大阪・十三 焼肉の請来軒 ブログ


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 秋の丹波路 福住を歩く

  2020年11月16日 (月)

チェックアウト後真っ先にやって来たのがこちらの「黒風堂」さん、丹波の名産品がそろうツーリストの味方。

相方も含め篠山を訪れる観光客のお目当ては「黒豆パン」、しかしこの日は水曜日で市内のパン屋さんは仲良しなのかみなさんお休み(◎_◎;)

ホテルスタッフに教えて頂いた黒風堂さんで焼き立てをゲット、人気店の黒豆パンを買うなら水曜日は外しましょう。

チェックアウト時間(12時)まで宿でのんびりしたのでこの日の観光は一ヵ所だけ、往路は中国道・舞鶴道を利用しましたが復路は国道173号線と176号線を通って帰ります。

この日最初で最後の観光はこちらの「国選定 丹波篠山市福住伝統的建造物群保存地区」、ここ福住地区は古代から続いた交通の要衝で江戸時代には宿場町として栄えました。

国道372号線から街道に入ると妻入民家がありますが、その昔農家が旅籠を兼業していたので一般の民家に旅人を止めていたそうです。

1972年まで篠山口~福住間を走っていた国鉄篠山線の「福住駅跡」ですが、石碑だけが建ち当時の面影を偲ぶことは出来ません。

民家ばかりの街並みに突如現れた観光スポット「さんば家ひぐち」、ここはその名の通りここで産婆さんが赤ちゃんを取り上げていた建物。

現在は福住地区交流拠点になっていて予約をすればガイドさんが町並みを案内、この日たまたま団体の予約があり空いていましたが普段はクローズされています。

太い梁が走る天井に中二階やロフトなど当時最先端の技術が垣間見える室内、サービスでガイドさんが収納式の階段をしまう実演も(^.^)

こちらは旧福住小学校で現在は篠山市多紀支所が入る一方、空きスペースを格安で貸し出し特にIT関係の会社がこちらに移転してきているそうです。

旧小学校のはるか昔ここは江戸時代以降の宿場で大名や旗本・幕府役人などの宿泊所として指定された本陣跡、歴史的遺産ですが現在は石碑だけとちと寂しい(._.)

ここも福住の一里塚跡ですが、やはり石碑のみ。

ちなみにその横にあり芝居小屋跡に入るのが「マグナムコーヒー」さん、この界隈では唯一の飲食店です。

福住のつぎがこちらの「川原(かわら)」地区、民家は道路から後退して主屋を配しています。

この地区の特徴は大きなトタン屋根、色も形も民家によってまちまちです。

その次が「安口(はだかす)」地区、ここは他地区と違い大火に見舞われず18世紀にまで遡ると考えられている民家が現存しています。

福住から安口まで古い民家が点在していますが見所は福住地区に集中、他の地区は車窓見学で十分です。

くれぐれもここは観光地化は全くしていないので、大阪に下道で帰るならの条件付きでおすすめです。


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