ここは地下鉄5号線エオゲ駅4番出口、道なりに200m進みGSを左折したら今夜のディナー会場。
こちらはカンジャンケジャン(ワタリガニの醤油漬け)の名店「真味食堂」さん、約10年前初めてお邪魔してから久しぶりの訪問です。
実は昨夏ソウルに行った時ホテルにチェックイン後すぐ予約の電話をしましたが週初めなのにその週はいっぱいとの返事、あえなく断念したので今回は日本から予約をし満を持しての訪問となりました。
真味食堂さんもカンジャンケジャン一本で勝負されてるので注文は不要、着席すると人数分のパンチャン(付け合せのおかず)が出てきます。
ケランチム(韓国風茶碗蒸し)を見ると韓国に来た実感が感じる一品です。
箸休め的なテンジャンチゲ(味噌鍋)。
今宵の主役・カンジャンケジャン様のご登場、他のお店でも食べましたがまずその存在感は他店を圧倒(^^;)
見るからにボリューム感があり身はぎっちり、何より宝石のような輝きを放つオレンジ色のミソに目を奪われます♡
一口食べると甘~いカニの身と濃厚なミソが怒涛の如く押し寄せ、口の中に収まり切れないぐらい得も言えぬ旨味が弾けます●~*
身の写真はこれだけ、後は夢中でしゃぶり続けてたので(^^ゞ
5人で行きましたが全員一心不乱にカニと格闘・・・
身が美味しいのはもちろんのこと、醤油タレをかけるとご飯がススム君です(^^♪
ケランチムでクールダウン・・・
クライマックスは甲羅の奥に潜んでいるカニ味噌♡
カンジャンケジャンで一番の楽しみはこのカニ味噌ごはん、例えようがなくただ「旨い」の言葉しか浮かんできません。
このカムテグイ(カジメ海苔)で先ほどのカニ味噌ごはんを食べると、旨さに海の香りがプラスされさながら口の中は日本海の荒波如く旨味のしぶきが押し寄せてきます(^^)v
ソウルでカンジャンケジャンをいろんなお店で食べましたがやはりここの美味しさは断トツ、まさにこれを食わずしてソウルからは帰れません。
料理の感想は大満足なんですが残念だったのが店員の接客態度、21時まで営業で19時入店も19:30頃にはそそくさと閉店準備を開始・・・
ビールのお代わりするも不機嫌な態度でとどめに焼酎を注文したら「まだ飲むんか(-_-メ)」みたいな表情、それからは女性店員二人が腕組みしてこちらをにらみつけ明らかにもう注文するなよ的なオーラを放ちました(・_・;)
食事を済ませて店を出たのが20時でどうやらこの日は早仕舞いしたかったみたいですが、ミシュランのシールを誇らしげに貼っているお店の取る態度でしょうか?
この晩大切なお友達をご案内したのにお友達も「ゆっくりできなかったね」との感想、ミシュランの基準は国によって違うのかも知れませんがその前に飲食店としてやってはいけない行為。
カニに罪はないんですが渡韓して今までで一番残念だった食事、お友達には申し訳ない気持ちで一杯でした・・・