大阪・十三 焼肉の請来軒 ブログ


大阪・十三 焼肉の請来軒のブログです。

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 庭園の宿 石亭(夕食編②)

  2022年04月21日 (木)

石亭さんがジパング俱楽部専用に作った花見弁当

穴子二味焼き
桜鱒西京焼
針魚蕨見立
春鴨つくね
春子鯛手毬寿司
厚焼玉子
春キャベツ冷製
虎鯊蚕豆衣
蛍烏賊ピザ
春人参ムース
鯛ノ子・蛸・小茄子・人参
蓬麩・百合根

サヨリを蕨の形に見立てて焼いた一品、和食の粋を感じます。

鶏と違い噛めば溢れる野性味が特徴の鴨つくね🦆

良い塩梅で味付けられた鯛の子。

野菜本来の甘みが際立つ春キャベツのスープ。

川魚特有のクセがなく爽やかな脂の桜鱒。

宮島名産穴子の蒲焼は鰻ほどタレが濃くなくあっさり、なので繊細な穴子の風味と香ばしさがたまりません。

見た目はグロイですが、いくらでも食べたい左党殺しの骨せんべい。

やっぱり白焼きの方が味がダイレクトに伝わるのでこっちかな😁

蛸も人参も程よい味付けの煮方に酒がススム君🐙🥕

鯛の稚魚春子(かすご)は浅くお酢で漬けて皮目も柔らかで、読んで字のごとく春の到来を感じるお魚です。

よもぎの香りが口いっぱいに広がる蓬麩、これまた春を感じる一品。

バケットの上にミートソースを絡めた蛍烏賊ピザ、肉と蛍烏賊のワタとダブルのコクが秀逸な逸品。

瀬戸内海の小魚と言えばこの虎鯊、キスと似て焼きも南蛮漬けも煮付けでもオールラウンダーなお魚。

豆の衣をまといコクがプラスされ、淡白な身が旨味に変身。

デザート感覚で頂く、江戸前風の厚焼玉子🍳

運ばれてきたのは桜餅と見間違う桜の葉だけ🍃

その葉っぱを取ると下からお蕎麦が登場。

打ちたてのお蕎麦は風味も旨味も鮮烈。

宮島名物穴子釜炊きご飯。

穴子の料理がたくさん出ましたがやはりごはんが一番、鰻丼のタレと違い甘さ控えめでおこげがたまらなく美味しかったです😋

四万十海苔で包めばもう昇天👼

旅館の域を越えた抹茶のケーキで大感動の夕食は終了。

一つ一つ丁寧に作られた料理は目も舌も喜ぶ物ばかり、逸品に唸らされ感動にあふれた石亭さんの夕食でした。


 庭園の宿 石亭(夕食編①)

  2022年04月20日 (水)

