緊急事態宣言が発出されましたが、ブログは2020年11月の糸魚川旅行に戻ります。
糸魚川観光も終え辺りはそろそろ夜の帳が降りる頃、ここは糸魚川駅アルプス口前の目抜き通り。
最後のイベントはもちろんグルメ、お邪魔したのは「寿司割烹 志乃」さん🍣
カウンターに小上がり席と店内は昔のお寿司屋さん的な風情、ソーシャルディスタンスも取られていて感染防止対策もしっかり取られています。
目の前のネタケースには日本海の海の幸がスタンバイ🐟🐙
寿司割烹の屋号通りお品書きにはお寿司の他にお刺身・焼物・揚げ物が並びますが、大将に「地物をアテからお願いします」とお任せで。
サッポロの生で乾杯🍻
始めに出てきたのはお刺身の盛り合わせ🐡
いきなり冬の味覚の王者「アラ」の登場、分厚く切ってありますが歯切れもよく上品な脂が胃袋を刺激します。
日本海の貝の代表格「バイ貝」は先々週福井で頂いたのは独特のぬめりを感じましたが、ここのは食感もよくつぶ貝に似たお味です。
ネットリとして濃厚な甘さの「甘エビ」🦐
大阪では珍しく天ぷらのタネとしておなじみの「コチ」、モチモチの食感に白身ながらも淡い脂を感じます。
付き出しはヤリイカと大根の煮物、味付けも塩梅が良く特にゲソの旨味は秀逸🦑
煮バイ貝はその身もさることながら肝が絶品、サザエやアワビほどくどくなく爽やかな苦みがたまりません(^.^)
先ほど頂いたコチのカマ焼きですがコチって小さい魚だと思ってたら大将が「天ぷら用はメゴチでこれはマゴチです」と、それに魚体は1キロ近くあるそうでマゴチは結構大きな魚です。
鮪を筆頭に魚のカマ焼きと言えば一般的に脂がのってる部位ですがマゴチは淡白、でも焼きフグのような力強い旨味と身の弾力はコチの常識を覆します。
米どころ新潟に来たなら外せないのは日本酒、昨晩飲み比べをしたのでここはお店のラベル「志乃」を注文。
よくよく見ると「謙信」で有名な池田屋酒造さんのお酒、香りがじんわり広がり米の旨味が強く日本海の幸によく合います🍶
糸魚川の夜はこれからです(^^ゞ