
先程の十分からバスで45分、金と石炭の街として栄えた九份に到着しました。
時間はすでに19時過ぎで、こちらでの滞在時間は1時間ちょいです。

九份はその昔物質の供給を海路に頼っていた頃この辺りには9家族しか住んでなく、そして買い物をする時はいつも9個分を必要としたためその意味の北京語九份が由来だそうです。

そんな小さい九份の街は金鉱が近くにあったことで一時は栄えましたが閉山により衰退。その後映画の舞台(悲情城市)になったことがきっかけに現在は台湾を代表する最も有名な観光地に変貌を遂げました🎥


緩やかな山の傾斜に沿った九份老街は狭い通りにさまざまなお店が並び、芋圓・肉圓・草仔粿(草餅)など九份に来たら必ず食べたい名物や台湾らしさが詰まったみやげ品が売られています。

ただ訪れたのが日曜日の20時近くでほとんどのお店がシャッターガラガラ。

台湾北部で最初の映画館「昇平戯院」のレトロな風景、金の採掘で活気があった頃の面影が残ります。

この写真はまさに九份を代表するアイコン、今からここで台湾名物を楽しみます。
旅行 if(!is_single()) echo "|"; ?> レトロな建物と傾斜の街 九份 はコメントを受け付けていません

只今台湾時間で16時30分、今から台湾で最も人気のある観光地へのオプショナルツアーに参加します🚌

2✕1列でゆったりしたシート、我々を含め総勢19名でツアーはスタート。


台北から約1時間どこか懐かしい雰囲気の中に、ちょっと雑多なアジアの熱気を感じる静かな山間の町「十分」に到着。
ここ十分での滞在時間は45分です⏱

「十分」といえば天燈(ランタン)上げが有名で、毎年旧正月に願い事を書いた天燈をいっせいに夜空に放つ「天燈上げ」の行事があります。
ただその時期に来ることができなくても、天燈上げはいつでも体験できるんです。

線路脇には天燈のお店が軒を連ね色に値段はどのお店もほぼ同じですが、1色の天燈か4色の天燈かによって値段が違います(通常一色で200元)。


ちなみにさくら色のランタンは幸福運、黄色のランタンは金運だそうです💵

金運や健康運の色もありますが、台湾人は運気の上がる赤色が人気だそうです。


四文字熟語でまとめましたが、願い事なら長文でもいいそうです。

打ち上げ前に珍しいお約束のツーショット📸

一面にいっぱいお願い事を書いたら点火。

二人の願い事がゆっくりと空へ上がっていきます。

空高く上がっていく天燈を見てると、どこか切なく郷愁を感じます。


駅のすぐ近くにある観光客の撮影スポット。

十份と南山村をつなぐ「静安吊り橋」🌉


全長128mの連絡橋で白と水色の橋はレトロな雰囲気で風情があり、タイミングが合えば老街から天燈が飛ぶ様子が見えます。


1本の線路の両脇にぎゅっとお店が集まっています。

約1時間に1本電車が通過するときは全員避難、こういう光景は日本では見かけないでしょう🚃


台北駅から台鉄で約1時間半途中から平渓線に乗り換えが必要、駅構内は改札が始まるまでは入れません🚉

天燈と同じく有名で台湾のナイアガラと言われる【十分瀑布】、ただ天燈の場所から往復3キロあるのでツアー参加者は残念ながら立ち寄れません。

こちらが台湾最大級で半円状に広がるダイナミックな滝です。

ったく😖


かつては炭鉱で栄えた町も商店街「十份老街(シーフェンラオジェ)」以外はひっそり、初訪問なのに初めてのような気がしないノスタルジックな町でした。
旅行 if(!is_single()) echo "|"; ?> 天燈が空に舞う町 台湾十分 はコメントを受け付けていません


台湾茶やタピオカミルクティーの陰に隠れていますが、ローカルから圧倒的な支持を受ける豆乳🥛
ツーリストには少しハードルが高いですが、本場は濃厚ではなく爽やかなコクが特徴です。


お土産探しにお邪魔した「來好 LAI HAO」さんの商品はすべてMIT(Made In Taiwan)、オーナーが厳選した80ブランド約1000商品が店内に所狭しに並びます。