夜の帳が降りる頃、お待ちかね夕食のお時間です。

石亭さんは最近少なくなったお部屋食、個室が主流となった現在自室で食べれるのは嬉しいことです。

食前酒は広島の地酒🍶

先付

穴子三昧

穴子黒米揚げ
穴子天ぷら
穴子棒寿司

黒米のクリスピーさが穴子の甘さを引き出しています。

始めのうちにお米で悪酔い防止、空腹にお米を入れる宿の心遣い😄

穴子の味を純粋に楽しめる天ぷら、やはりこれが一番美味しい食べ方です。

同じく先付

穴子と雲丹の胡麻醤油和え

穴子と雲丹の贅沢な組み合わせに白髪葱と針海苔で風味を増し、大葉と山葵が全体を締め小さなお皿に大きな悦びが🥰

造里

伊勢海老
雲丹
小鰯
太刀魚
かわはぎ

伊勢海老と雲丹はコメントなし王道のお味🦐

独特なお味と風味の太刀魚は皮目の脂がアクセント、人気も派手さもないですが何故かクセになる憎いお魚です🐟

淡白な身に肝ともみじに芽ネギをクルリと巻いて、この食べ方を考えた先人には感謝です😊

あまり知られてないですが広島の隠れグルメがこの小鰯、魚体はかなり小ぶりですがそれに反比例する脂乗り😲

中皿

広島牛ステーキ

お肉にはやっぱりビールでしょ🍺

多くの旅館さんはサーロインかヘレが多いですが、なかなか「これは」って肉に出会いませんね。

イチボやマルシンにカイノミといった旨味の強い部位の方が合うと思うんですが・・・

この後感動の料理が登場します。


お宿のランドマークである庭園で、これからジパング俱楽部特別企画が始まります。

池のほとりに置かれたお琴に横にスタンバってる方は、横笛演奏者の福原 一閒(ふくはら いっかん)さん。

横笛は歌舞伎や文楽にお祭りなどで幅広く使われる日本古来の木管楽器、竹で作られ温かみのある音色が特徴です。

お弟子さんの鼓と横笛のコラボ、早春のヒンヤリとした中凛とした空気が流れます。

スタッフから「お飲み物はいかがですか?」の問いにシャンパンを、サービスだと思っていたらチェックアウト時しっかり加算されていました😅

今度はお琴が加わって正月に必ず聞く、曲目はおなじみ「ツン ツクツクツククン♪」(題名は知りません💦)

素敵なお部屋に優雅な時間、非日常の時に身を委ねリラックス😃

大観のお部屋の床下にある隠れ家のようなライブラリー「吸吐文庫(スーパー文庫)」。

小説、美術、建築、料理、漫画と多岐に渡る書籍の数々、手の跡の残る少々くたびれた本が辿り着いたのがここ吸吐文庫です。

エントランスから続くサロンの階下にある床下空間を利用したライブラリーテラス。

北欧や欧米の椅子が居並び庭を向いて、そこで本を読むもよしワインを持ち込むもよしと自分の過ごし方で。

昼間はカフェとして夜はバーとしても利用できるテラス、もうどこにいたらいいか悩みます😀

目立たない場所にひっそり佇むワインセラー。

日本のワインもあって部屋飲みや夕食時のお供にと楽しみ方もいろいろ🍷

また言いますが石亭さんは一泊では全然足らないくらいの誂えがそこそこに、大人がワクワクする館内隅々まで探検したくなるようなお宿です。


 庭園の宿 石亭(客室編)

  2022年04月18日 (月)

