次に運ばれてきたのが「58度でじっくり火を通した北海道産真蛸 埼玉県産有機野菜とレモンヴィネガーソース」。
分厚くカットされた真蛸は低温で火入れされてるので歯切れも良く、噛めばタコの旨味がじんわりと染み出てきます。
味の濃い野菜たちとそれをつなぐレモンヴィネガーソースの酸味、夏を感じる爽やかなお皿です。
いよいよメインの登場、サンス・エ・サヴールのスペシャリテ「スープ・ド・ポアゾン」。
魚介や甲殻類に野菜からとったソースは濃厚、甘みも持ち合わせコクはあってもくどくないソースです。
スープは淡白な白身の味を引き立てますが、バケットに付けて最後の一滴まで楽しみます(^^♪
莫大なストックのワインは選ぶのも大変、そんな時はスタッフさんに頼めば料理にあったグラスワインをチョイスしてくれます。
美味しい料理とワイン、それに国会議事堂を眺めながらの優雅な時間。
しかし今回のブログで雨が降っていないのはこの時だけ、後は帰りの飛行機に乗る寸前まで☂☂☂
お皿をキャンパスに見立てたきれいなお肉料理は豚肉のロースト。
これも低温で調理されているので身はしっとり、マンゴーと玉ねぎのソースが豚肉の甘さを引き出した逸品(^^)v
デザートは小玉スイカとピンクグレープフルーツのスムージー。
甘いスイカと酸っぱいグレープフルーツと対照的な両者ですが、それをアクセントのライチがうま~く橋渡し役でいい仕事をしてます。
デザートを食べ終えコーヒータイムですが、スタッフさんがバーカウンターを指差し「よろしければお席を移動してみませんか?」と提案。
それに従い案内された場所は・・・
店内奥の窓際の席ですが、そこで我々が見た景色が・・・
皇居に高層ビル群とまさに絶景、お殿様気分で都内を見下ろしながらのティータイム。
香り高い紅茶と一緒にサーブされた玉手箱、お殿様から浦島太郎に変身かと思いきや。
箱の中身はマカロンやフィナンシェなどのミニャルディーズ(フランス菓子)、甘さ控えめで少しブランデーの香りがする大人のお菓子でランチは終了。
先月の東京旅行の際に訪れたレストラン(アンティキ・サポーリ)でお盆をグルメ旅にしようと決めた今回、最初から料理もワインもサービスも景色も最高なレストランに巡り合えました。
フレンチはディナーだと手が届きませんが、ランチなら気軽に楽しめます。
今回は一休レストランでお得なプランを予約しましたが、リーズナボーに本格的なお料理が頂けるランチこそまさに狙い目ですね(^.^)