大阪・十三 焼肉の請来軒 ブログ


大阪・十三 焼肉の請来軒のブログです。

みなさまのご来店、楽しみにお待ちしております。

ご予約・お取り置きはブログでの受付はできませんので、あらかじめご了承ください。

 不老ふ死温泉(お風呂編)

  2021年11月11日 (木)

不老ふ死温泉に訪れる全ての人は、ここの温泉を目的にやって来ます。

※以下の写真は不老ふ死温泉HPからの転載です。

新館の内湯は有馬温泉に似た金泉と銀泉で泉質は塩化物強塩泉、鉄を多く含んでいるため湧き出た瞬間は透明ですが空気と触れることで酸化し赤褐色になってます。

サウナもありますが、行ったときは閉鎖してました。

新館の露天風呂は見晴らしが最高ですが温度がかなり高め、体感的には44度くらいに感じ長湯は難しいです。

内湯も素晴らしいですがこの海辺の露天風呂は不老ふ死温泉の代名詞、ひょうたん型が混浴でもう一方は女性専用です。

今流行のインフィニティ温泉やプールの走りで、お湯に浸かっているときの目線と海が同じに見えます。

お湯の温度もいい加減なので、長湯も楽しめます。

黄金崎の日本海に沈む夕日を見ながらの入浴、この瞬間を求めて旅人がこの露天風呂に集まって来ます。

パートナーと一緒なら恥ずかしがらずに混浴を、湯あみの貸し出しがあるので安心して最高のお風呂が楽しめますよ(^_-)-☆


 不老ふ死温泉(施設編)

  2021年11月10日 (水)

一瞬だけ世界遺産白神山地を体験して車は三度海岸線へ、視界には青森県内至る所で見かける風力発電機。

今宵のお宿にしてこの度最大の目的地「不老ふ死温泉」に到着。

「ここで養生すれば、老いたり弱ったりしない」ということに由来している不老ふ死温泉、温泉名そのものがお宿の名前です。

館内は天井が高く開放的というか待合室のような雰囲気、秘湯ですが建物に趣きは感じません。

通された207号室は間際に予約したので唯一空いてた、リニューアル以降不動の人気を誇る「モダン和室」。

東京〇川のベッドはさて置きベッド脇の照明には青森のブナを使った「BUNACO」を採用、木材ならではの温かみのある光が就寝前の精神を穏やかにしてくれます🌲

特筆すべきは全室オーシャンビューの窓からの景色、柔らかな日差しに遮るものがない日本海の雄大な風景こそが最高のおもてなしです🌞

これから待望のあれを堪能しに行きます🎵


先ほどの海の駅わんどから一時間(このエリアは見所が点在してるので移動時間がかかります)、世界最大級の原生的なブナ林の山岳地帯で1993年に世界自然遺産に登録さた白神山地にやって来ました⛰

