大阪・十三 焼肉の請来軒 ブログ


大阪・十三 焼肉の請来軒のブログです。

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 仙台のモールを歩いてみた

  2021年11月30日 (火)

一番町は仙台の中心を南北につらぬくアーケード商店街で、その一番南側にあるサンモール一番街。

ちょっと仙台の街をブラ歩きしましょう。

老舗の商店が軒を連ね横丁に入ればそこは若者達の情報発信基地、ショッピングにグルメが楽しめる仙台を代表する商店街です。

仙台駅まで通じるマーブルロードおおまち商店街、大阪の天神橋筋商店街波に長~い商店街。

昭和7年の創業で独自の製法を継承し暖簾を守りつづけている「白松がモナカ本舗」、気軽に入れる雰囲気ではなかったので外観だけ。

笹かまぼこの名付け親で知られる阿部蒲鉾店、でも大阪では馴染みがないですね~~

仙台のイオンは看板の紫が濃い目、気のせいか・・・

そのイオン前の露店で売っていたのは山形名産のみずぼんぼん(赤みず)、季節の山菜で湯がいて麺つゆで食べたり炒め物に。

歯応えある食感に若干のぬめり、オクラのあっさりバージョンでお酒がすすむ山菜です。

こちらも山形県ではお茶受けから酒のアテまでオールラウンダーのしそ巻き、カリッと揚がった香ばしい青じそにくるまれた甘味噌の何ともやさしい風味です。

1967年創業で東北を中心とした回転寿司チェーンとして展開する「仙台平禄」、回転ずしの元祖と言われる元禄寿司の関東初のFC店だったそうです。

回転寿司でもやはりタンはイチオシのようで。

かと思えばハワイの人気パンケーキ店「エッグスンシングス」が🌈

商店街に普通に牛タン屋さんがあるのが仙台👅

大阪江戸前のお寿司、その心は?

大阪でいうキタやミナミの繁華街に地元商店街を足したような仙台のモール、しかしお土産店は全くなかったので旅行者には使い勝手は良くないでしょう。


 仙台の守護神 大崎八幡宮

  2021年11月29日 (月)

せっかく仙台に来たので観光も少しとループバスに乗車しようとしたら、緊急事態宣言中で運行休止の憂き目に💦

でも仙台市内をくまなくカバーする市バスで観光地に向かいます🚌

仙台駅から20分やって来たのは慶長12(1607)年、伊達政宗公によって創建され、国宝でまたどんと祭りの「裸まいり」が全国的に有名な【大崎八幡宮】。

交通量の多い道路沿いにありますが、参道を進めばそこは別世界。

二之鳥居を過ぎると待ち受けるのは宮城県指定重要文化財の大石段、両脇には生命力を表す常緑樹の榊(さかき)🌲

三之鳥居を抜けると御社殿まで続く表参道。

狛犬まで感染対策はバッチリです🐶

どこの神社に行っても商売人は必ず参拝する金毘羅社、でも緊急事態宣言で休業中ですが( ノД`)シクシク…

表参道をさらに進むと「長床(ながとこ)」が建ち、これを通り抜けると正面に本殿の「御社殿」です。

ちなみに長床とは本殿前に建つ細長い寺社建築物のことを指します。

右側手前には樹齢約400年と推測される立派な大木・高野槇(こうやまき)が植栽されています。

他の神社と違い絵馬がそこらじゅうに😲

野球の東北楽天ゴールデンイーグルスを始めプロバスケットボールの、仙台89ERSにプロサッカーリーグのベガルタ仙台の必勝を祈願する絵馬が⚾🏀⚽

大崎八幡宮は厄除け・除災招福・必勝・安産を願って創建されたので、仙台に本拠地を置くプロスポーツチームは毎年シーズン開幕前に必勝祈願に訪れるそうです、成績は知らんけど・・・

豪華で煌びやかなデザインが美しい御社殿、手前が拝殿で奥が本殿という「権現造り」になっています。

内外ともに漆塗りという贅沢さに、その漆黒がただならぬ風格と威厳を漂わせています。

極彩色の彫刻と飾金具の見事さなど、内部の造りも職人の技が散りばめられています。

食用から難を逃れたニワトリが闊歩する境内🐓

都会の街中にあるのに荘厳な空気が流れる大崎八幡宮、喧騒から離れた神聖な場所での心穏やかな時間でした⛩


 恐怖の仙山線

  2021年11月28日 (日)