こちらのミルクティーのような烏龍茶を始め、いろんなフレーバーのお茶が揃っています。


デザインと機能性を待ち合わせた、軒先の雨よけシートを再利用したカバン類👜

台湾ビールの独特な形状をしたビールグラス、このグラスは色んなお店で見かけました🍺

台湾ビールのイアリングはお土産で貰っても困りますね💦

1階はセレクトショップ的な位置付けで、こちらの魅力は地下に埋まっています。

お菓子類は充実して選ぶのに迷うくらいでお値段的にも100元前後のものが多く、安い物は数十元から高くても数百元程度なのでばらまき用のお土産に最適🎁


台湾は梅の産地として有名、その梅を伸ばしてシート状にしたそのまんまのネーミング「梅シート」。


こちらはほとんどの商品が試食が出来、台湾茶の試飲もできるので味を確かめられるのが素敵🥳

冷蔵庫のご当地クラフトビールですが、台湾ビールにはフルーツ系のフレーバーが多いのでご注意🍍

ロングヒット商品のパイナップルケーキ「小小鳳梨酥」、フルーツ屋さんが作ったケーキで絶品🎇

今回紹介しきれていない商品の中にも素敵なものがいっぱい、日本語堪能なスタッフもいるのでこだわりお土産には最適の來好さんでした。
旅行 if(!is_single()) echo "|"; ?> ラヴィット見たよ 永康街・來好 はコメントを受け付けていません


街歩きのスタートは台湾の流行発信地「永康街(ヨンカンジェ)」、MRT東門駅から延びる茶葉店や雑貨屋などが集中しているエリア。
この街を一躍観光地にしたのが通りの入口にある「鼎泰豊」、数店の小籠包店をはじめグルメな街でもあります。


大行列が発生しているのはマンゴーかき氷で有名な「思慕昔(スムージー)」さん。
ほとんどのお客さんが注文するのがフワフワかき氷「雪花冰」🍧

通りから路地に入るとおしゃれな喫茶店や茶芸館がひっそり佇み、台湾茶でブレイクなんていかがですか🍵


お茶もいいですが台湾に来たらやはりタピオカミルクティーでしょう。
こちらは日本にも支店がある「50嵐(ウーシーラン)」さん、市内各地に展開しているのでアプローチしやすいお店です。

写真付きメニューなので注文も簡単、新しいものに抵抗感のある55歳は無難に珍珠奶茶(小さいタピオカ入りミルクティー)を注文。

商品とサイズが決まったら甘さと氷の量をチョイス、自分好みの甘さや冷たさにカスタマイズしましょう。

透明のカップじゃないのでわかりませんが茶葉の香り、小粒で喉ごし良いタピオカに台湾に来た実感が🧋

永康街でひと際長い行列をなしているのがこちらの「天津蔥抓餅(ティエンシンツォンジュアビン)」さん。

台湾の定番おやつ蔥抓餅(ツォンジュアビン)は、葱が入った小麦粉の生地を鉄板で焼いたモチモチ食感のパイ。


発酵させた小麦粉をプレスして鉄板で焼き上げます。


味がダイレクトに伝わる原味はもちもちの生地に程よく香るネギの風味、甘辛い独特のソースと相まって小腹がすいた時にはもってこいの味と量。
食べ歩きもいいですが通りの中心にある永康公園のベンチで、緑に囲まれながら味わうのもいいですよ😊
グルメ, 旅行 if(!is_single()) echo "|"; ?> 台湾がぎゅっと詰まった街 台北永康街 はコメントを受け付けていません

運ばれて来たのは煙燻(燻製されたもの)で先ずはソースなしで、鴨でもなく鶏でもなく癖も感じず良いとこどりのお味💛
見た目ほどスモーキー感は感じず、軽くてジューシーな脂が口の中で弾けます💣

先に言っときますが醤油が一番相性が良かったです。

ガチョウ肉の下に隠れているある意味影の主役である生姜。

生姜がまたいい仕事をしてくれるんですが、台湾料理で生姜はかなり重要なポジションです。

ここに来るお客さんが必ず注文する「鵝油拌飯《ガチョウの油かけご飯》」🍚

一見オイリーに感じそうですが意外とあっさり、ガチョウ肉との相性が抜群です😋

台中でしか売っていない辣俶醤は甘辛が脂を流す絶品ソース。

鶏油なるソースはどこかみそ風味ですが脂切れが良く、そのコクがガチョウ肉の旨味を引き出しています。

今回の旅行でたくさん種類を食べたいのでどのお店も最低限の注文、しかし大好きな台湾ソーセージを避けるわけにはいきません。

ニンニクがなければソーセージの旨味も半減、セルフでニンニクを用意しておきましょう🎵

アクセントにエリンギが入っています🍄

まだスタートなのでアルコールは控えめに、二本目は台湾No.1ビール『台湾ビール(台灣啤酒)』。
南国らしい軽くのど越しが良いビール、でもキリン党には全く物足りません。