ここ十二湖は江戸時代の地震によってできた、広大なブナの森に点在する大小33の湖沼の総称です。

有料駐車場から散策スタート🔫

10分程で池の形が鶏のトサカの形をしている「鶏形場の池」に到着、いきなりの絶景にしばし絶句😳

山々や木々がくっきりと水面に映っていて、逆さ富士にも負けない美しさです。

ここがメインの面積975平方m最大深度9mの小さな池「青池」。

池の中の倒木も見える透明度、しかし訪れた時間が悪かったのか期待していたほどのコンディションではありませんでした。

十二湖歩きのヒントはこの案内所で、お土産もあり十二湖は青森県ですが秋田よりなので秋田土産も買えますよ🎁

条件さえあれば素晴らしい群青色の青池、でも私には牧歌的な表情を見せてくれた「鶏形場の池」が印象に残りました😄


きくや商店から10分やって来たのは新鮮な海の幸に農産物、土産品など鰺ヶ沢町の特産品が集まった「海の駅わんど」。

ちなみにここの駐車場にもわさおがいるので、きくや商店通過の方はこちらでどうぞ📷

食堂やカフェに無料休憩所あるのでブレイクにピッタシ、お土産も意外と言ったら失礼ですが充実してます🎁

出ました~北東北県民のソウルフード「ほや」、見た目のグロさはさて置きほんのり酸味が合って日本酒のアテには最高です。

地元なのに一つ500円とは中々なお値段、まだ半額だからいいけど・・・

さすがはりんごの本場青森県、りんごジュースの種類は半端ないです🍎🍏

大阪ではあまり見かけないイカとキャベツのみそ炒め、全国には独自の食文化があるので興味深いです🦑

でっかいサザエは二個で300円と激安、青森に移住したら酒のアテには困りませんね💦

新鮮な海産物や野菜やお土産品ばかりでなく、鰺ヶ沢相撲館(見学無料)が有名なんです。

小兵力士でしたがいろんな技を繰り出し土俵を沸かせた、今はグルコサミンを飲んでるあの舞の海はここ鯵ヶ沢町出身です。

その舞の海に同時期に綱を張った曙とのスリーショット、体格は負けますが面の厚さは力士にも引けを取りません😖

化粧まわしに明荷(十両以上の力士が持てる行李)など、相撲ファンならずとも興味深い資料が並ぶので是非二階まで上がりましょう👍

旨味が凝縮された地元産のりんごジュース、甘酸っぱさとリンゴの余韻が長く続くので青森に来たら一日一本👐

次の目的地まで移動を始めた矢先、右手にごつごつとした岩が見えてきたので🚙をSTOP。

石碑には「千畳敷」と刻まれていて、近畿圏では白浜の千畳敷が有名ですがこちらは控えめな印象。

どこを切り取っても絵になる風景の連続、この後も自然美を求めて車を走らせます。


しじみラーメンでお腹も満たされドライブ再開🚙

青い空に白い雲、田んぼにみのるは緑の稲穂🌾

次の目的地への道中にある「きくや商店」、この名前にピンときた方は相当なマニアです💦

あのブサカワ秋田犬わさおで一世を風靡したお店で、一夜干しの焼きイカで有名。

食べる気がなっかたので店内には入りませんでしたが遠目で見ると、焼きイカの他にお土産品がちらほら🦑

その看板犬わさおは昨年6月に他界、でもパネルの中のわさおが今でも愛くるしい表情で観光客を迎えています🐶

あの志村けんさんが二回も訪れ「美味しい」と絶賛。

お店横にあるこのお犬様のお箱にいらっしゃったみたい🐶

ただ今犬舎にいるのはわさおと同じ青森は黒石から嫁いできた、つばきの実家(青森県黒石市)から預かったちょめが住んでいます。

その名を知っていたわさおの場所に来れただけで満足、素晴らしい飼い主に拾われさぞ楽しい時間を過ごした事でしょう。


先日投稿した「十三湖」の前が抜けていました💦

今からJL2151便で青森に向かいます✈

辺り一面緑の雄大な景色、でも北海道ではありません🙅‍♂️

伊丹空港から1時間半リンゴとねぶたで有名な(他にも名物がたくさんあります)青森空港に着陸🍎

レンタカーをピックアップしての青森ドライブ、澄み渡った青空に大阪より快適な気候にテンションもアップ👆

青森空港から約50分五所川原市は金木町(あの吉幾三の出身地)にある【斜陽館】に到着、ここはかの「走れメロス」や「人間失格」の著者太宰治生誕の地です。

戦後になってから津島家(太宰治の本名は津島修治)が手放し旅館「斜陽館」として町の観光名所となり、後に旧金木町が買い取り当時の様子を復元し現在の記念館となりました。

