さには脱帽💦

デザートは濃厚なミルクとアーモンドの風味のグランマンジュ🍮

こういうのもご用意してますと見せてくれたのが熊の手足、ジビエ好きな方は是非訪れて欲しいファインダイニングです。

久しぶりに味わったシェフの料理はますますパワーアップ、すっかり出口ワールドの虜になった夜でした🌌


請来軒   大阪市淀川区十三本町1−2−6     電話:06−6390−1739
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