大阪・十三 焼肉の請来軒 ブログ


大阪・十三 焼肉の請来軒のブログです。

みなさまのご来店、楽しみにお待ちしております。

ご予約・お取り置きはブログでの受付はできませんので、あらかじめご了承ください。

 哀愁の関空国際線ターミナル

  2022年07月01日 (金)

5月後半にゴールデンウイークの振替連休でまたまたまた旅へ、やって来たのは関西空港第一ターミナル4F国際線出発ロビー。

最近テレビやネットでハワイや韓国など海外旅行のニュースをよく耳にしますが、関空の状況はご覧の通りチェックインカウンターもほとんどがクローズ。

ここが二か月後の夏休みシーズンに旅行者で賑わうとは到底思えないのですが🤔

シーズンにはいつも長蛇の列で焦ったりイライラしてた保安検査場、現在は一ヵ所のみで人影はありません。

イモトのWi-Fiがより一層と虚しく感じ、まさに時が止まったようです。

外貨両替の銀行もさぞお暇なんでしょうね💰

最新の機器が導入された保安検査場、ここを通るのはいつになることやら😔

第二ターミナルに移動してピーチに搭乗、今や我が家の移動の足になりました🍑

殺風景ですが広大な景色が広がっています。

悲惨な事故が起きた遊覧船が引き上げられ搬送された網走港上空、右手が知床半島方面。

着陸寸前見事なパッチワークの風景が。

関西空港から約2時間で網走・知床・摩周湖への玄関口「女満別空港」に到着。

今回の旅は出発10日前の予約で往復航空券代が二人で大手航空会社一人の片道とほぼ同じ、ピーチ航空は特に間際の予約時に頼りになるエアラインです🛫

今回は二泊三日北海道の旅ですが行程が超ハード、なので観光も少しで移動ばかりの旅。

でも北海道在住の友人を訪ねるのが今回のテーマです。


大雨で予定を繰り上げ帰りの列車まで飲み屋を探すも、JR出雲市駅周辺で昼飲みのお店は皆無。

軽くつまんで飲めそうなお店はこちらの回転寿司「しーじゃっく」さんのみ。

感染対策の行き届いた店内、お邪魔したのが午後3時とあってお客さんはまばらです。

タッチパネル式のオーダーに壁には本日のおススメが、しかしよく見ると地魚は入荷なしのご様子。

これを飲みたいが為に街を徘徊、生ビールが喉に染み渡ります🍺

パネルに唯一あった地魚のかさご、淡白な身に弱めですが爽やかな脂を感じます。

ひらめはちょっと硬く、旨味はイマイチ・・・

相方大好きの赤えび🦐

回転寿司魅力の一つが軍艦物でオーダーしたのはホッキ貝サラダ、好物のカニサラダはいつも三皿は食べます🦀

揚げたてのゲソは風味も旨味も抜群、これだけでビール二杯はいけます😁

つぶ貝はマツブじゃなく似た種類で回転寿司では定番の貝、やはり噛んだ時に感じる磯の風味は乏しいです。

二貫200円でウナギが食べられるなんて幸せ💓

オーダーしたホルモン唐揚げでなぜ回転寿司でホルモンがと思いますが、運営会社が広島県の企業だからで広島でホルモン唐揚げは定番の料理だそうです(広島出身相方談)

赤貝は身が薄くて硬く感じます。

スシローでは注文できなくレーンにこそっと流れる海鮮ユッケ、九州地方の魚の切れ端を醤油に漬けたりゅうきゅうが元になっています。

いろんな魚が一度に味わえ、これはあがりよりお酒が良く合います😋

やっぱりカニサラダが一番好き😊

炙って香ばしさを引き出す、変わりタネの炙りイカたれマヨ🦑

寿司屋の看板であるマグロの赤身は水っぽく香りもなく、当然味もしないとかなり残念でがっかりな一皿。

安定の月見納豆で〆🌙

アイドルタイムにお邪魔したせいか準備中の商品も多く消化不良、でも出雲市駅周辺で昼飲みが出来る貴重なお店です🍣

初日は駆け足観光で二日目は大雨で駆け足観光とせわしなかったですが、観光スポットにグルメそれ以上に歩きやすい町並みが旅人を迎えてくれる松江。

近くには名湯玉造温泉もあり様々なパターンが楽しめる松江、是非その良さをご自身の目と胃袋と足で感じに行きませんか😉


 必見 ばたでん出雲大社前駅

  2022年06月05日 (日)

