大阪・十三 焼肉の請来軒 ブログ


大阪・十三 焼肉の請来軒のブログです。

みなさまのご来店、楽しみにお待ちしております。

ご予約・お取り置きはブログでの受付はできませんので、あらかじめご了承ください。

通りの向こうは韓国最大の繁華街明洞。

向かいの小さな広場にある「SEOUL」のオブジェ、こちら側は観光客が圧倒的に少なくのんびりした空気が流れています。

今回お世話になるのは南山の麓にある「パシフィックホテル (퍼시픽호텔 )」、明洞界隈ではかなりの老舗ホテルです。

明洞から歩いて南山ケーブルカー乗り場まで行く方にはおなじみの景色🚡

最近のホテルにはないレトロ感あふれるフロント、ロビーも常に閑散としていて明洞内のホテルとは別世界。

通されたのは609号室、カテゴリーはスタンダードツイン。

広めのベッドに窓際にはソファー、スーツケースをおいても狭さは感じません🧳

残念ながら南山タワービューではないですが、目の前に高い建物もなくのどかな風景。

電話機に時代を感じますがエアコン・照明・起こすな・掃除してのスイッチが集約されていて使い勝手は良いです。

何より嬉しいのが110ボルトのコンセント、日本の電化製品が使用でき変圧器要らずで大変便利👏

バスタブは小さく入浴するにはどざえもん状態になりますが、シャワーの湯量と温度は標準。

ただ夜遅くには水量が弱くなり温度も上がらず、おそらく古いホテルなのでお水がタンク式からかも知れません🚿

室内着は浴衣とここにも歴史を感じます。

おまけに胸には「PACIFIC HOTEL」の刺繡、日本の温泉旅館でも見かけない渋いデザイン。

最近高騰している明洞のホテルですがここパシフィックホテルはリーズナボー、館内も周辺も閑静なので旅の疲れを癒すには最適のホテルです🏨


ここはソウルメトロ9号線と空港鉄道の金浦空港駅、その改札手前左側にある韓国のコンビニ「GS25」🏪

ここで購入したのが2024年の春に発売された「気候同行カード」、7月には旅行者向けに旅行日数にあわせて選べる短期券も発売され、さらにお得にソウル旅行を楽しめるようになりました。

自家用車の利用を減らして公共交通機関の利用率を上げ、温室効果ガスの削減を目指す気候危機への対応を目標に掲げて発売されました。そのため「気候同行カード(Climate Card)」という名称になっています。

30日券と短期券の2種類があり、短期券は
1日券:5,000ウォン
2日券:8,000ウォン
3日券:10,000ウォン
5日券:15,000ウォン
7日券:20,000ウォン