ソーセージの甘味に肉汁とニンニクのパンチ、私が愛する台湾ソーセージは健在でした💛

見た目ほど重たくないガチョウ肉はあっという間に完食、しかし台湾の方はたくさん注文して大概残してます💦

その独特なジューシーさが癖になるガチョウ肉、未食の方は台北に着いたら迷わず阿城鵝肉さんに直行すべし🦆

タイミングが悪けりゃ入店待ちの行列発生、幸運を祈る🌟
グルメ, 旅行 if(!is_single()) echo "|"; ?> あまりの旨さにがちょん~ 台北・阿城鵝肉 はコメントを受け付けていません

チェックインまで時間があるので早速昼食へ。

お邪魔したMRT松江南京駅近くにある【阿城鵝肉(アーチェンアーロウ)】さんは、日本ではなかなか食べる機会がないガチョウ肉専門店🦆
2019年にミシュランビブグルマンを獲得した実力あるお店で、観光客よりも地元民が常に行列するガチョウ肉の名店です。

入口横の発券機に人数を入れればレシートが出てきます。


厨房には初めて見るガチョウ肉が所狭しと並んでいます。

台湾の飲食店で一般的なシステムがこの注文票、これに食べたい料理の個数を記入して店員に渡すシステム。
日本みたいに少しづつではなく、台湾人は一気に注文する方がほとんどです。

モニターに私の番号が点灯、日曜日の12時で待ち時間はほぼゼロ⏱

店内はテーブル席に台湾らしい円卓も、そのグループがにぎやかで活気のある雰囲気💦


写真付きのメニューには名物ガチョウ肉以外に料理がたくさん、スープやご飯ものとその種類は多岐にわたります。


ニンニクやトウガラシなど薬味の他醬油や鶏油などの調味料はすべてセルフ、お皿やお箸などもセルフサービスのお店が多いのが台湾の特徴。

アルコールなどのドリンクも冷蔵庫に取りに行くのが一般的、会計時に店員さんが飲んだ本数をチェックして貰った伝票をレジで支払うシステムです。

訪台最初のビールは「18天台灣生啤酒(台湾生ビール18Days)」、加熱処理をしていない生ビールなので賞味期限が18日しかないそうです。
肝心のお味は一般的な台湾ビールより若干苦みがありますが、飲みやすくライトなテイスト🍺

薬味をセットして準備完了✌

ガチョウ肉は「煙燻(燻製されたもの)」か「白斬(塩でつけたもの)」の2種類から味を選べますが、量が多いので二人前を注文もこれは部位の指定は出来ません。
初体験のガチョウ肉、さて気になるそのお味はいかに🤔
グルメ, 旅行 if(!is_single()) echo "|"; ?> 台湾グルメのスタートは台北【阿城鵝肉】 はコメントを受け付けていません

縦横無尽に伸びる台北地下街、でもその距離と言ったら梅田地下街より広大です💦

今回の宿泊先は利便性の良さだけで選びました。

ホテルは地下街M6出入口に直結していますがその前に20段の階段が、大きな荷物で自信のない方は手前エスカレーターのある出入口をお勧めします。

こちらがホテルへの入口ですが、ここはまでホテルまでの序章に過ぎません。


開いたドアの先はレストラン街、大戸屋にらあめん嵐など日本食を提供するお店が並んでいます🍱

レストラン街奥のエレベーターで一階に上がるとそこがホテルロビー。


今回の宿泊先は台北では老舗の部類に入る「シーザーパーク台北(台北凱撒大飯店)」🏨

最大のポイントはその立地、大きなオレンジ色の屋根が特徴的な台北駅が通りをはさんだ真向かいに位置しています。

通されたのは1405号室、カテゴリーは標準のツインルームです。


約30㎡ある客室は大きなスーツケースを広げてもまだまだ余裕があり、二人で滞在するには十分なスペースが確保されています。

必要最低限のアメニティグッズに毎日2本ミネラルウォーターがついてきます。


良く冷える冷蔵庫にセーフティーボックス。


ドライヤーと浴衣。

古いホテルだけにコンセントは少なく、携帯・iPad・Wi-Fiなどを充電するには一苦労💦

ただ水回りに問題がありトイレはウォシュレットですが水勢が弱く、流した後確認しないと残骸が残る場合が多々ありました🚽

何よりこのシャワーが問題児で水圧が弱くヘッドを固定する金具はグラグラ、バスタブの位置が高く床との段差があるので要注意🛀
壁に補充式のシャンプーとボディーシャンプーがついてますが、日本人の好きな入浴は楽しめない設えです。

景色も予約時に台北駅ビューをリクエストしないと残念な眺望に、シャワーを含む水回りは残念ですがソフト面は満足するレベル。
後にも先にもロケーションが抜群なので、時間のないツーリストには重宝するホテルです(ちなみに横は新光三越百貨店)。
旅行 if(!is_single()) echo "|"; ?> シーザーパーク台北(台北凱撒大飯店) 施設編 はコメントを受け付けていません

早朝の関西空港🛬

去年までと違い格段に増えた国際線のフライト、それでもコロナ前のまだ7割程度か?