大雨警報のなかやって来たのは一畑電鉄「出雲大社前」駅、もう詳細は割愛させて頂きます。

ここから出雲市駅まで繋がってますが電車は一時間に一本、やはりレンタカーの方が動きやすいです。

待合室はステンドグラスの淡い光が差し込む重厚な雰囲気、これを見るだけでもいいですが相方は大雨を理由に見学をパス😵

ドーム型で歴史を感じる駅舎。

お時間のある方はのんびりばたでんで、愛想ない案内ですいません。

なにせ相方が観光を拒否したので、今回は勘弁して下さい🥺


 豪雨の出雲大社

  2022年06月03日 (金)

冬の荒々しい日本海に見えますがここは島根のランドマーク「宍道湖」、東西約17km、南北約6km、周囲47kmと、国内で7番目の面積を誇ります。

国道に沿って走るのが地元では「ばたでん」の愛称で親しまれている一畑電車、松江から出雲市と出雲大社前を結びます。

出発地点の松江しんじこ温泉駅はJR松江駅からバスで15分、また出雲大社前駅から出雲大社までは徒歩10分です🚋

神代そばさんから車で一時間、縁結びの神様として名高く、神話のふるさと出雲を象徴する出雲大社に到着。

20年ぶり訪れた出雲大社門前町のお店も様変わり、洒落た店が多く食べ歩きのお店が多いですね💦

スタバってどこにもありますが、メニューが読解不明なので立ち寄れません😔

天下の出雲大社でもこの豪雨なら参拝客はほぼナシ😔

両手を広げて跪く出雲大社の御祭神・大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)の石像

その前に鎮座した黄金色の球の像、これらの像があわせて「ムスビの御神像」と呼ばれています。

出雲大社に参拝したらぜひ「ムスビの御神像」を探して、御祭神である大国主大神に挨拶しておきましょう。

出雲大社には4つの鳥居がありますがそのうち最も拝殿に近いのがこの銅鳥居、銅で造られた鳥居としては日本最古と言われており国の重要文化財に指定されています。

四の鳥居をくぐると正面に拝殿がありまずここでお参り、現在の拝殿は1963年に新築され大社造と切妻造の折衷様式で戦後最大の木造神社建築といわれています。

心を乱す大粒の雨、後から知りましたがこの時間出雲地方に大雨警報が発令されていました( ノД`)シクシク…

神楽殿正面の大しめ縄は長さ約13mで重さ5.2tもあり日本最大級の大きさで出雲大社では古くから向かって左方を上位、右方を下位とする習わしがあるためしめ縄のかけ方が一般的な神社と逆になっていることも特徴的です。