気候同行カードは地下鉄の窓口(有人)も売っていますが売り切ればかり、コンビニでの購入が可能ですが(W3000)チャージは出来ません。

そのチャージはGS25を右に出てすぐ右に曲がったコンビニ裏の券売機のみで可能。

日本語表記もありますが以前からのTマネーのチャージと同じ仕方、スケジュールに合った金額を選びましょう。

観光客が動く範囲内はほとんどをカバー(盆唐線は使えないので注意)、最近は仁川空港からも使用可能になりました(一般列車のみ)。

また市内を走る青色のバスも利用可能なので、行動範囲がグッと広がりますよ🚌

ソウルの移動に欠かせない気候同行カード、韓国に到着したら真っ先にゲットしてお得に旅しましょう🎫


大阪万博仕様ラッピングの南海特急ラピート、これに乗車すれば向かう先はあそこだけ🚋

約1年ぶりの関西空港ですがあまりの豹変ぶりに浦島太郎状態、イミグレを抜けると海外の空港みたいに洗練された空間に変貌😲

今までの数倍の規模になったDUTY FREE、一か所に集約されたので買いやすさは飛躍的にアップ。

通関後のエリアで食事は正直しょぼかったですが、日本を前面にアピールした飲食店が続々新規オープン。

粋に立ち食いで楽しめる寿司屋にはインバウンド客が握りを堪能、でも皆さんドリンクはコーラなのでそこは日本酒でしょ。

ゲートのすぐそばまで飲食店やスーベニアショップが、一気に賑やかな空間へと生まれ変わりました👶

夕食まで時間があるので昼食を兼ねてお邪魔したのは「MENSHO」さん、赤と黒を基調としたスタイリッシュな店構え。

インバウンド客を当て込んだこだわりのメニュー。

その中から選んだのは「白トリュフ香る鶏白湯らぁ麺」、注文から10分もしないうちに着丼。

まるでポタージュスープみたく抽出された鶏白湯、濃厚でクリーミーながらも後味はスッキリ🐓

モチモチちぢれ麵はスープがうまくまとわり、スープがからんでも小麦の香りは際立ってます。

噛めば染み出る肉の旨味と香り、食べ応えあるチャーシュー🐖

ラーメンの味を純粋に味わいたいのか、周りのインバウンド客のほとんどが醬油ラーメンを注文。

ラーメンが世界標準になったんだなと感じた一杯でした🍜

以前搭乗ゲートまでのシャトルに「中間駅」と「先端」駅がありましたが、どうやら中間駅は廃止されたみたい。
先端駅までは従来通りシャトル移動となります。

搭乗の最終案内が流れる中急いでゲートへ、今日から二泊三日お隣韓国はソウルに出かけます🛬


香川最後のイベントと言えばやはり讃岐うどん、お邪魔したのは「ぼっこ屋 三谷店」さん。

今回は讃岐人同伴ではないので注文には自力、魅力的+わからないメニューから選びます。

14時過ぎても地元の方が押し寄せる、香川県になくてはならないお店なんでしょうね。

🍙を筆頭に魅惑的なご飯類、地元の皆さんはうどんとご飯が定番みたい。

真正面からうどんを味わいたいので注文したのはぶっかけ。

麺と出汁を純粋に楽しみたいので、断腸の思いで天かすとネギはパス。

コシがありエッジの効いた麺、このプライスで大阪では食べれない無双のお味。

鰹節やイリコの効いた出汁はそれだけでも深みがありますが、レモンの酸味が全体の味を軽やかに引き上げています。

うどんのお供はもちろんちくわの天ぷら💛

変わり種でとろろうどんを、とろろをまとってもうどんの風味や甘さはそのまま。

たかがうどんされどうどん、どの食べ方もあくまで主役はうどん。

副菜からご飯類までどれもがうどんの為にもの、うどん王国香川の底力を感じたぼっほ屋さんでした。


 灼熱の四国水族館

  2024年11月09日 (土)