バスは瀬戸内海を眺めながら西へ🚌

宮島を過ぎる事10分で宮浜温泉に到着、広島県は高温の自噴泉がないので温泉は少ない土地柄。

今宵お世話になるのは広島県屈指の名旅館「庭園の宿 石亭」さん、全11室と小規模ですがお部屋はそれぞれにテーマがあり個性的なお宿です。

今回はジパング俱楽部の全館貸切と贅沢な旅、同行する参加者のみなので妙な親近感がわきます。

館内に入ると目に飛び込んで来るのがお宿自慢のお庭、斜面に建っているのでその先には瀬戸内海を見渡すことが出来ます。

通されたのは抱月の間、一般の旅館では考えられない造りになっています。

お庭に開かれたオープンな主室。

茶室風の静かな寝室。

座り心地の良い椅子に低めの机の書斎、その先には庭が眺められる落ち着いた空間。

噴き出しの縁に腰をかけて池の鯉を眺めるのも、この部屋ならではのお楽しみ。

主室テーブルの上にはウエルカムスイーツの酒粕アイスと和菓子。

お部屋には檜風呂がありますが「もうすぐお風呂がわきます」と家庭と同じ給湯器、後で言いますが石亭さん唯一の欠点はズバリお風呂なんです😖

石亭さんのお部屋は庭を取り囲むように配置されてるので、お風呂だけは外から見えない造りです🛁

お部屋を探検中に発見した寝室の襖、それを開けてみるとそこには階段。

階段を上がり二階に行くと、そこは星空を眺める隠れリビング😲

二階にも小さいながら書斎があり、石亭さんはお部屋から館内至る所に書籍が置いてあります📚

眺めはこんな感じですが居心地が最高、一人になりたい時やリラックスするにはもってこいで一番気に入った場所でした。

階段下にある扉を開くと、そこはまたまた書斎と思いきや・・・

ナントそこはトイレ、室内に二カ所あるトイレの内こちらは物思いにふける場所です。

とにかく部屋が多すぎて困りますがどこも落ち着ける空間ばかり、一泊ではもったいなく連泊してこそその良さが分かる素敵なお部屋です😄


今からランチに向かいますが、ドライバーさんの配慮で急遽車窓から広島城見学😃

広島城は天正17年(1589)中国地方の大半を領有していた毛利輝元によって、水陸交通の便のよいこの地に築城されました。

通称「鯉城(りじょう)」の名で親しまれています🏯

こちらは旧広島市民球場跡地、現在は公園になっていますが旧球場の狭さが良く分かります⚾

広島のランドマークで世界遺産の「原爆ドーム」、ウクライナ侵攻で核兵器が使われないことを祈るばかりです。

昼食場所に着きましたがレストランの前に大型バスを止めることが出来ない脇道、下車して住宅街をてくてく歩きます。

この日のランチは広島市西区にある「ル ジャルダン グルマン」さん、広島を代表する一つ星フレンチレストランでシェフの経歴も華やか。

オーナーシェフは海外の星付きレストランで修業をされ、最近では豪華列車「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」の料理監修にも携わった小山シェフ。

外光が差し込む店内は白壁と茶色のフローリングで落ち着ける空間、閑静な住宅街で本格的なフレンチを頂きます。

メニューはこのツアーオリジナルのコース料理、通常もアラカルトメニューはなくコース料理のみだそうです。

厳選したワインはフランスのレストランで学んだ方法で買い揃えたものを店で熟成させる、良いコンディションのまま飲み頃をむかえた極上のワインたちがワインセラーで各々の出番を待っています。

ランチだしお値段も怖いので、グラスシャンパンで乾杯🍾

写真中央の方は当ブログ初登場相方のお母さん、呉から駆け付け今回は三人旅です😄

一皿目はアオリイカ。

イカを白ワインとイカ墨で煮たお皿で風味とコクがプラスされ甘みが増したイカ、それにサブレの食感とバターの香りが胃袋を刺激します。

二皿目は季節の野菜。

新鮮な野菜のサラダでメインを張るのが椎茸、舞茸のムースをのせキノコの風味が鮮烈でまるでお肉のよう😋

ここでアルザスの白ワインにチェンジ。

三皿目は川崎健さんの牡蠣。

このお皿は三層構造になっていてカキの殻の上に生クリームのソースを敷き、シャンパンで蒸した牡蠣の上にシャンパンの泡🍾🍾

生クリームのコクと牡蠣の旨味を覆う爽やかなシャンパンの泡、まさに三位一体となって口福に包まれます🥰

四皿目は川崎健さんのスズキ。

ポワレされパリッとした皮目にふっくらな白身、それを支えるのがほうれん草とエシャロットのソース🥬

口に入れるとまるで海苔風味のお吸い物みたいなソース、それに魚が合わない訳はなく不思議なソース。

次がお肉なので赤ワイン🍷

五皿目は広島県産榊山牛🐄

肉の強烈な旨味を引き立たせるソースは主張せず優しいテイスト、もちろん肉質も香りも抜群。

山口県岩国市さがらファームの🍓

甘みと酸味のバランスが良く、クリームソースとサブレが脇を固めるデザートでコースは終了。

フレンチと言えばソースを食べる感覚ですがこちらはあくまで黒子、素材の旨味や香りを邪魔せず引き出しています。

料理からサービスに至るまでスマートな「ル ジャルダン グルマン」さん、フレンチを気軽に楽しめるファインレストランでした。


 都会のオアシス縮景園

  2022年04月16日 (土)

広島駅からわずか10分足らずで本日最初で最後の観光地に到着。

ここは元和6年(1620)に浅野藩家老の上田宗箇により、浅野藩主の別邸の庭として築成された「縮景園」。

中国の世界的な景勝地「西湖」を模してつくられたとも伝えられている園内は、山川の景・京洛の態・深山の致を庭の中に縮景していることから「縮景園」と名付けられたそうです。

園内に入って真っ先に目に飛び込んできたのは桜の木、バスガイドさんも驚くほどこの数日で一気に開花したそうです🌸

今回ツアーで大活躍したこのイヤホン、ガイドさんから離れていても案内がクリアに聞こえる優れもの。

密を防ぐ意味でも良いアイデア、これはコロナ後ニュースタンダードになりそうな予感。

広島で一番有名な桜がこの木で、開花宣言の目安となる標本木がこの木です。

この源平枝垂れ桃は一本に白と赤2種類の花が咲く珍しい木で、昔白旗と赤旗を掲げて戦った源平合戦がその名の由来となっています。

ただこの縮景園はあの1945年に投下された原子爆弾により全壊、当時向こう60年は植物が生えないとされていましたが現在ではきれいな花を咲かせています🌹

数寄屋風書院造りで屋根は杮葺きになっている「清風館」、殿様の休みどころとして建造されました。

間口がかなり広いのは殿様がお城から籠に乗って来て、玄関に籠を横付けするために間口を広くしたそうです。

園の中央に掘られた濯纓池(たくえいち)には長寿を願った「鶴島」「亀島」と呼ばれる島があり、島の松は一年中緑で色が変わらなく年を取らないとの意味で植栽されています。

