旅館滞在で最も待ち遠しくてお楽しみなのが夕食、今宵の会場はフロント上の二階にある「潮さい」。
畳敷きの床が心地よい夕食会場、個室ではありませんが間に仕切りがあるので他のゲストは気になりません。
ここは紀州、食前酒は泣く子も黙る「紀州梅酒」で決まり(^・^)
テーブルの上にさり気なく添えられた献立表、これがあるのとないのでは夕食の充実度も格段変わってきます。
ハンドルを握っていたのでこの時間までアルコールは封印、おまけに湯上りとビールを飲むにはベストの状態。
最近の旅館は生ビールも当たり前に、今夜の乾杯はエビスで(^^)/
こんなにビールを旨そうに飲む人間は滅多にいないので、ビールメーカーの皆さんCMにうちの相方はいかがですか?
程なくすると前菜が運ばれてきました。
ちなみに今夜は海の幸・山の幸・地産地消の味をふんだんに取り入れた「紀州黒潮会席」、豪快かつ繊細な料理の数々が食卓を彩ります。
食事のスタートは胃に負担をかけない胡麻豆腐。
マグロから作ったハムは魚とは思えないコク、和洋折衷初体験の味でしたがこれもありです。
手前から鶏肉塩麹焼き・パプリカカステラ・彩松葉串・渋皮栗甘露煮。
パプリカカステラは一見普通の玉子焼きに見えますが、食べるとパプリカの爽やかな香りが鼻に抜けます。
油物はこれから旬を迎える河豚唐揚げは河豚の一番おいしい食べ方で私の大好物、温かい状態でサーブされるのも嬉しい限り(^・^)
あまりにも河豚唐揚げが旨過ぎるので不可抗力でもう一杯、今度はプレモル・・・
さあ、胃袋のエンジンもだいぶ温もってきましたよ。
この次の料理は海舟さん名物のアレが巨大なアレにのって登場します(^^♪