大阪・十三 焼肉の請来軒 ブログ


大阪・十三 焼肉の請来軒のブログです。

みなさまのご来店、楽しみにお待ちしております。

ご予約・お取り置きはブログでの受付はできませんので、あらかじめご了承ください。

こちらの年季が入ったお店は、札幌でザンギと言えば真っ先に名前が挙がる「中国料理 布袋」さん。

札幌最初のグルメはその布袋さんの隣のビルでススキノにもほど近い、中央区南1条西9丁目にある「フランス料理店mondo」さん。

地下一階にあるお店は二人掛けのテーブルとホールの真ん中に大きなテーブルが一つ。

ここのシェフはフレンチの巨匠三国清三シェフが手掛ける「ミクニサッポロ」 の料理長、その後ミクニ本店である「オテル・ドゥ・ミクニ」で研鑽を重ねた実力派。

mondoさんのランチコースは前菜とメインで2500円が基本。

お腹や財布に余裕がある方はお好みで、アミューズ・スープ・魚料理・デザートをチョイスしてオリジナルのコースが作れます。

シェフのご子息がソムリエなのでワインやドリンクも充実🍾

追加でオーダーした「富良野産泥付き人参と玉ねぎのスープ」が運ばれてきました。

風味が強い人参と玉ねぎの自然な甘さに、クリームのコクが混ざり合ってそれでも軽やかなスープ🥕

これまた追加オーダーの「滝川産北海あいがものリエット」。

豚肉ほどパンチはなくても十分に野性味を感じる合鴨、オリーブの脂が旨味を引き立てます🦆

お昼ですがワインはボトルで、お任せしてサーブされたのがポルトガルの「PRUNO2020」。

ベリー系と甘みとスパイシーな香りは飲むとタンニンが効いて、真逆に土の香りもするフルボディ🍷

この日の前菜は「半熟卵、赤キャベツのマリネ、砂肝のコンフィ」のサラダ。

サニーレタスの森をかき分けると、中から半熟卵が顔を出しました。

これも立派なドレッシング🥚

焼きではなくコンフィしたことで食感も良く、中からじんわりと味が染み出る砂肝。

何といってもこのサラダのメインはドレッシングで、酸味はもちろんエキゾチックなスパイスの香りも感じレタスとの相性も抜群🥗

メインは「旭川産三元豚アサヒカワビアンコのロティ」。

この厚みでも驚くほど柔らかく上品な脂はキレも良し、その旨さを引き立てるのが白ワインベースのソース。

粒マスタード・エシャロット・ハーブ・ピクルスの風味が豚肉の甘みを引き出しています🐖

豚肉にかけてもまたソースで味わうにもいい仕事するジャガイモのピューレ、もちろんそのままでも美味です。

どの料理も優しく素材の良さを最大限引き出すシェフの技、もし機会があればそのテクニックと豪華食材の競演が楽しめるディナーに訪れたい素敵なフレンチでした🇫🇷


 小樽朝のぶら散歩

  2024年06月24日 (月)

おはようございます、北海道滞在二日目も快適な気候。

旧日本銀行小樽支店の運河通りへ1ブロック下がった所にある建物は、1922年ギリシャ・ローマ建築風の4階建て「旧三菱銀行小樽支店」。

現在は北海道中央バスが所有し、一部は「小樽運河ターミナル」として利用されています🚌

通りすがりの海鮮丼屋さんのメニュー、生うに丼が9500円ですがこれが現在の物価です。

テレビでよく見かける小樽のランドマーク、まだ観光客の少ない運河通り。

ちなみにその反対側はこんな感じ。

昨晩通った旧手宮線跡地。

その旧国鉄手宮線の中で唯一駅舎の名残があるのがこちらの「旧色内駅」🚉

札幌へ移動するためJR小樽駅に戻って来ました。

構内にある売店にはあの若鶏半身揚げの超有名店「なると本店」さんの店舗があり、朝の9時30分から名物半身揚げの購入が可能です🐓

その手前には昨晩堪能した伊勢鮨さんの分店があり、立ち食いですが本格的な握りがリーズナボーに楽しめます🍣

札幌に向かう快速エアポートに乗車の際、進行方向左側に座ると石狩湾の雄大の景色が楽しめますよ🚃


 小樽夜のぶら散歩

  2024年06月23日 (日)