この池の水は園の北側を流れる京橋川から引いていますが河口に近いため,淡水と海水が混ざった「汽水」になっています。

このため淡水に棲む鯉やフナに海水に棲むボラやチヌなどが同居、写真中央の白い点は飛び跳ねたボラです🐟

天明の頃7代藩主が京都の庭師清水七郎右衛門に造らせた跨虹橋(ここうきょう)は、地上と天上を結ぶ虹に例えられているため橋が大きく反った構えになっています。

橋の高い所から眺める景色はまさに絶景、でも橋は急で手すりもなく滑りやすいのでご注意を。

池のほとりにあるわずか数反の水田は現在でも神事として田植えをして、稲刈りの様子は広島の風物詩になっています。

水田以外に茶畑もあり、これも神事の一環でお茶摘みも行われています🍵

敷地内には広島県立美術館があり、庭園と合わせて一度に芸術が満喫出来るスポットです。

広島市内のど真ん中にありながら静寂と歴史を感じ原爆の恐ろしさを後世に伝える「縮景園」、宮島・マツダスタジアム・呉のてつのくじら館に比べると確かに地味。

でも観光で歩き疲れたら素敵な庭園を眺めながらのブレイク、まさに都会のオアシス的な存在で外せない観光スポットですよ😉


まん防明けに春休みで人がちょっぴり戻って来たJR新大阪駅🚄

今回は珍しくJRグループ各社が主催するジパング倶楽部の団体旅行に参加、テーマは「庭園の宿 石亭」で過ごす春の訪れ2日間です。

途中姫路で白鷺城を眺めながら・・・

新大阪から約1時間半で相方の故郷広島に到着。

もみじ饅頭を全国区にしたB&Bは広島名誉県民もんです😁

中国JRバスの最新鋭貸切バスに乗車し、2日間のツアーが始まります🚌

今年のゴールデンウイークも営業しますがかなり変則営業、近づきましたらお知らせしますが電話が出たら営業なのでとにかくお電話でお確かめ下さい<(_ _)>


 やっと明けました

  2022年03月19日 (土)

1月27日から始まったまん延防止等重点措置が延長を含め、3月21日に解除されることが発表されました。

辛く長~いまん防がやっと終わり、3月23日より通常営業となります。

去年までと違い今年のまん防期間中ご来店のお客様は激減、身近な方に感染者や濃厚接触者も増えオミクロン株の猛威を思い知らされました。

まん防解除後も引き続き感染防止対策に注意しての営業、消毒に控えめな音量での会話などお客様のご協力をお願いします。

なお在庫調整のため3月20日(日)は臨時休業で定休日の21・22日をはさみ、3月23日17時より皆様のご来店お待ちしております<(_ _)>


 寝耳に水

  2022年02月27日 (日)

昨夜ヤフーで見た「首都・中京・関西10都府県、蔓延防止延長へ」のニュース、コロナ禍が始まり何度もまん延防止と緊急事態宣言を経験しましたが・・・

今回の延長は夢にも思っていませんでした。

3月6日まで我慢したら通常営業に戻れるつもりだったのに、恐らく延長になってしまうでしょう😣

正式決定すればお知らせしますが、当分の間は現状の営業スタイルのままです。

なお本日2月27日はご予約のお客様のお肉しか在庫がありませんので、予めご了承ください。

また2022年より第4月曜日は定休日となりますので、明日2月28日はお休みです。

なんかお休みのアナウンスばかりでごめんなさい。


皆様周知の通りまん延防止法が3月6日まで延長になりました。

それに伴い請来軒も3月6日まで21時閉店となります。

相変わらずご提供商品をかなり絞っての営業、何度もお願いしてますが「あるもので大丈夫」と言うお客様のご来店をお待ちしてます。

また日曜日と月曜日は事前のご予約が無ければ、早めに店じまいをする場合が多いので予めご了承ください。

感染しないよう、皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。


請来軒   大阪市淀川区十三本町1−2−6     電話:06−6390−1739
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