新幹線も走っている山形の玄関口「JR山形駅」、往路はバスでしたが復路は仙台までJRを利用🚃

山形から仙台まで快速で約70分はバスとほぼ同じ、しかし運賃はバスに軍配。

山形を出発して20分、山の中腹にお寺らしき建物が。

快速は山寺駅に到着、この駅は860年に慈覚大師円仁によって建立された宝珠山立石寺といい通称『山寺』の最寄り駅です。

俳聖・松尾芭蕉が「閑さや岩にしみ入る蝉の声」の名句を紀行文「おくのほそ道」に残したことでも知られて、一度訪れたことがありますが境内からの眺めはまさに絶景。

ただ本堂までの道のりはかなり険しいです💦

木々の間をすれすれで走る仙山線ですが途中の長いトンネルを走行時に強烈な金切り音が、コロナ対策で窓が開けているので鼓膜が破れるかの音量には閉口。

おまけにスピードを出して走行するので揺れも半端なし、初めて電車で乗り物酔いになりました😢

駅舎にそびえる巨大なこけし。

ここはそのこけしで有名な作並駅、近くには古くから仙台の奥座敷として称された作並温泉があります♨

山形~仙台間の移動は、所用時間は変わらず運賃も安く快適なバスをおすすめします。


おはようございます、山形県滞在二日目は曇天のスタート。

今からカーシェアで山形では当たり前の文化を体験しに行きます🚙

市内から約20分正面に見える巨大な建物は、山形市が誇るコンベンションホール「山形ビッグウィング」。

その真向かいにあるのが、山形市平久保にあるラーメン「こうじ屋」さん。

今やラーメンが県民食の山形県ならではの食べ方が、他府県では珍しい朝からラーメンの習慣いわゆる朝ラーです🍜

券売機で食券を買いますが朝ラーのメニューは三種。

朝ラーメン 醤油
朝ラーメン みそ
鳥中華   冷 温

朝8時過ぎに入店しましたがすでに三組がラーメン中、私の後にも数組の来店とやはり朝ラーは生活の一部みたいです😲

大阪では珍しくとも山形ではメジャーな鳥中華を頼む気満々でしたが、あまりの寒さに意思に反して醤油ラーメンをポッチとしました。

やはり王道のビジュアルは安心しますし、食欲も湧いてきます🎵

背脂がガンガン浮いているスープですが飲めばオイリーさは全くなし、煮干しベースの優しい醤油味のスープにコクを与えています。

看板にも謳われている自家製のストレート麺はお蕎麦みたいな茹で加減、好き嫌いがありますがこの食感もこれはこれで美味しいです。

大ぶりのチャーシューはシットリとして柔らかく、豚肉の旨味もシッカリ感じやはりスープとの相性が良いです😊

ノスタルジックななるとに長~いメンマ、最近のラーメンは進化して難しい中50過ぎのオッサンには安心できる脇役達。

チョット見ずらいですが麺には粉の粒が練り込まれていて、全粒粉が混ぜられ香りはすごく良くどこかお蕎麦を思い出させます。

初体験の山形県独特な習慣「朝ラー」は朝食のごはんやパンと同じくらい自然に食べれるラーメン、その土地の色んな文化に触れることも旅の醍醐味です(^_-)-☆


お肉料理からの一品は【山形県白鷹産馬刺し】

牛肉ほどコクは足りませんがシッカリとした旨味の馬刺し、意外にも山形県には馬肉文化が浸透しています。

たくさんあるメニューで真っ先に目に飛び込んできた山形県置賜地方の郷土料理【さくらんぼ漬】、山形と言えばサクランボしか思い浮かばないので興味津々🍒

ドキドキワクワクで口に入れると・・・

味は普通の梅干しでした😥

三杯目は山形市は秀鳳酒造場さんの「秀鳳 純米吟醸 八反」は、生産量の少ない貴重な広島産「八反」の純米吟醸で旨味と香りが絶妙なバランス。

写真のブレ加減で酔いの程度が何となく分かります💦

その日本酒に合わせるのが山形県最上地方の郷土料理【だし豆腐】。

ここ数年大阪でも見かけるようになっただし、酒が進むとこういうアッサリ系が欲しくなりますがごはんにかけても美味しいです😝

だしも良いんですが日本酒にはやっぱりパンチ不足、舌の根の乾かぬ内に注文したのが【山形焼き味噌】。

焦げの香ばしさに味噌のコク、日本酒を楽しむのに最強のアテです👍

ふと気づいた取り皿、請来軒とおんなじだ🤣

