夜の帳が降りる頃、窓の外は灯りがともった高層ビルの光がお上りさんを否が応でも興奮させます(^^)
ガラスに映る心霊写真みたいなのはうちの相方です。
サラリーマンの聖地JR新橋駅は烏森口にやってきました。
これからディナーに向かいますがランチはフレンチ、夜はそれ以上の美味を求めて新橋を徘徊します。
普段は多くのサラリーマン戦士たちが闊歩する新橋界隈もこの日はお盆のど真ん中、閉まっているお店も多く閑散としています。
今宵のディナーは東京で一番食べたかった「焼きトン」、関西ではあまりなじみのなりませんが関東では人気の料理です。
吉田類の「酒場放浪記」が大好きな私、番組でよく紹介されているので憧れていた焼きトン、お邪魔したこちらの「新橋 やきとんまこちゃん」も番組で登場したお店です。
多くのお客さんで賑わう活気ある店内、焼き物の煙モーモーでメニューも壁も燻製された風情にふた昔前の請来軒を思い起こします(^^ゞ
テーブルも三つが引っ付いているのでお隣さんとの境界争いと、大衆酒場の醍醐味が味わえるお店です。
先ずはドリンクからですが大阪と違い、東京には独特のお酒文化があります(酒場放浪記で予習済み)。
相方はビール一辺倒ですがガソリン以外のアルコールは全て受け入れ可能な私、ドリンクから東京を感じたいと思います。
氷と甲類焼酎が入ったチューハイグラスに鮮やかな赤色の瓶、これは「バイス」という飲み物で大阪で出会ったことは一度もありません。
バイスは「梅酢(ばいす)」らしくシソの香りがして、ほんのりと酸味を感じます。
東京では焼酎を炭酸や混ぜ物で割った独自のサワー文化が根付いています。
隅々までびっしりと書かれたメニュー、当然アテは東京で愛されているアレしかないでしょう(^_-)