一階に奥にある立派な蔵、これだけ見ても良家の証しですね。

釜が三つもある大きな台所跡、高い天井何とも贅沢な造りです。

マントを羽織った写真の多い太宰治、その愛用マントが目の前に😲

マントよりやはり着物姿が太宰治のイメージですよね。

六男十番目の子として生を受けた太宰治は、この部屋で産声を上げました。

はい、立派なお庭です。

大広間に細やかな細工が施された欄干、実は母の実家が中々な家庭で似たような感じの造りにどこか懐かしさも。

圧巻なのは大広間の仏間にあるデッカイ仏壇、高さ189㎝・幅115㎝に左右各四枚の扉を開けると幅は4メートルにまでなるビックサイズ😲

「店」と呼ばれるこの場所で、津島家の商売である個人向け金融業を営んでいました。

金融業の店舗でもあったのでこの入り口の土間には、金を借りたい人や小作で米を納めにきた人が絶えず頭を下げていたと言います。

重厚な金庫も相当な大きさなので、かなり儲かっていたはず。

ただそういう苦しい人たちを見て、太宰はその光景を見ることが辛かったと後年語っています。

2階に上がる階段もロココ調、鹿鳴館をイメージして造ったと言われています。

洋間の応接室も見事で壁紙は張替えられているものの、天井とソファーセットは当時のままです。

大地主で金融業に祖父は源右衛門は貴族院議員を務めるなど名門の家に生まれた太宰治、ただ家業も継がず執筆に没頭したのはそれになぜ自決したのか?

以前は旅館だった建物を五所川原市が買い取り保存、これだけの規模で当時の姿を残し歴史の息吹を感じる貴重な資料館です。


車を走らせること金木町から30分、南北7キロメートル・東西5キロメートル、周囲31.4キロメートルと青森県で3番目に大きな湖「十三湖」に到着。

海水と淡水が混合した汽水湖で、ヤマトシジミの生息する自然豊かな湖です。

湖では釣りが出来るそうですが観光はチョット、まずは青森初お約束の一枚📷

十三湖に来た本当の目的は名物シジミを食べる事、お邪魔したのは【しじみ亭奈良屋】さん。

近くに人気店和歌山屋さん(なぜか近畿圏の屋号が多いです)がありますが、そこはメニューが少ないのでこちらへ。

注文したのはランチ限定「しじみ亭昼定食」、十三湖名物しじみラーメンに青森県民の味貝焼きにごはんが付いた観光客には嬉しい定食です😄

ローカル観光客問わずこれを求めてやって来る「しじみラーメン」、昼定食はハーフサイズになります。

小ぶりですがプリッと旨味が詰まったしじみ。

小麦の香りが強いこのちぢれ麵、スープの絡み具合ものど越しもいい感じ😉

一口目は味が薄く感じますが飲み進むにつれて、しじみの滋味深い味がどんどん広がって行きます。

青森県民のソウルフード「貝焼き」。

程よく煮あがってくると溶き卵を投入。

甘めの出汁の染みたホタテ貝、ホクホクで出汁に負けない甘い貝です。

韓国のチゲ鍋みたいに出汁をごはんにかけると、貝の旨味に卵のコクが相まってごはんとの相性も抜群です🍚

相方は新・ご当地グルメの「中泊トマト海鮮ラーメン」、このラーメンには定義があり全条件を満たさないとトマト海鮮ラーメンと名乗られないそうです。

トッピングは地場産&手作りの「メバルソーセージ」、魚の風味を感じますが味はソーセージです。

このイカ天かまぼこを始め赤パプリカ・黄パプリカ・水菜・粉チーズ、この食材から味はラーメンよりパスタの要素が多いです。

だってシメはご飯を入れたリゾットですから😅

しじみ釜めしとしじみ料理セットの「しじみ三昧」を始め、チャウダーやバター炒めとしじみを満喫できる「しじみ亭奈良屋」さん。

空港や青森市内からは距離がありますが、わざわざでも行く価値食べる価値のあるしじみ料理でした。

十三生まれ十三育ちの人間にはどこか親しみを感じる十三湖、目の保養にしばし穏やかな湖でも眺めますか😄


 観光業に補償は?