お椀型の小山が点在する讃岐平野独特の風景、両親をピックアップする前最後の観光へ。

宿(徳島県)⇒高知道大豊🆋(高知県)⇒川之江JCT(愛媛県)⇒坂出🆋(香川県)と、移動だけで四国全県制覇🚙🎉

お宿から約100分到着したのは高さ158m、1988年にオープンした「ゴールドタワー」がシンボルの綾歌郡宇多津町🏢

の、横にある四国水族館が目的。

着くや否やカワウソ餌やりショーのお時間、炎天下の中愛くるしいカワウソの動きに癒されます。

そのカワウソも今や絶滅危惧の状況で、全国各地の水族館で繫殖が試みられてるそうです。

飼育員の説明ではカワウソは思い切り臭いらしく、汗をかいたおっさんのそれより酷いらしいですが私もディスられた気分🥹

こちらのアカハライモリさんは宇宙に行ったらしいですよ🚀

ただ隠れてるだけなのに人気者のチンアナゴと、これまた隠れてるだけでディズニーの映画にもなったカクレクマノミ🎥

ライトに浮かび上がる優美な姿のヤガラとカサゴ。

伊豆地方の名物で高価なタカアシガニ🦀

四国最大となる650㎥水槽で、大海原を旅する回遊魚たちの遊泳行動が見れる「綿津見の景」。

こちらのツボダイは最近吉本新喜劇で人気の座員多和田さんのボケによく登場。

確かにめっちゃ似てますね😆

人間は大好きですが海では嫌われ者のハモ。

穴子好き💛

一時ブレイクし歌まで出来たカブトガニ。

鳴門海峡の水槽を我が物顔で泳ぐ王者タイ🐟

無類の🐧好き相方がまどろむのがペンギンプール。

ここにいるペンギンたちの相関図、ドロドロした関係は人間もペンギンも相違ありません💦

水族館のメインイベント、クレバーなイルカたちのショー🐬

出番が無けりゃ自然の姿に。

程よい展示にショーと二階のデッキからは瀬戸大橋も眺められる四国水族館。

インターチェンジのそばで金比羅山へも車で30分、瀬戸大橋もすぐと観光の拠点には最適な宇多津町です🚙


おはようございます☀

四国滞在二日目この日も最高気温35度予想、9月も半ばを過ぎたのに相変わらずの猛暑💦

この懐かしいボンネットバスはかずら橋ライトアップ見学の送迎用🚌

朝食会場は二階「京柱」、古き良き舞台を備えた大広間。

朝食のお時間ですが、これがまたすごかったんです😲

目覚めの一杯はかぼすジュース🍹

高野豆腐の煮物、切干大根、きゃらぶきと体に優しい煮物。

ご飯のお供は焼鮭、かまぼこ、しめじとそばの実の和え物。

もちろんお茶もそば茶☕

鮭とゴボウにお箸が止まりません🍚

やはり祖谷こんにゃくは歯触りが最高。

昔のサラダってこんな感じでしたよね🥗

ハムはこのサラダでこそ良さが活きます。

そのまま食べようかご飯にかけようか、いつも悩んでしまう温泉卵🥚

淀みのない朝食を一変したのが、中の具材はヨークシャーを基とした四元豚「阿波美豚」の小鍋。

軽い脂身と濃厚な豚の旨味と香り、これは夕食でも主役を張れるほどの絶品🐖

硬めの地元祖谷の豆腐は大豆の風味が抜群、これも鍋のスープにとても合います。

また塩ベースのスープの旨い事、あまりの旨さに麺を投入したくなる衝動にかられました。

漬物にきゃらぶきなどをのせて味変。

海苔をふりかけ鍋のスープを入れれば、特製「祖谷丼」の完成~🎉

こんな旨い雑炊は食べたことなく、もし朝食がこの鍋なら強くお勧めの食べ方です。

優しい甘さの自家製デザートで納得の朝食は終了、ホテルかずら橋さんの食事はどれもが素朴ながら心に響くものばかりでした。

ひと工夫したつまようじがさりげなく用意。

この日のゲストは日本人とインバウンド客が半々、外国の方も日本の文化をだいぶ勉強されてるみたいです。

大阪どころか徳島市内からもアクセスの良くない祖谷にある「ホテルかずら橋」さん、でも温泉や食事は日本人が忘れかけた古き良き時代のものでした。

四季折々で移り変わる祖谷の山里の風景、日本の素晴らしさを再確認した旅でした。


厳しい残暑の中こちらの涼しげなお皿は、渓流鮎のお造りと祖谷こんにゃくの薄造り。

それに合わせるのは地元三好の地にて1903年(明治36年)に創業した、三芳菊酒造が造る“三芳菊 限定酒”

酒米も他府県のそれを使用するなど革新的な蔵元、吉野川水系の仕込み水がコメの旨味とキレを体現しています🍶

お宿からのサービスですと供されたのはソバの実を塩茹でして、殻を剥き乾燥させたものを鶏肉やこんにゃく野菜と一緒に煮て食べる郷土料理「そば米雑炊」。

さいの目切りされた具材プチプチとした食感、滋味深い出汁とホッとする優しいお料理。

清らかな渓流の鮎は上品な香り🐟

手切りされた祖谷のこんにゃくはくどくなく食感は最高、土の香りを感じるまさに銘品です。

着席時からスタンバってた焼物が出来上がりました。

石 (いわ) 豆腐、玉こんにゃく、ほどいも (じゃがいも) を串に刺し少し甘めの自家製味噌だれをつけ、串を囲炉裏にたて焦げないように回しながら焼いて食べる郷土料理「でこまわし」。

焼けた味噌の香ばしさの後から溢れ出る素材の旨味、素朴ながら日本酒にびたっと合う逸品。

オイル煮・有馬煮・造りから最後は塩焼きの鮎、囲炉裏で焼かれこれ以上ない状態で頂きます。

鮮烈な香りにほろ苦いワタとクリスピーなかしら(頭部)、大ぶりながらも繊細なお味。

メインは谷藤ファームさんの和一(徳島県産黒毛和牛)と阿波尾鶏の陶板焼き。
全国でも数少ない繁殖から出荷までの一貫生産にこだわる谷藤ファームさん、吉野川の豊かな自然の恵みによって最高の品質に育てられた国産黒毛和牛が純粋黒毛和牛の<和一(わいち)> 。