最後のお酒は酒田市は初孫でおなじみ東北銘醸さんの「魔斬(まきり)超辛口」、より深みのある味とキレ味抜群のすっきりとした辛口の純米酒です。

それよりこちらの女性スタッフの接客が最高で夕食を盛り上げてくれました(撮影と掲載はご本人より承諾済みです)🌷

やはりトリを飾るのは芋煮しかないでしょう。

こちらには山形四大芋煮がスタンバイしてますが、選んだのは豚肉とキノコの醤油仕立て【最上地方の芋煮鍋】。

濃い目の味付けが多い中でこの芋煮は関西人もうなる絶妙な出汁、豚肉の甘みにキノコの滋味深い香りが優しい出汁と相まって「ホッと」する優しいお味です😊

高級で派手な食材は一切ありませんが山形が誇る山の幸の数々と地酒、胃袋にも肝臓にもじわ~~っと染み渡った「山形長屋酒場」さんの夜でした。


山形の夜を飾るのはJR山形駅目の前にある「山形長屋酒場」さん、ここ一軒で山形県がウリの郷土料理店です。

小さなくぐり戸から入り靴を脱いで入店、薄暗い照明と古めかし家具に床は畳と雰囲気も満点。

カウンター席以外は全て個室で、テーブル席やこたつの席もあります。

カウンターの一段上にセッティングされているお盆にあるお箸・お皿類。

大好きなキリン一番搾り生ビールで乾杯🍻

山形の郷土料理がずらりと並んでますが、何が何だか分からない物ばかりなので店員さんに相談。

だって、メニュー多すぎ~~

注文をする前に出てきた小鍋、中身は豚肉と根菜野菜の菜っ葉でこれは付き出しだそうです🍃

出汁がシッカリ染み渡った大根に豚肉の甘み、ただ味付けは東北らしく濃い目です🍲

同時に出てきた七輪焼台の網にのってるのは姫タラとエイヒレでこれも付き出しですが、今まで食べたエイヒレの中でナンバーワンの旨さ😲

付き出しからこれじゃビールじゃ物足らない、ならば米どころ山形の地酒に🍶

一杯目は米沢市は新藤酒造さんの「裏・雅山流 (うら・がさんりゅう)」、キレがあり爽やかな酸味と甘みを感じる夏酒らしい日本酒です。

付き出しだけで結構お腹にたまりましたが、ここで注文した料理がやって来ました。

まずは【アケビの肉詰め】。

実が熟すと皮は紫色になるアケビは東南アジア原産の果物、厚い皮は甘みの後に独特の苦みが広がります。

山形の山の幸を味わえる山菜盛合わせ。

鮮烈な香りが鼻に抜けるウド。

上品な苦みの姫茸と山菜はイノシシが食べるものだと思ってましたが、そんな私も今では旬の山菜を求める立派な前期高齢者です💦

個性の強い山菜に合わせるのは、鶴岡市は富士酒造さんの「栄光冨士 純米吟醸 無濾過生原酒「GRAVITY(グラビティ)」。

ボリュームがあり切れが良いですが意外と飲みやすく、瑞々しさも感じ秋の食材に合すには最適な日本酒です。

ピッチが速かったのか壁に飾ってある花笠がクルクルと廻っている錯覚が、しかし山形の夜はこれからが本番です。


夕食前に旅先でのルーティンとなった地元スーパーへ。

訪れたのは山形県全域と宮城県に合計64店舗を展開する「スーパー ヤマザワ」、こちらは市内中心地でバスターミナルが入る山交ビル店🚌

山形県民のソウルフード「芋煮」のカップラーメン、もちろん東北限定販売でお土産に持って来い👍

蕎麦文化が発達している山形県らしくお蕎麦の種類も豊富。

今や蕎麦以上に山形で人気のラーメン、特にこの鳥中華はスープがインスタントとは思えないクオリティ🐓😲

残念ながら定休日で行けなかった栄屋本店さんの「冷やしラーメン」🍜

芋煮のタレはまさに百花繚乱、山形県民の芋煮への愛が伝わって来ます💛

精肉売り場で牛肉を売っているのはごく当たり前ですが・・・

同じブースに里芋やこんにゃくと芋煮の材料がペアで販売、移動せず芋煮の買い出しは完了します😯

私みたいにそこまでは・・・という方は、こちらのレトルト芋煮で十分。

安いしカロリーは低いし旨いしと三拍子そろった「玉こんにゃく」🍡

もはや全国区の人気でその旨さは22年連続「特A」受賞したつや姫、狙っていた山形県の新しいブランド米「雪若丸」は5キロしかなく泣く泣く断念🍚

山形でそのごはんのお供と言えば「出汁」、食欲がない時でも食べられるスーパーサブです。

お昼に飲んだ県民ドリンク「やまがたパインサイダー」、海なし県でトロピカルなドリンクとはいかに?