  2021年11月02日 (火)

毎回当ブログをご覧くださってる方には、「また旅行ばかり行って」と思う方も多いと思います。

8月2日から緊急事態宣言発令で休業していた請来軒、その期間中どこにも飲みに行かず(営業しているお店も多数ありましたが)大人しくしていました。

今回9月からの旅行には緊急事態宣言中も含まれますが、ワクチン接種二回目後三週間経ってからの旅行です。

我々飲食店には補償がありましたが観光業に携わる方にはあっても雀の涙、わずかではありますがその施設にお金を落とせればとの思いからの旅です。

取り敢えず感染防止対策を遵守しての旅行、大きな心でご覧いただければ幸いです。

でも飛行機からバスに駅のトイレまで感染防止対策はバッチリ、次回からまだ三か所の旅行のブログがスタンバってます(^^ゞ


 湯元 榊原館(朝食編)

  2021年11月01日 (月)

おはようございます。

榊原温泉滞在二日目は曇天のスタート。

朝食は夕食と同じ「ダイニング厨草子」。

せせらぎは聞こえませんが、川の流れを眺めながらの朝食タイムです。

カエルさん、おはよう🐸

玉手箱の中には白和え・筑前煮・のり豆・玉子焼き・いんげんの胡麻和え・漬物、胃袋が喜ぶ日本の朝が詰まっています。

夕食と違ってアルコールがない分、朝は味噌汁もお米も香りが鮮烈です。

自家製湯豆腐は大豆の濃厚な旨味がダイレクトに伝わります。

フグは一夜干しで旨味が膨らみ、皮目の香ばしさが相まってごはんが絶賛ススム君です。

奈良県は茶粥が有名で現在でも県民の朝は茶粥が多いそうです。

温泉場らしい純和食の献立、でも今回は最後まで温泉が主役の旅でした。

昔は湯ごりの地として伊勢神宮にお参りする前に、榊原温泉で身を清めてから伊勢に向かうのが正式な参拝とされました。

その温泉は今まで経験したことのない、ヌルヌルしたインパクトあるお湯でした♨

観光なしでグルメもほどほどの今回の旅、とにかく一度体験して欲しい衝撃的な榊原温泉のお湯でした。


 湯元 榊原館(夕食編②)

  2021年10月31日 (日)

ドド~~~ンとお出ましは松阪牛、さあどんな肉質か楽しみです。

肩ロースは請来軒のクラシタやハネシタに当たりますが、脂と赤身のバランスが整った部位で万人受けする味です。

みんな大好きヘレですがサシの全くない赤身、これはタレか調味料の力を借りないとしんどいかも・・・

ヘレ特有の柔らかさはありますが、塩で頂きましたが肉の旨味は残念ながら弱かったです。

ビックリするほどではないですが安定のサーロイン、もうチョット厚くカットしたらもっと旨味が楽しめるのに・・・🐄

モモは見た目からラム(羊じゃありませんよ)、これは状態が良さそうです。

予想通り柔らかく肉の香りも良いんですが、やはりモモ系は旨味にパンチが足りません。

なので旅館御自慢のこの黒い調味料を付けると、相性抜群肉の甘みが引き出されました。

丸大豆と大麦から麴を造り一年以上発酵させた「醤(ひしお)」、油やお味噌のルーツとされています。

味噌ほど塩味は感じずほのかな甘みが、モモ特有の淡白な味に良いアクセントになっています。

自家製イセヒカリを使用した「とうもろこしご飯」、子供の頃田舎のおばあちゃんに作ってもらった記憶が蘇りました。

塩味のごはんにとうもろこしの甘みとあさつきの風味、夏を感じる素朴な美味しさです🌽🍚

涼感たっぷり抹茶葛餅とバニラアイスで今宵の夕食は終了。

台湾みたいに茶器に入ったお茶が登場、伊勢ブレンドでかりがねほうじ茶・かぶせ茶・玄米茶からチョイス。

三種の中から選んだのは煎茶と玉露の中間に位置するお茶で玉露と同じく、わら・むしろ・寒冷紗などを使って被せる被覆栽培によって作られる「かぶせ茶」。

お茶には疎いですが、す~~っと入っていく爽やかな苦みが印象的です。

食べきれなかったとうもろこしご飯はおにぎりに、季節を感じる料理の数々を堪能した湯元榊原館さんの夕食でした。


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