両親の故郷と錯覚するのどかな風景、周囲は一日中静かでリラックスするには最高の場所でした。
立派な橋から見える秩父連山、雄大な自然に囲まれハイキングコースも充実の秩父です。
宮本家さんの送迎バスは秩父駅までですが西武鉄道と秩父鉄道どちらの駅にも向かうので観光に便利、われわれは秩父鉄道の秩父駅で落としてもらいました。
ローカル感満載の秩父鉄道、これから埼玉県でも有数の景勝地へ移動します。
沿線にセメント工場があるので、私鉄では珍しい機関車と貨車が構内に停まっています。
三両編成のかわいい電車が到着、約30分ローカル列車の旅です。
鉄橋の下を流れる清流、この橋を渡るとそこが目的地。
着いたのは秩父鉄道長瀞駅。
駅を出た正面に観光案内所があるので情報集はこちらで、荷物も預かったくれますがもちろん有料・・・
田舎町に似合わぬ行列、長瀞に来た観光客の多くが体験する「長瀞ライン下り」のチケット売り場です。
長瀞ライン下りは親鼻くだりのAコースと高砂くだりのBコースに両方をくだる岩畳満喫くだりがありますが、この日は水量の関係でBコースのみ。
踏切を渡って船着き場に向かいます。
その踏切を渡ってすぐ左にあるこの建物でもライン下りのチケット売り場、こちらの方が空いているのでピーク時はここが穴場かも。
ここから船着場までの岩たたみ通り、小道には食事処やお土産屋が軒を連ねます。
お店は少ないですが個性的なお店が並びます。
船着場手前にあるのがこれまた長瀞の目玉「岩たたみ」、隆起した結晶片岩が文字どおり岩畳となって広がる長瀞の中心地。
船の出発まで時間潰しする場所はここのみ、強制的に岩たたみ観光になります。
まるで溶岩が流れたような岩は壮観ですが如何せん灼熱の太陽で岩もホットプレート状態、照り返しが強く生きたまま焼かれる魚貝類の気持ちが良く分かります(+_+)
船着き場にやって来た一艘の船、ようやく川下りの始まりです。