御本殿から反時計回りに回って行くと真後ろには大国主大神の親神でありヤマタノオロチ退治で有名な、スサノオノミコトをお祀りする素鵞社(そがのやしろ)があります。

社の床下には木箱が置いてあり中には出雲大社の1kmほど西にある稲佐の浜(いなさのはま)から持ち運ばれた砂が入っています。

素鵞社で清められた御砂は撒くと土地を清めるご利益があるといわれています。

ウサギさんに癒やしを求めましたが心が折れる大雨に参拝を切り上げ退散、この雨は相方をもっと大事にしろとの神のお告げなのか🥶


おはようございます。

松江滞在二日目は日本海側名物の雨、「弁当忘れても傘忘れるな」の格言があるくらい雨が多い地域です☔

本日の観光はあそこだけなのでまずは朝食兼昼食、やって来たのは地元民に教えてもらった「神代そば」さん。

場所は田部美術館や小泉八雲旧居と同じ並びで、観光客に人気の「八雲庵」さんの300メートル先にあります。

お店横にはどこに停めたらいいのか分からない駐車場完備。

外観同様渋~い店内はテーブル席のみ。

お品書きは冷たい蕎麦と温かい蕎麦に分かれ、それぞれシンプルなメニューです。

今日使用されるそば粉は北海道当麻町産の「キタノマシュー」、たまに島根県産のそば粉も登場するそうです。

相方のオーダーは限定品の「彩りの割子」。

とろろ・なめこ・うずらとまさに王道の割子そば。

脇役はこれまた王道のねぎ・きざみのり・かつお節、この日は辛味大根がサービス。

一口目は汁なしそのままでそば粉の風味をダイレクトに、鼻腔に抜ける爽やかなそば粉の風味は鮮烈です。

粘り気の強い自然薯とそばの競演、それに汁の風味が口の中で見事に合体😋

蕎麦は運ばれてきたらすぐ食べないと風味が消える繊細な料理、黙って鮮度が良いうちに味わいましょう。

私は温かい蕎麦から「とりそば」を注文。

近くにある有名店「八雲庵」さんは鴨そばが人気でここも鴨かなと思ったら鶏モモ、甘めに煮こまれて蕎麦の旨味を邪魔しない優しい味付けです。

辛味大根ってほんと良い仕事をしますよね😉

提供される際店員さんから「そばの汁は薄いので、お好みでそばつゆで調整して下さい」とのアナウンス、確かに関西人でもかなり薄く感じる汁です。

指示通りそばつゆを投入もそれ自体が薄いので、足しても劇的な味変は感じません。

やっぱり本格的なお蕎麦は割子かせいろで味わうのが一番、阪急そばで育った私はクセで温かい蕎麦を頼みがち・・・

少しとろみのあるそば湯でしめを。

普段大阪で食べる蕎麦より風味も歯触りも段違いに違う「神代そば」さん、落ち着いた雰囲気といい素敵なお蕎麦屋さんでした。


 松江の夜は旬門から

  2022年06月01日 (水)

夕食場所は松江在住同期が選んでくれた「和食居酒屋 旬門」さん、ホテルを出て右に一直線で徒歩5分ボートピアが入るビルの一階です。

こちらはメニューが豊富で目移りする物ばかり、まずチェックするのは本日のおすすめ。

一丁目から九丁目までとまるで回覧板のようなメニュー、炉端おすすめと書いてありますが焼物から煮物揚げ物と見事バラバラです😅

もちろん島根の郷土料理も楽しみ😁

残念ながらこちらはサッポロビール、乾杯に選んだのはパーフェクトサントリービール糖質ゼロでノンアルではなく立派なビール🍺

でもあまりに美味しくなく乾杯が台無し・・・(あくまで個人的な感想です)

一発目に運ばれてきたのは郷土料理の「ねばりっこふわふわ揚げ」、長芋の擦ったものを焼き海苔で巻いて包み揚げた物。

強烈な粘りに海苔の風味と甘めの出汁のバランスが良かったのですが、店員さんの「長芋は鳥取砂丘産です」との説明に島根とちゃうんか~と一同ツッコミ💦

ビールがアレだったのですぐ日本酒にチェンジ、一杯目は地元島根県安来市は吉田酒造さんの「月山 芳醇辛口純米 おりがらみ 無濾過生原酒」。

辛口の中にも芳醇な香り、きれいなお米の旨味を感じさっきのモヤモヤもぶっ飛びました😆

島根に来たら何はさておき宍道湖のしじみ、これは食べずに島根に来たと言うなかれ。

甘めの出汁にこれまた甘みの玉ねぎスライス、しじみは小粒ながらもちゃんと主張しています。

新鮮鮮魚盛り合わせはチョ~盛りだくさん😲

生ホタテ
炙りさわら
真鯛
サーモン
ブリ
イサキ
サバ
カツオ

鰆と言えば岡山県が思い浮かびますが長芋の件があるので不問、爽やかな脂に香ばしい皮目に甘めの醤油が絶妙。

生臭くなく肉肉しさも感じるカツオ。

続いての日本酒はまた島根県邑智郡は池月酒造さんの「誉 池月 純米吟醸 八反錦」。

シャープな香りに爽やかな酸のあとふくらみのある米の旨味を感じつつ、でも余韻はすっきりとしています。

これまたメニューで一押しの「白葱一本焼き」、旬門名物のサブタイトルがついています。

島根・鳥取のネギを使用し天ぷらから豚肉巻きなどネギ料理だけで5種類、恐る恐る産地を聞くと明快に「鳥取です💓」と期待通りの答え😂

ツッコミどころ満載ですが驚くほどの甘み、ホクホクでもう島根でも鳥取でも関係なくめっちゃ美味しい😋

そんな甘みの強いネギに合わせるのが島根県出雲市は富士酒造さんの「出雲富士 特別純米 黒 」、味に奥行きがあり島根県のオリジナル酒米・佐香錦のボリュームとキレを感じる銘酒です。