ちなみに伊勢鮨さんから徒歩1分弱の所にあるのは、若鶏の半身揚げが有名な「なると本店」さん🐓

開店前から行列が出来る人気店、大阪の百貨店にも物産展やスポットで度々出店されています。

閉店直後まだ唐揚げの残り香に包まれながら、お約束の一枚📸

間もなく束の間の静寂が訪れるJR小樽駅。

幻想的で旅情をかき立てる運河通りの夜景。

なぜか哀愁を感じるガス灯。

北海道遺産「小樽の鉄道遺産」にも選定され、昼間は大勢の観光客が訪れる「手宮線跡地」。

ライトアップされ昼とは違い荘厳な雰囲気の「旧日本銀行小樽支店」、今日一日予定を詰め過ぎたので明日からは気ままに過ごします💤


 温故知新の味 小樽伊勢鮨

  2024年06月22日 (土)

小伊勢劇場の第二幕、握りの幕が静かに上がりました。

マグロの漬けで握りのスタート。

シャリと合わせることでその旨味が最大限発揮される中トロ、これは珍しい漬けで。

漬けの三連発最後は桜鱒、脂が軽やかになり醤油のほのかな風味が味を押し上げています。

生臭さは一切なく中トロに負けない上品な脂乗りのしめ鯖。

寿司によく合うお酒を北海道のすし職人の方々が監修した「【すし専用】特別純米つまみつつ」、確かに握りの邪魔をせずでも喉ごし良く米の旨味がじんわり広がります。

短冊に包丁が入り甘みが前面に出ているイカ。

プリッとした身にシャープな甘みのボタン🦐。

北海の幸の夢のコラボ、ウニとイクラの小丼。

50匹分のエビの頭から取った味噌汁は香りが鮮烈、濃厚ですがくどくなく清々しい後味。

細かく刻んだ北寄貝は磯の香りが波のように襲ってきます。

手渡しで頂いたのがホタテの磯辺焼き、海苔の香りにホタテの甘みが鼻腔をくすぐります。

魚が旨けりゃ酒も進むと言うことでシメの一杯はまたまた「二世古 特別純米酒 辛口 吟風」、しっかり目の酸味と甘みがふくらんだ後に辛口感が顔を出します。

ミソをからめたカニはただただ至福の味🤩

ふんわり煮上がった穴子は口の中に入れるとサラッと溶けていきます。

大将が「シーズン初めで甘みは控えめです」と言ったウニ、それでも独特の香りは産地ならではの物。

タラコと漬物の軍艦に自家製玉で大興奮の小伊勢劇場は終幕。

大将の信念である「温故知新」が感じ取れる料理や握りの数々、昔からの仕事を守りながらも新しい味の可能性を追求する大将に敬意しかありません。

外見は頑固そうに見えますが適度な距離感と軽妙なトークを交えてお客をもてなす、仕事を頑張ってまた伊勢鮨に食べに来たいと強く思った最高の晩餐でした🍣


 小伊勢劇場開幕 小樽伊勢鮨

  2024年06月21日 (金)