山形県鶴岡市でしか栽培されない特産品「だだちゃ豆」、枝豆ですが山形県鶴岡市でしか手に入らない美味しいブランド豆として流通しています。

やはり芋煮が目に付いたスーパー「ヤマザワ」、麺類との二本柱が県民食文化のセンターでした。


御釜は視界不良の悪天候だったのに下界はこんなに良い天気🌤、今から今宵の宿泊先へ向かいます。

今回お世話になるホテルはJR山形駅から徒歩10分の「ホテルキャピタルイン山形」、大浴場付きの条件で探したらこちらがヒット。

周辺はコンビニすらないのどかなエリア、ちなみに駅近で大浴場をお望みならダイワロイネットホテルがあります🏨

昔懐かしいシティーホテルの趣きが漂うロビー。

通されたお部屋は417号室、ダブルルームです💛

ドアを開けるとすぐベッドと窓、奥行きはなく若干狭く感じますが寝るだけなので問題なし。

室内のユニットバスは部屋との段差があるふた昔前の造り、冷蔵庫とテレビだけでクローゼットはありません。

期待の大浴場ですがかなり小さめ、でも肩までゆっくり浸かれるお風呂は有難いです。

翌日朝風呂を浴びようと浴場に向かったらクローズ、大浴場は夜だけで朝は営業していません😭

大浴場以上に魅力的だったのが宿泊料金で一人3000円(素泊まり)、設備の古さ以外は何も問題はありません。

フロントスタッフに「この近くのラーメン屋さん教えて欲しい」と頼むと手作りのリストが、ホテルからの距離や人気順に番号が振ってあり親切な情報。

一流ホテルに勝るとも劣らないサービスが心地よかった【ホテル キャピタルイン山形】でした。


蔵王温泉から小一時間で車は宮城県に、辺りは雄大な蔵王連峰の山々が⛰

駐車場に車を停めると夏なのにひんやりとした空気、眼下には見事な雲海が広がります☁

観光の拠点となる「蔵王山頂レストハウス」、レストランの他に渋~い品揃えのショップがあります。

蔵王お釜とは標高1670メートルにある噴火口で、約3000年前の噴火で出来た自然の芸術品です。

蔵王刈田岳・熊野岳・五色岳の3峰に抱かれた円型の火口湖で、釜状なので「御釜」という名前が付いたそうです。

季節や時間・気象・気温などさまざまな条件により、湖水の色が変化することから「五色沼(ごしきぬま)」とも呼ばれています。

熊野岳周辺に雲がかかって来ました☁

お釜の周辺には蔵王連峰の一つ、刈田岳山頂に鎮座する神社があるんです。

それが「刈田嶺神社 奥宮(かったみねじんじゃ)」で、祭神は天之水分神・国之水分神(あまのみくまりのかみ・くにのみくまりのかみ)。

車が通行止めになる11月~4月まで冬の間、御神体は山を下り遠刈田温泉街にある刈田嶺神社へと移されます。

神社付近からは御釜や仙台方面を望むことができますがわずか10分の間に気象状況が急変、お釜全体を冷たい雲が覆い視界は2~3メートルと先ほどまでの晴れが嘘のよう😲

気温が下がる中雲が切れるのを待ちましたが、天候回復の兆しが見えないのであえなく下山。

飛行機から見える「蔵王御釜」は美しいの一言ですが、それを拝めるかどうかは天候次第です。

事前の予報が悪ければ断念できますがお釜に着いて晴れてたら、写真もトイレも我慢して御釜へ直行🏃‍♂️

御釜が見れなかったら山形市内から往復2時間かけて来た苦労が、水の泡になって消えてしまいますよ💦


 いざ山形へ

  2021年11月22日 (月)

テレビでよく見る風景、あちらがJR仙台駅でございま~す。

今から山形へ移動しますが仙台駅のバスターミナルは大きくて複雑、乗り場がたくさんあるので旅行者は戸惑うかも。

20分間隔なのにバス停には次のバスを待つ行列、仙台~山形間はかなり人の往来があるみたいです。

山形行きの高速バスが到着、同じ区間にはJR仙山線も走ってますが所要時間はほぼ同じでバスの方が安いです🚌

田園に流れの綺麗な川と東北の自然の中をバスは疾走。

仙台駅からわずか1時間でJR山形駅に到着、山形県の玄関口ですがこじんまりとしたターミナルビルです🏢

最近旅先での足となっている「タイムズカーシェア」はガソリン満タン返し不要で10分単位からレンタル可能、良いことばかりですが同じ駐車場に返さなければならないのがネックです。

今年の猛暑は山形も例外ではなく喉もすぐカラカラに、渇きを癒すのは海なし山形県民の好物「やまがたパインサイダー」🍍

山形市街地は道路も広く高いビルも少ないので快適なドライブ、今から名湯蔵王温泉に向かいます。

ただ10分も走れば車は山の中へ、急に険しくなり山形らしい景色が広がります。

目印になるスキー場が見えて来て間もなく温泉に到着ですが、ここであることに気付き急遽予定変更。

そこは飛行機から見えたアレです(^_-)-☆


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