ここは福岡市中央区警固(けご)、今回旅の最大目的はここ「かわ家」さん。
テレビでその存在を知りそれからず~~っとトライしたかったとり皮、大阪の焼鳥屋さんで食べる皮とはチョット違う福岡県民の大好物。
超人気店で当日昼に予約を入れると「5時から6時までですがよかですか?」との対応、1時間あれば十分なので「よかです」と返事して席を確保。
予約なしのお客さんがひっきりなしに来店しますが全て断られていたので予約は必須、しかしぎゅうぎゅう詰めのカウンター席は1時間以上はゆっくりしずらい環境です(=_=)
ドリンクメニューは普通ですが生ビールがキリンとアサヒから選べるのがスゴイ、これって飲食店ではなかなか出来ない配慮です。
長~い2つの焼き台でたくさんの鳥や野菜を焼きますが、カウンターには名物「とり皮」の山がそびえ立っています(;O;)
焼鳥のメニューの中には「ダルム」や「しぎ焼き」と見慣れぬ名前も、鶏以外に牛もありすぐに出てくるスピードメニューもあります。
スピードメニューの「酢モツ」は文字通り鳥のモツ(内臓)を酢で和えた一品、モツの生臭さはなくコリコリの食感で酸味控えめな酢でスッキリいただけます。
ついに念願のとり皮とご対面ヾ(≧▽≦)ノ
このとり皮は焼いて寝かせてを繰り返すこと6日間と手間暇をかけた博多独特の焼鳥、「10本、20本」と威勢のいい10本単位の注文が飛び交う店内。
パリパリで香ばしい食感にトロリとした身は意外とサッパリ、タレをかけて焼いてますが見た目ほど濃くなく確かに何本でもいけちゃうお味です。
「どんな皮なんやろ~」とかなりハードルを上げただけに、実際食べるとやはり鶏の皮でした(^^ゞ
こちらはとり皮と人気を二分する「しぎ焼き」、正体は鶏のささみです。
とにかく焼き加減が絶妙で外は焦がさずふんわり、そして中身は見事なまでにレア(;O;)
これを特製のわさびソースを付けて食べるとささみの甘みがグ~~んと際立ち、鼻にツ~~んとくるソースはクセになる味です。
初体験のとり皮にすっかりご満悦の相方(^.^)
メニューで気になっていた「ダルム」、その正体は白モツという名の牛さんで言うホルモン。
モツと玉ねぎの交互に刺したダルムはホルモン特有の食感で噛めば味がじんわりと染み出てきますが、牛さんと違い若干ホルモン臭さを感じました。
メニューはスジですが実際はアキレスで、これはビールより焼酎や日本酒との相性が良さそうです。
もう二度と食べることはないと思うのでまた10本追加、胃袋と舌にその味をしっかりと刻んでおきます。
お会計をお願いするとサービスで出てくる鶏スープ、お味はかなりあっさりで拍子抜け・・・
1時間しかありませんでしたが店員さんがテキパキと動かれるので何のストレスも感じずに焼鳥を堪能、50過ぎの夫婦が短時間で食べた串の本数が美味しさを物語っています。
博多グルメのとり皮、博多に行かれたら話のネタに是非どうぞ(^^)/