何気ない一本の小路ですが、ここが運命の分かれ道でした。
加賀の井酒造さんの先にあるこの小路を挟んだお隣りは昔ながらのレトロな街並み、大火を逃れたエリアと復興していくエリアの町並みはまさに対照的です。
この「塩の道」は戦国時代越後の武将上杉謙信が敵将武田信玄の領国が塩不足に苦しんでいるのを知り、塩を送らせた道で「敵に塩を送る」の舞台になったと伝えられていて道の起点は国道8号線にあります。
雪の多い地方でよく見られる雪よけのために家々の軒から庇 (ひさし) を長く差し出して造り下を通路とする「雁木」、最近はコンクリート製の雁木もあります。
相方がある建物に吸い込まれるように入って行きましたが、ここは観光地ではなく普通のパン屋さん🍞
そのお店の名は「おいしいパンの店 四ツ角ベーカリー」さん、ポップを見ると「たぬきパン」が有名らしいです。
カステラパンや昔懐かしいコルネなど大阪の洒落たパン屋さんとは一線を画す商品の数々、実食しましたがホイップクリームは軽くチョコクリームは甘さ控えめで優しいお味。
曇ったガラスケースにはロールケーキと街のパン屋さんですがお客さんがひっきりなしに来店、お取り置きも多く中には卵や野菜をサンドしたコッペパンなどオーダーメイドのパンもあるみたいです😲
箱の中に肩を寄せ合う愛くるしいたぬきパン、これはデザートとして新幹線の中でいただきます。
糸魚川市内は1時間もあれば回れるので、今からレンタカーで糸魚川が誇る自然を巡ります。
国道8号線の上を走るは北陸自動車道、この有名な風景の先にある国の名勝へはもう間もなくです🚙