山道を上がって行くと周囲を囲む独特な形をした山々、「モゴーテ」と呼ばれる石灰岩の山が切り立っています。
ホテル出発から3時間、ビニャーレス渓谷にあるインディオ洞窟に到着。
入場料は5CUC。
園内に入り最初に見えるのが先住民の住居レプリカ、中央の石の周りで肉を燻し横の木に吊って保存食を作っていたそうです。
これからメインの「インディヘナの洞窟」に進みますが洞窟入口で弾き語りをする名物おじさん、CDも売っていますが小銭程度のチップをあげましょう(^^)
いよいよ洞窟探検のスタート。
家を建てる技術や物資が無かった先住民族が住居として使用していた「インディヘナ洞窟」は植民地化時代は奴隷の隠れ家になり、また独立戦争下では革命家たちの潜伏先として使われました。
歴史はさておき、ここまでだと日本の秋芳洞や龍河洞と変わらない普通の鍾乳洞なんですがあるアトラクションがあるんです(・・?
それは全長450メートルの地下水脈でできた川のクルーズ探検、これは日本にないアトラクションです。
船長兼ガイドさんがペンライトで変わった鍾乳石を色んなものに例える案内、これは日本もキューバも変わらない鉄板ネタみたいです。
暗がりの洞窟をクルーズすること20分、前方に明かりが見えてきました。
ここがインディヘナ洞窟のアイコン的な風景。
洞窟を出ると辺りはマングローブやキューバに多く自生するクワ科の「ハグエイ」と呼ばれる巨大な樹木が生い茂る密林、茶色く濁った水と鬱蒼と茂った樹木はまさにジャングルそのもの。
わかりづらいでしょうが川には結構な段差がありそのギリギリで舟を方向転換、USJのアトラクションよりはるかにスリリングなクルーズ船です(T_T)/
スーベニアショップもありますがご多分に漏れずここも商売っ気ゼ~ロ~、でもアーティスティックなグッズが多くここはお土産の穴場かも。
カルスト台地が作り出した雄大な自然の「インディヘナ洞窟」、マイナスイオンをたっぷり浴び次の目的地に移動します。