一口食べて納得どころか「旨い」の一言、肉質・食感・香り・余韻と全てが正真正銘黒毛和牛のそれ。
請来軒似たタレでしたが、塩だけでも十分に旨味が楽しめます🐂

徳島ブランドの阿波尾鶏は身に弾力がありますが、噛めば旨味が口の中で爆発💣

ほろ酔いですがアテが素晴らしいので、相方に睨まれながらも私の好きな蔵元さん井川町の「芳水(いってみるかい)」。

程よい酸味が祖谷の素材を引き立てます。

秋を感じる松茸の茶碗蒸し🍄

留椀はそばの名産地祖谷地域を代表する郷土料理「祖谷そば」、つなぎの粉を入れずに作るために、通常のそばに比べて麺が太く切れやすいのが特徴。

つなぎが少ないためそば本来の甘味と風味が楽しめます。

シメはこしひかりと漬物三種盛り。

自家製パンナコッタでおもてなし会席は終了。

派手な食材はなくともそれ以上の満足感を感じた祖谷の郷土料理の数々、徳島県産の逸品を散りばめた素晴らしい夕食でした。

部屋に戻るとテレビではドリフの特集が、40年前は結構無茶してたんですね😅

懐かしいコントと素朴な料理に50年前の子供に戻った夜、今晩は無邪気な気分で寝れそうです💤


夕食会場は二階の「阿佐」。

目を引くのは6台ある囲炉裏、今夜は昔ながらの囲炉裏を囲みながら祖谷の味に舌鼓。

食事より待ちに待った今日初めてのアルコール、冷えた生ビールで🍻

先付けは出汁で煮た冬瓜のそうめん、シャキシャキの食感にほのかな出汁の旨味が。

前菜三種

阿波牛ローストビーフ・すだち寒天
子持ち鮎オイル煮
鳴門金時レモン煮・椎茸旨煮

このローストビーフは香りもよく旨味が強くて😲

脂っぽくなく鮎の香りはそのまま、粒粒の食感が楽しい一品。

鳴門金時とレモンの甘酸っぱいコラボ🍋

スダチの酸味が効いた寒天は絶妙な塩梅。

私たちを席まで案内してくれた仲居さんと思いきやここの女将、ご丁寧な来館ご挨拶が始まりました。
そして歓迎の意味を込めて、徳島県の代表民謡曲として全国で歌われている「祖谷の粉ひき節」を披露🎤

祖谷の粉ひき節はその昔平家の落人が残された土地を開拓しても、粟やひえ等しかなく、それらを粉にするために石臼を回すことが大変重労働であった。

その労を慰めるために誰の口からともなく歌い継がれたのがこの民謡。

煮物はぜんまい・虎杖(いたぢり)・子持ち鮎有馬煮。

オイル煮と違い山椒がピリッと効いてる有馬煮。

タデ科の多年草で山野に自生する虎杖はシャキシャキの食感。

心地よい苦みとホップが効いた地元上勝町「カミカツIPA」。

秘境の宿でもアルコールは梅田の飲食店と遜色ないラインナップ。

これから郷土料理が続きます🥢


お部屋がある三階エレベーター横が温泉への入口、ここからの写真はすべてホテルHPからの転載になります。

先程ご案内した私の部屋の裏にある露天風呂行きケーブルカー乗り場。

ホテルかずら橋さんと言えばこのケーブルカー、急斜面を約3分かけて登っていきます。

健脚の方は側に遊歩道もあるので、上まで歩いて登ることも可能です。

露天風呂から渓谷を眺めながらの入浴は最高、心と体の疲れが消えていくのが分かります。

こんな山奥なのに入浴しているのは私以外インバウンド客、関西人でもアクセスが悪いこの地まで訪れる強者インバウンド😲

湯上がり休憩所「半兵衛の家」は昔ながらの茅葺き屋根、家の中に入ると趣のある囲炉裏がありますが夏はサウナ並みに暑いです💦💦

景色だけなら断然「天空足湯」、祖谷の郷を見下ろす見晴らし抜群です。

肌にも優しい単純硫黄泉の大浴場、こちらからは道路側の景色ですがここでも山の緑が楽しめます♨

のぞいただけですが立派なサウナが併設、祖谷渓谷の水風呂で整います。

全館満室の割には露天風呂も大浴場(特に)も空いていたのは、露天風呂付き客室が多いせいかも。

追加料金で貸切風呂の利用も可、素朴で柔らかい温泉でした。


山間に佇む一軒のお宿が今夜の宿泊先。

霧が立ち込め秘境感がさらに増していきます。

今晩お世話になるのは新祖谷温泉「ホテルかずら橋」さん。

お土産コーナーを併設したフロント回り。

通された321号室「丸石」のカテゴリーはリラックス和洋室、ランクで言えばこの旅館では下から二番目です。

人気のある旅館なのでたまたま空きが出たので即予約💻

リニューアルした客室は洗練ながら過度な設えもなく、旅の疲れを癒してくれる空間に。

唯一残念なのは景色で窓を開けるとそこは露天風呂行きケーブルカー乗り場、目隠しがあるので通行人からはもちろん室内は見えません。

一通り揃った水回りのアメニティー。

浴衣に丹前に足袋、バスタオルは一人二枚と快適に温泉が楽しめます。

人生初サウナ付き客室、サウナーの私には嬉しい限りです😄

最高65度までのサウナは10分も入ればしっかり良い汗がかけます。

かいた汗を流すのははお隣のバスルームで。

コンセントにUSBの差し込み口、もちろんWi-Fiサクっと繋がるストレスフリーな環境。

シモンズベッドと寝具もぬかりなし、客室だけは時代に合ったそれとなっています。


請来軒   大阪市淀川区十三本町1−2−6     電話:06−6390−1739
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