滞在二日目はのんびり始動で今から早めのランチへ、やって来たのはMRT台北駅。
MRTに乗車するには一般的に悠遊卡(EasyCard)や一卡通(iPASS)などの交通系ICカードですが、持ち合わせていないツーリストは切符販売機でトークンを購入。
MRT(メトロ/捷運)乗るだけで主要な観光地のほとんどに行けるほど路線網は充実、渋滞知らずで時間も読める土地勘のない旅行者にとっては有難い存在です🚇
乗換駅では到着ホームの向かい側に別路線の電車が来るので、大阪メトロみたいに移動しなくてよい画期的なシステムです。
降り立ったのはMRT松山新店線「古亭」駅8番出口。
トコトコ歩くこと10分、お目当てのお店に到着しました。
この日のランチはこちらの「山内鶏肉(シャンネイジーロウ)」さん。
台北・南機場夜市の人気店の支店がこちら、ミシュランのビブグルマンに選ばれた実力店です。
夜市のにぎやかな雰囲気のなかでの食事は台湾らしくて良いですが、ゆっくり食べたい方には支店の方がおすすめです。
厨房ではおばちゃんが威勢よく鶏肉をカットしています🔪
これが一番人気のメニューで店名にもなっている「山内雞肉飯(110元)」🐓
鶏肉のお供は甘いたれのかかったご飯🍚
弾力がありブロイラー臭ゼロの鶏肉はまさに旨味の塊🍗
たくさんの生姜と食べると皮の脂身を流してくれ、鼻腔がいつも新鮮な状態で鶏肉が味わえます。
ごはんにかかっているタレ、一見くどそうに思えますが品の良い控えめな甘味で日本人も好きな味付けです。
セルフコーナーに置いてある辛いタレ、台湾ではポピュラーな辛ラー油で味変。
ちょっと入れただけでも半端ない辛さ、苦手な方はスルーしてください🌶💣
とは言っても食べ進めると重たくなってきますが、それを解消するのは「下水湯(20元)」。
鶏ガラベースで薄味ですが、旨味がじんわり広がる滋味深いお味です。
下水とは台湾語で内蔵の意味で臭みがなく、箸休め的な内蔵(おそらく心臓)がたくさん入っています。
スープは同じでシャキシャキで甘さを感じる「桂竹筍湯(20元)」もおすすめ。
あまりの旨さに夢中で完食、席数は狭いですが回転は早そうなので待ってでも食べる価値あり👉
こんなお店が近所にあったらヘビロテしたい「山内雞肉」さん、この台湾版チキンライス食べずして台湾に来たと言うなかれ😉😋