夕食はこちらの予約が取れてから北海道旅行を決めたお店。

一昨年請来軒のお客様のご紹介でお邪魔して、今回はそれ以来二回目の訪問です。

そのお店の名は小樽「伊勢鮨」さん、興奮を抑えて店の扉を開けます。

今回もお馴染みさんしか入れない、一番奥の大将が自ら握る特等席に通して頂いた幸運🌟

伊勢鮨さんの名入りグラスで乾杯、もちろんサッポロクラシックで🍻

桜エビ・シラス・三つ葉のお浸し、こちらでは少量づつお料理が運ばれてきます。

そら豆の白和え。

余市産いんげんは香ばしい胡麻のソースで。

淡白な白身魚でクセのない上品な味わいが北海道の鯛とも呼ばれる「ソイ」の塩麴漬け。

浦河地方では町おこしの一品として有名なマツカワカレイ。

ビールは程々にして日本酒にチェンジ、地元北海道の日本酒が料理を引き立てます。

一杯目は北海道産米の酒造好適米「彗星」を使用した上川大雪大吟醸、米のふくよかな旨味と潔い余韻が肝臓に染みわたります🍶

鉄分と爽やかな酸味マグロの赤身と、それと脂のいいとこどりの中トロは宮城県塩釜産。

お寿司屋さんの看板で脂の旨味に重厚感を感じる大トロ🐟

道南沖に生息する深海魚メンメの骨から出汁を取ったお吸い物、じんわり広がる旨味と上品な脂、それに香ばしさと三位一体の味。

プチプチの食感に良い塩梅の数の子、この味なら痛〇になっても悔いはありません。

これまた余市産のタコですが左はタコの口の周りのお肉、程よい食感で噛めば身と違った旨味を持っています。

ニセコ山系の雪清水と羊蹄山からの噴出し湧水と、仕込み水の旨さが際立つ流通量の少ない「二世古純米吟醸彗星生酒」。

立派な卵をもった小樽名産のシャコ、グロテスクな見た目とは裏腹に優しい甘味が特徴。

シャコの頭に付いている爪の肉、食感が楽しい珍味。

肉厚でも柔らかいアワビは肝をのせて。

富良野産のアスパラガスに土の香りを感じ、長野産トマトの煮びたしは出汁を含み上品な甘さに。

小さな身にこれでもかと旨味が詰まったホタルイカ🦑

江別でとれた酒米・彗星のみで造られた「瑞穂のしずく 特別純米酒」、辛口ですが魚と合わすと旨味が浮かび上がって来ます。

上品な脂が特徴のサーモンではなく桜鱒でアテは終了、いよいよお待ちかね握りが始まります。


 小樽の絶景を味わう天狗山

  2024年06月20日 (木)