ここでガッツリお肉と行きましょう。

大山山麓のきれいな空気と新鮮な地下天然水で育てた健康で美味しい鶏「大山(だいせん)どり」、注文したのは色んな部位が一度に楽しめる大山どり三種焼き盛り。

モモ肉はコクがありで手羽先はジューシー、歯応えがあるのは地鶏の証し🐔

ちなみに大山どりが飼育されているのは鳥取県です😵

酔った勢いで頼んだ桜海老とクリームチーズの磯辺揚げ・・・

写真を見ると、もう一杯飲んだらしい・・・

汚い写真ですがひょっとして〆のおろしそばかも・・・

久しぶりに同期と飲むお酒は最高、記憶はかすかですが翌朝の頭痛で起こされる悪しき習慣はここ松江でも健在💦

柳、楽しかったよ。

見知らぬ土地で大変だろうけど、持ち前の明るさで頑張ってね😊


今回お世話になるのが松江駅から徒歩3分の「松江 エクセルホテル東急」。

洗練された雰囲気のフロント周り。

ミネラルウォーターやコスメなど、必要な物はセルフ方式で。

予約したのはスタンダードツインで客室は20㎡とまずまず、寝るだけなのでこれで十分です。

部屋からはJR松江駅が見下ろせますが正面の一畑百貨店のレストランから丸見え、気になる方や裸族は低層階を指定してください。

部屋に滞在中はほとんど意識がなかったので、あっさりですがこれにて終了🏨


松江城二の丸にあるのが松江藩松平家の初代直政公ほか徳川家康公、松江藩7代藩主松平治郷公(はるさと)公、松江開府の祖堀尾吉晴公を祀る「松江神社」。

松江城が国宝に指定されたのは平成27年とつい最近、それまで国宝指定されなかった理由は「築城年が不確か」だから。

また松江城が国宝になる決め手となった、その証拠となる「築城年」が書かれた祈祷札が蔵から発見されたからです。

最近は水がない所も増えましたが、こちらの手水舎は流れてくる水で浄めるシステム。

御神徳は家業繁栄・厄除開運・交通安全で、最近ではハートの絵馬で良縁を願う参拝者が増えています💓

敷地もさほど広くなく、砂利が丁寧に敷かれていてこじんまりとした神社です。

こちらは境内にある福徳稲荷。

子供を抱いた狛犬ならぬ狛キツネ、その愛くるしい表情に和みます🦊

お稲荷さんなので請来軒の商売繫盛を祈願。

きっとお稲荷さんも大阪から遠路はるばるやって来たので、私の願いを叶えてくれますよね😉

松江神社のすぐそばにあるのが、松江市が松江市工芸品陳列所として建てた「興雲閣」。

当初明治天皇の行在所に使用する目的でつくられたため、装飾・彫刻を多く用いた華麗な仕上げとなっています。

浪人時代によく見た昼ドラ「華の嵐」に出てきそうな、レッドカーペットが敷かれた重厚な階段🌹

大壁造りで竿縁天井の大広間は有料で貸切使用も可、来年私の誕生日会はこちらでしようかと思っています🤩

大広間の奥にある貴顕室(きけんしつ)は皇太子嘉仁親王(のちの大正天皇)が来られた際、御座所や御寝所として使用された部屋ですが内部には入れません。

結果的には明治天皇の巡幸は実現しませんでしたが明治40年(1907)皇太子嘉仁親王(のちの大正天皇)の山陰道行啓にあたって、同年5月22日から25日まで御旅館となり迎賓館としての役割を果たしました。

二階のバルコニーからは木が少々邪魔ですが松江市内の風景が、入場無料なので松江神社とセットで訪れましょう。


 威風堂々 国宝松江城

  2022年05月29日 (日)

堀川巡り船着場から松江城に向かう道中にあるのが豊臣秀吉の最古参で、松江城を作った武将「堀尾吉晴」の銅像。

400年以上前から壊れたり燃えたりすることなく当時のままの姿を残している全国に現存する12天守の一つで、平面規模は2番目・高さは3番目の規模を誇る「国宝 松江城」🏯