海外でも情報をリアルタイムで欲しいのでWi-Fiをレンタル、つくづく便利な世の中になりました💻

この日からGWの振替休日でピーチ航空にて台湾へ、GW期間中ご来店下さったお客様本当にありがとうございました🥩

明石大橋まではなんとか起きてたのですが・・・

いつのまにやら熟睡💤

関空離陸から2時間半、台北桃園空港に着陸🛬

降機後すぐにコロナ関係のボードを渡されましたが、結局イミグレまで審査は何もなし。


定刻通りに到着、ターミナルは五年前と変化なし。

空港から市内へのアクセスは色々ありますが、時間が読めるMRTを選択。


台北駅までは150台湾ドル(約700円)、券売機で購入しますが紙幣は200・100ドルのみ使用可です🎫

お金を投入すると切符ではなくトークンが出てきます。

それを改札機にかざせばOK

ピーチは第一ターミナルなので駅名も同じ。

台北駅までは各駅停車と速達車(快速)の2種類があり乗り場は別、20分は差があるのでお乗り間違えのないように☝

途中までは山間部を通りますがビル群が見えてきたらそこは台北市。

ミスドは関係なしに台北駅に到着、これから3泊4日台湾旅行の始まりです🇹🇼
旅行 if(!is_single()) echo "|"; ?> 5年ぶりの渡台 はコメントを受け付けていません

二週間連続のGW営業も無事終え、束の間の休日にやって来たのは京阪電車出町柳駅🚉

向かいは一条寺や大原と名所旧跡をつなぐ叡山電車出町柳駅。

前日の豪雨で増水した高瀬川。

市バスに乗り換えて出町柳駅から約10分、バスは一本松に到着🚏


この日お邪魔したのはこちらの「てづくりとうふ すがい」さん。


こちらは老舗のお豆腐屋さんで一階でお豆腐を販売、その二階は自慢の豆腐を使った豆腐料理が楽しめるサロンがあります(要予約)

メニューはおひとり様4400円のコース料理のみ。

先ずはすがいさんの命ともいえる豆乳から。
大豆は風味が濃厚な富山産に甘みの強い北海道産のブレンド、重たくなくキレのあるコクと香りに豆腐への期待が膨らみます🎈


にがりではなくクズで固めた食感の良い豆腐には、これまた鮮烈な香りの蕗味噌。

アスパラと筍の白和えは味も香りも爽やか。

銀杏に百合根が入った飛竜頭(ひりょうず)に筍の煮物。

染み渡った優しいお出汁が豆腐の旨みを引き立てます。

湯豆腐はいかに豆腐の質が重要かを教えてくれ、某お寺さんの湯豆腐とは雲泥の差。

ご主人曰く「有名な湯豆腐屋さんで自家製を提供しているのはごくわずか」だそうで、確かに湯豆腐は豆腐が主役だと再認識させられます。

大好きな湯葉が出てきましたが、刺身ではなく別の食べ方を進められました🤔

湯葉はなんとしゃぶしゃぶで、温める事で風味も甘味も格段にアップ。


表面がクリスピーな揚げ出し豆腐にこれまた揚げたてのうすあげ、シンプルなのに驚くほど旨味が強い。

コースには美味しいごはんとお漬物がついてます🍚

大豆成分が染み出た湯豆腐のお湯をポン酢に投入すると・・・

そば湯ならぬ豆腐湯?の完成👏


寒天でコーティングした豆腐の黒蜜がけのデザートで感動のコース料理は終了。

豆腐愛と京都愛に溢れる店主のお話も素晴らしい薬味、ご主人の菅井さん美味しいお豆腐ご馳走様でした😋
GW振替休日も終わり本日より通常営業、皆様のご来店絶賛お待ちしております🥩
グルメ if(!is_single()) echo "|"; ?> 豆腐再発見 京都・下鴨「てづくりとうふ すがい」 はコメントを受け付けていません
いつもご愛顧いただきありがとうございます。
5月21日(日)から24日(水)までGW振替休日で、請来軒はお休みとなります。
5月20日(土)は若干売り切れの品があると思いますので、予めご了承下さい。
請来軒 if(!is_single()) echo "|"; ?> 5月21日~24日お休みです はコメントを受け付けていません