相変わらずの貧乏性なので、駆け足で次の観光地へ。

駅前からタクシーで15分、ここは北海道三大夜景の一つ「おたる天狗山」。

今からロープウェイに乗って天狗山に登りますが、単に景色を楽しむ以外にも見所がありそうです。

乗客は我々以外全てインバウンド客、英語に中国語が飛び交うカオスな車内です🚡

天狗山に到着~~🎉

ロープウェイ乗り場から出ると正面にあるのが「鼻なで天狗さん」、天狗の長い鼻には優れた能力があると触れると願いが叶うと言われているそうです👺

天狗の由来とされ、日本の神話に登場する道ひらきの神猿田彦大神が祀られている「天狗山神社」⛩

でもこちらで最大の見所は景色、中でも樹齢100年を超える一本桜・天狗桜がシンボルの「天狗桜展望台」からの眺望は圧巻。

座り心地の良いソファが印象的なサンデッキ🌞

眼下には港町小樽の街並みが。

肉眼では見えずらいですがカメラを通してみれば運河通りがくっきり映ります📸

海沿いでひときわ目立つレンガ入りの建物は「ホテルグランドパーク小樽」、JR小樽築港駅付近でホテルの近くには石原裕次郎記念館(閉館)がありました🎤

自然豊かな森の中に佇む第三展望台通称「満天ステージ」。

前方には天狗の顔のように見える「天狗岩」があります。

下の高速道路は北海道虻田郡倶知安町から同小樽市へ至る「後志自動車道(しりべしじどうしゃどう)」、札幌方面から小樽まで利用するのは札樽道です🚙

雑音もなくまさに風に包まれながら楽しむ空、海そして山の緑。

体の中を爽やかな風が吹き抜けていく、ここでは黙って素敵な眺望を味わいましょう。

21時まで運行されていて、もちろん光り輝く小樽の夜景が堪能できます🚡

ちなみに夜景と雲海をお届けして、天狗山観光は終了。

これから初日にして最大のイベントが待っています😊


帰りは下りで楽ですが、それでも急坂を降りるのは膝に負担がかかります。

視界に入ってくる観覧車、左側のおたる水族館から吸い込まれるように人が流れています🎡

こちらが小樽市民憩いの場「祝津マリンランド」、季節営業で2024年は4月20日(土)~2024年10月14日(月・祝)までの営業です。

子供ならかなりスリルを感じるスカイライド。

園内には鉄道が走っていてちゃんと踏切も、列車好きの子なら喜びそうなくじら列車🐋

絶叫系バイキングの後ろにそびえるは、天気のよい日には札幌市JRタワーを見ることができるという観覧車。

トライせず後悔したコースも本格的なゴーカート🏎

二人で楽しく漕いでいるサイクルライダー、我々の琴線に触れたので早速チャレンジ✌

入場無料のマリンランドですが乗り物にはチケットが必要で、1点券:100円、回数券(12点分):1000円です。

サイクルライダー(2人乗り)は3点。

サイクルライダーと侮るなかれ、まあまあのスリル感。

でも石狩湾を眺めながらのサイクルは爽快、高所恐怖症の方(相方)は足元を見ずず~っと前だけ見ましょう😁

運よくバスの時間に間に合いましたが、便数は少ないので帰りの時間をあらかじめ調べておきましょう。

ちなみにおたる水族館から小樽駅前まで約40分(運賃240円)です🚌

バス停近くで見つけたぱんじゅう屋さんここは1個からでも購入可能、一つ注文したら「一つでいいんですか?」と。

小樽市民は箱買いが基本みたいです。

お味は想像通り御座候の親戚でした・・・

紆余曲折でやっとありつけたぱんじゅうにご満悦の相方でした😅


相方たっての希望でやった来たのが、朝日と夕日が美しい場所として有名な祝津パノラマ展望台。

駐車場はありますが公共交通機関は下の小樽水族館まで、そこから歩くと10分くらいですがかなりの急こう配💦

時間がもったいないのでタクシーを利用、運河通りから約15分で運賃は2200円でした🚖

手前の高島岬がアクセントとなり、その向こうに石狩湾の絶景が広がります。

⛵が行き交う穏やかな海。

ニシンの大群をイメージした映えスポット、石狩湾の先には暑寒別岳や増毛岳なども見えてきます。

でも一番の見所は眼下に見えるおたる水族館、水槽ではイルカが気持ちよさそうに泳いでました🐬

やはりこちらを訪れるのは夕日の時がベストでしょうね🌅


港の発展に伴い運河が造られ、交易の拠点として栄えた小樽、街中には小樽の栄枯盛衰を見守ってきた歴史的建造物が点在しています。

この建物は東京駅を設計した辰野金吾が設計、1912年(明治45年)7月に完成した「日本銀行旧小樽支店」、現在は日本銀行の歴史や業務に金融の仕組みを学ぶ資料館になっています。

入館者を迎えるのは旧小樽支店の窓口として使われた営業場カウンター、またロビー周辺には岐阜県赤坂産大理石が使用されています。

営業場の床から天井までの高さは10.5mあり、柱のない大きな吹き抜けの空間になっています。

天井には日本銀行券のマークが、皆さんも一度紙幣を見て探して下さいね💰

日本銀行の歴史を知るお堅いエリア、この後どんどん面白くなっていきますよ😉

日本銀行小樽支店の建設費は支店の中で二番目、最も費用が掛かったのは旧大阪支店だそうです。

相方の故郷広島は支店ではなく営業所でした。

さあこれからは皆さんが大好きな日本銀行券のコーナー、そうですお札の歴史を辿ります。

聖徳太子が描かれた旧100円券ですが、ちなみにお札のデザインで最も多く登場したのは聖徳太子で最多の7回です👑

発行された銀行券の中で最も小さいのがこの五銭紙幣。

また聖徳太子が描かれた一万円券は歴代最長28年間使用されましたが、この一万円札はかなり迫力のあるデザインですね。

子供の頃伊藤博文の1000円札は大金でとても重みがありました💴

お札の時は有難味があった岩倉具視の500円札、コインになってからは100円玉と同じ感覚に💦

ただいま世の中に出回ってるお札の量は約124兆6000億円、数字がデカすぎてピンときません。

長さにすれば地球約72周分、もっとピンときません🤪

人間の体に例えると血液がお金で血管が銀行、そして心臓は日本銀行と分かりやすく上からの説明💦

重厚な扉の先は金庫室、実際に利用していた金庫を開放し内部を再現しています。

目の前にある札束が本物なら1000億円、でも大谷翔平選手のギャラより少ないのでインパクトは弱いです。

日本銀行旧松江支店でも体験した1億円チャレンジ。

かなり重たいですが本物なら二つは持って逃げる自信があります✌

最初は気乗りしませんでしたが実際使用しているお札は親近感がわき、一枚でも多く集めたい衝動に駆られました。

ここは入館料が無料ですが、かなり見応えがあり超おすすめスポットです。

その日銀の道路を挟んで真向いのこれまた存在感のある建物、この洋館近づいてみると・・・

ハローワークでした、チャンチャン🤑


サンモール一番街商店街を抜けて・・・

寿司屋通りを進むこと1分弱・・・

小樽での宿泊先は「グリッズプレミアムホテル小樽」、2022年オープンの比較的新しいホテルです🏨

コンクリート打ちっ放しの内装に木の温もりを感じるスタイリッシュな館内。

こちらのホテルも最近スタンダードになった、必要なアメニティをピックアップするスタイル。

通された715号室はスタンダードツイン、寝るだけなのでこれで十分。

コンパクトな室内には必要最低限の設え。

充電はストレスフリー、もちろんWi-Fi環境も整っています。

冷蔵庫の中に無料のミネラルウォーターはありません。

部屋からは寿司屋通りが望めますが、建物が密集して景色はイマイチ。

シャワーはありますが使うことはありません。

このホテルに決めたのは屋上にある大浴場、内風呂や露天風呂からは小樽の港や街並みが一望⚓

サウナもあり優しい風に吹かれながらの露天風呂は最高🛀
(大浴場の写真はホテルHPからの転載です)

JR小樽駅から徒歩10分、運河通りまで5分とロケーションも良いホテルです。


請来軒   大阪市淀川区十三本町1−2−6     電話:06−6390−1739
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