ただしシンプルなお城なので熊本城や松山城とは違い、天守閣までは緩やかなアプローチが続きます。

一之門跡から入城します。

明治時代の廃城令によって全国のほとんどの城が取り壊されることになり、松江城天守は180円(※当時は、米1俵3円)で売却される予定でした。

その窮地を救ったのが地元の豪農家・勝部本右衛門父子と旧藩士・高木権八たちで、自らの私財を投じて天守を買い戻し見事松江城を守ったそうです。

石垣を切り抜いている隠し部屋「石打棚」。

石落としは石垣に近づく敵や登ってくる敵を真上から石を落とす仕掛けで城内至る所に、現代で言うセキュリティ対策は万全で江戸時代から松江藩はセコムしてます💦

入口から階段を登って奥に進むとそこは石垣に囲まれた地階、そこでひときわ目をひくのが大きな「井戸」。

これは籠城戦を想定し飲み水確保のための井戸を地階に設けたという築城戦略のひとつ、現存しているのは松江城のみとなりとても貴重なものです。

松江城は木彫り銅板張りの鯱が2頭天守の頂上に鎮座していて、天守に向かって左側はうろこが荒い雄で右側が雌。

高さは約2メートル(雄)もあり、日本現存の木造の鯱の中では日本一の大きさ😲

天守を支える柱には周囲を板で包んだものがありこの板は「包板(つつみいた)」と呼ばれ、鎹(かすがい)や鉄輪(かなわ)で留めて柱を補強するためのものとされます。

勾配のキツイ階段を上がればそこは天守最上階「天狗の間」と呼ばれ、室内には壁がなく城下町を360度展望できるつくりです。

バベルの塔みたいな山陰合同銀行本店以外は周囲に高い建物はなし、穏やかな松江市内ののどかな風景が広がります。

天気がよい日には美しい宍道湖を一望、歴代の松江藩主たちもきっと眺めたであろう松江の絶景を存分に堪能しましょう😃


バスは8番目の停留所「大手前 堀川遊覧船乗場・歴史館前」に到着。ここで下車するとそこは大手前広場乗船場」。

今からぐるっと松江堀川巡りに出掛けます。

松江駅前にある観光案内所の方から「松江市内観光する前に、是非堀川巡りからスタートして下さい」とのアドバイス。

聞くところによると船頭さんが街歩きやグルメなどいろんな情報を持ってるので、それを聞けば効率的に観光が出来るとの事です。

人数が揃えば出発らしいですがそこはフレキシブル、我々二人だけの出航と相成りました。

こちら以外にふれあい広場とカラコロ広場にも乗船場があり、主な観光スポットからのアクセスも抜群です。

城山内堀川から川下りはスタート、コースには15本の橋が架かっていますが最初に見えるのが松江城に架かる北惣門橋。

見事な石垣が残っていますがお城を囲んでいるのではなく、切れて途中から森に変わっています。

話しによると当時13歳の三代目藩主に家来が石垣制作延長を訪ねると「よきにはからえ」と返事、財政難の藩は若い藩主の返事を都合のいい方に捉え石垣は途中で切れたそうです。

石垣が途切れたら景色は一変、まるで西表島のマングローブ林の様相。

船からは武家屋敷・小泉八雲記念館など、主要観光スポットや有名お蕎麦屋さんが並ぶな塩味縄手通りの景色が。

あの穏やかな内堀はどこへやら、ジャングルクルーズがぴったしと言える険しい景色の中船は進みます🚢

見事なまでの亀の甲羅干し、毎日この木に🐢さんが集まってくるそうです。

ふなつ橋を通過、ゆっとりとした時間が流れます。

コース内二カ所エコーがかかる橋があり、通過の度に船頭さん自慢の歌声が聞けます。

この重厚な建物は「創る・見る・体験する」をテーマにした、旧日本銀行松江支店を利用したカラコロ工房。

コース内数カ所にあるハート型のブイ💓

コース内四カ所ある低い橋を通過する時、船の屋根が電動で下がる仕組み。

私みたいに体の硬い方は寝滑るのが一番、ただし他に乗客がいる時は鬼のような前屈を強いられます😅

堀川巡りで数カ所見える石の階段は昔位の高いお役人が家に船を停船させるために造った船着場、今でも一般家庭内に歴史を感じる箇所があります。

こちらも有名な施設「武家屋敷」、残念ながらこの日は休館。

松江藩の歴史に街歩きのヒントに飲み屋街の案内と多岐に渡った船頭さんの情報、松江に来たら何はさておき堀川巡りに乗れば観光が飛躍的に楽しくなること間違いなし😉


請来軒   大阪市淀川区十三本町1−2−6     電話:06−6390−1739
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